
って
決してスズキのことではないですよ(笑
大作・話題作の連続だったサマーシーズンを締めくくる作品にふさわしいのか?
自らの目で確かめに行ってきましたw
「マン・オブ・スティール」
高度な文明を誇った惑星クリプトン
だが、乱開発により星としての寿命は尽きようとしていた
指導者の一人で科学者のジョー=エルは生まれたばかりの息子、カル=エルを宇宙船に乗せ地球へと避難させた
カル=エルは地球で農場を営むケント夫妻に拾われクラーク・ケントとして育てられる
しかし、かつてクリプトンでクーデターを起こして追放されたゾッド将軍はジョー=エルの息子が地球にいることを突き止め、地球にやってくる
今回は3D・吹替で鑑賞
お馴染み、スーパーマンのリブート
クリストファー・リーブ版の「スーパーマン」はリアルタイムでみてますね
78年に公開されたのでもう35年も前なのですね
ってオレ、小学低学年ですでに映画見てたんだ!
話の大筋は78年版とそれほど大きな違いはないですが
今回はダークナイトシリーズのクリストファー・ノーランが制作を勤めている関係上、大幅なリニューアルが施されてます
まずそのコスチューム
色調はダークになり赤いパンツも履いてません
特徴的な前髪もなし
また、今までポップで明るい作風もガラリと変わり、シリアスでダークな作風へ
正直、スーパーマンはあまり悩まずに明るい象徴でいて欲しかったのですが・・・
反面、その能力を持つがゆえの悩みや苦しみも丁寧に描かれてます
いじめにあっていた少年時代、自らの出生の秘密ゆえ、放浪の旅に出かけたり
クラークを育てる養父ジョナサンの教えがココロに深く刺さります
ジョナサンを演じるのはケビン・コスナー
養母役のダイアン・レイン共々とてもいい演技でした
特にクラークの能力を人前にさらさないよう自らの身を呈するシーンは・・・・泣ける(;_;)
意外にも今作で一番印象に残る演技は彼でした
後半はゾッド将軍率いるクリプトン軍との戦い

大都市・メトロポリスを舞台にして壮絶な戦いが繰り広げられます
高層ビルをなぎ倒し、超音速でぶつかり合うシーンの連続に瞬きも忘れるほど
「スーパーマンⅡ」も同様のシーンがあり、当時としてはかなりの破壊っぷりでしたがもはや比較にならないほど
「アベンジャーズ」の市街地戦の数倍のスケールといえばわかりやすいでしょうか?
↓チョットダケヨ
深いドラマとアクションが相まって143分という尺を全く飽きさせない傑作!
9.5点/10点満点
しかし
映画としてみればほぼ満点に近い出来ですが、これをスーパーマンの映画としてみるとグッと点数が下がってしまいます(エ?
スーパーマン役のヘンリー・カヴィルの見た目は文句なしだし、コスチュームの変化もそれほど違和感なかった
しかし、
スーパーマンとして弱きものを助ける。ってことが決定的に欠けてます。
強大な敵を前に摩天楼を破壊しまくり、一体どれだけの人を危険に晒したかってこともあるし

前は「1」で人々を助けてヒーローと認められたあとに「2」でゾッド将軍と戦います
今回はまだ知られてない中ですからあれではどっちがヒーローでどっちが侵略者かはさっぱり分からないでしょう
新聞記者クラーク・ケントの三枚目っぷりも皆無
ま、
コレはこれからの期待ですかね!
そして、やっぱりあのテーマ曲が無いのも寂しかったですね
あの曲を聞きながら空を飛ぶスーパーマンのシーンで締めくくると「見たぞ!」って気分になるんですがw
既に続編も決定してます!
その続編では何と!
バットマンとの対決!
そのバットマンがクリスチャン・ベールでないのが残念ですが・・・
Posted at 2013/09/07 22:23:51 | |
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