キャロルが納車されて初めて本格的に乗ってきました。
なんせ母のクルマなので乗る機会がないんでw
フレア(ワゴンR)でなく、あえてキャロルにした理由の一つ
それは
走り
650kgという軽量ボディ。先代キャロルよりも110kg、15%近い軽量化はハッキリわかるはず。
オマケにあえて最上級グレードのGXにしたのは
165/55R15のタイヤ と
前後スタビライザー
これらはNAではGXにしか装備されない。
今回の走行は県境の峠を越えて福井駅まで
普通、軽自動車ではあまり走りたくない峠道。アップダウンとヘアピンカーブ(Rは大きいがその分高い速度のコーナリングとなる)
帰りは国道のバイパスを淡々と
その走りは本当に軽快
一般道を走る限り、ターボは全く不要
流れに付いていくことに行くことにストレスはほぼない
で
軽量化が非常に効果的なのはすぐわかるのですが、乗り心地が悪くなったら元も子もないですよね
しかし乗り心地も凄くいいのは意外でした
旧型では時折、道路の継ぎ目などの段差で”ドンドン”としたリアの突き上げがあったり、荒れた路面ではブルブルとした振動が伝わってくることが良くありましたがそれがほぼ解消。
平行段差もショックは伝わりますがマイルドで苦になりません(さすがに段差が分からないというレベルではないですが)
意外なくらいしなやかです。運転してても軽自動車であることすら忘れるほど
また、下りのヘアピンカーブでもそれほどアンダーも無く抜けられます。
今回のモデルチェンジでスズキはリヤサスをI.T.L.から一般的なトーションビームに変更。
スペースと軽量化を目的とした変更らしいですが、これがいいのかも?
また、スタビライザーが付いていることでダンパーがマイルドなセッティングになっている?(姿勢保持のため突っ張る必要がない)
そして15インチタイヤは指定空気圧が極端に高くないこともあるかもしれない(下位グレードは145/80R13で燃費を稼ぐため指定空気圧が高い)
以前、清水和夫氏がDST(ダイナミックセーフティテスト)でアルトターボRSを絶賛していましたが、その一部でも受け継いでいるのではないでしょうか?
VIDEO
普通の走行で気になった事
・インパネシフトはやっぱり慣れず、駐車場で何度も手が空を切るw
・サイドブレーキレバーが思ってるより高い位置なので本当に下りてるか何度もチェックするw
・ドラポジが今ひとつしっくりこない。ステアリングがやや遠く、ヘッドレストも前過ぎて頭が押される。ルームミラーも近すぎ。
・車線逸脱警報機能に何度も怒られるw
・ディスチャージヘッドランプはやっぱり明るくて見やすい
・今や軽でもオートライト、やっぱり便利
・後退時ブレーキサポートが付くのはありがたいがあまりにピーピー鳴るのでバックが凄く慎重になるw
高速は乗ってませんが国道バイパスでは少し高い速度で巡航するも、背が低いので空気抵抗が少ない。スーッと滑るように走る
これだけの軽量化をしてるから、防音材、吸音材の類の少なさは容易に想像が付く
きっとそれなりに音がするだろうと覚悟していたのだが、非常に静か。コレが最大の驚きだった。ロードノイズが非常に静かなのはタイヤが新品のエコピアなのは相当あるだろうが。
エンジン音自体もあまり大きな音がしないので凄い遠くに感じるほど。回転をあげればそれなりに音量は増すが軽快な音で嫌どころかむしろいい音だと感じる。
契約してからアルトの試乗記を色々読んだが、総じて評価が高かった。(その記事自体が4年前だし)自分のがデミオというBセグでも走りの良い方だからあまり期待してもいけないだろうと思っていたが、むしろ事前の予想をかなり上回る走りでした。
これらはあくまでも一般道での話である
高速道路でもなくサーキットでもなくワインディングをかっとんだわけでもない
そんなことをすればすぐに馬脚を現すのではないだろうか?
でもあくまでも軽自動車である。
そこまでは求めず、街中での走りが爽快ならばよしとしなければ
ましてや120万円のクルマだよw
何より驚いたのは
交差点を左折しようと、巡航から減速して曲がったとき
曲がりたがらないわけでもなく、踏ん張って曲がるわけでもなく
スッと回れたこと
単に交差点を曲がって感心したのはNAロードスター以来だったww
Posted at 2019/10/13 22:19:56 | |
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キャロル(HB36S) | 日記