昨日の韓国GP。ガラガラの観客席を除けばwいいレースでしたね
特に不振のザウバーに乗るヒュルケンベルグが4位入賞。ハミルトン、アロンソ、バトンを抑えての順位は素直に褒めるしかないでしょう
ここに来て4連勝と絶好調のベッテル。もし次の鈴鹿で優勝、アロンソが9位以下なら4年連続(!)のチャンピオンが決定します。
なかなか厳しい条件ではありますが長らく鈴鹿のチャンピオン決定を見てないですからここはひとつ頑張って欲しいものです
アロンソはレース終わってすぐ飛行機に乗って日本到着
よほど韓国に居たくないのか
アロンソは秋葉原での目撃情報もあるほど親日家ですからねw
さて、F-1をはじめとするモータースポーツは”走る実験室”として、現在の自動車産業に大きな技術的メリットを供与してきました
最近は市販車との技術的の差が大きくなってきたせいもあり(特にF-1では)その恩恵は感じられなくなってきました
しかし、来年のレギュレーションの大幅な変更によって”走る実験室”が復活するかも?
先日、エネチャージを体験して
如何にオルタネーターの負担が大きいかを実感
エネチャージ(スズキ)やi-ELOOP(マツダ)は減速時に発生する運動エネルギーを電気として回収する回生システム
コレはF-1でも
KERSとして既に搭載されてます
その使用目的はレースと市販車とは違いますが回収する原理的には同じ
F-1では来年から
KERSに加え、
ERS-Hという別の回生システムも搭載されます
ターボに付けられたモーター発電ユニット(MGU-H)によって排気ガスの熱エネルギーを回収して電気へと変換する
要は排気エネルギーで発電する
これ、市販車にも搭載出来ないんですかね?
排気エネルギーは常に捨てているわけで
その熱エネルギーは燃料燃焼の実に55%にも及ぶらしい(ルノースポーツ曰く)
この膨大なエネルギーを今までは捨てていた(ターボは利用してますが)わけで
コレを電気に替えればそれこそハイブリッド辺りには非常に有効的じゃないですかね?
ま、
シロートによる机上の空論ではありますが(爆
無論、技術者は考えているんでしょうね
だからこそ来年からF-1に義務付けて発展させる目的なんでしょけど
もう一つお付き合いくださいw
コレはザウバーの後部
リヤウイング下にダクトが見えますよね
これはパッシブ式のDRS(空気抵抗低減システム)
その仕組みや目的の詳細は不明ですが
恐らくインダクションポッドから入った空気の一部をリヤウイングに導くことによってドラッグを低減させていると思えます
市販車の多く、特にハイト系の車はリヤが垂直になっている物が多いですね
コレは非常に空気抵抗が大きいんじゃないですか?
ハッチバックでリヤだけが非常に汚れるのは簡単に体験出来ると思います
このリヤハッチ部は周囲に比べると圧力が低くなって、後輪によって巻き上げられた空気の流れがリヤハッチに引き込まれるのが一因

↑リヤハッチ周辺に注目
リヤが負圧になっているということはコレはすなわち空気抵抗の大きさに繋がります
そこでDRSを搭載
例えば、ルーフやボディサイドから空気を取り入れ
バンパーやハッチのアウトレットから吹き出すと後部の負圧は低減できないですかね?
まぁ、これこそ
どシロートの机上の空論の極みですね(核爆
実際はダクトの設置・メンテの問題とか
吸気音や風切り音の増大といったデメリットが簡単に浮かびますからwwww
Posted at 2013/10/07 22:21:05 | |
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