
去る6月22日
世界で唯一のロータリーエンジン搭載車であるRX-8の生産が終了したそうです。
中国新聞の記事 →
RE車の生産終了は22日
マツダに乗っているマツダファンとしては寂しいとしか言いようが無いですね・・・
生産中止自体は去年から決まっていましたがその日を迎えると・・・
実はRX-8は登場(いや、デトロイトモーターショーにプロトタイプが発表された)時から非常に憧れたモデルでした。
なによりもそのスタイルがカッコいい!!
そしてロータリーエンジン
Dラーで試乗させてもらったときはそのドライビングフィールにスポーツカーそのものだと感じました
重心に座っているという物理特性はスポーツカーそのもの
自分的にはスポーツカーとは速さではなく、その乗車位置の方が重要なんです
普通の乗用車ではターボや4WDなどで武装しようが重心近くに座ることはありえないですから
ホイールベースの中央付近に低く座る
左右の旋回時には運転者を中心として旋回する
そのときのロールセンターもお尻の下ではなく、胃の付近に感じる
それがスポーツカーなんです!
そして
かつてのランティス・クーペ乗りとして
くすぐられるのがそのパッケージング
外観は小さなボディ
どう見てもリヤシートなんてオマケにしか見えないのに乗ってしまえば大人4人でも無理なく、意外なくらい快適
それを実現するために様々な工夫
そしてデザイン上のトリックを用いていてます
アクセラではそういう感じは感じないですね、実にマトモ
8もランティスも
フロントはスポーティな低いシート位置でありながら、その下のフロアを窪ませ、リヤの乗員のつま先がFシート下に入るようになっています。
RX-8は

Cピラーを前進させてキャビンを小さく見せ、Rウインドーをラウンドさせることによってヘッドクリアランスを確保
そしてそのままだとリヤドアが成り立たないので観音開きとしている
ランティス・クーペでは

ルーフラインを水平に近くしつつ後端をキックアップさせてハッチのヒンジを格納(そのままだとヒンジによって天井が下がる)
そしてサイドウインド上のラインは後ろ下がりにし(ルーフラインとは逆!)ベルトラインをウエッジシェイプとすることによってクーペの名に恥じないスタイルにしています。
後半はやや脱線してしまいましたが(汗
マツダはロータリーの開発はやめないと発言しています
靭-SHINARI-が8の後継モデル(RX-9?)もウワサされてますし
RX-7の新型のウワサも絶えない
ロータリーの復活をじっくりと待つとしましょうか!
Posted at 2012/06/23 22:19:22 | |
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