
昨日の続き
バイオハザードの待ち時間に上映表見ていたらこの映画のタイトルが目に入った。
評判を聞いてたのだが公開が小規模なので北陸では公開しないかもと思っていたのだが(現に北陸ではココだけだった)
時間もバイオハザードの40分後、上映時間は90分足らずなので見ることにした。前にちらっと予告編を見ただけ。誰が出てるかどうかも知らないけどねw
正月には全く向かないと思う内容だけどw客は結構多かった。
ドント・ブリーズ
デトロイトの住宅街の外れ、とある老人が大金を持っているとの噂に若者3人が強盗に入ることを相談していた。
アレックスは気が進まなかったが家を出たがってたロッキーを想い決意する。
周りは空家だらけ、老人は盲目の一人住まい。簡単なことだと思った3人は深夜強盗に入る。
しかしその老人は目が見えない代わりに聴覚が超人的に発達していたため、暗闇の中で身動き一つ取れない状況に追い込まれていく。
出演/ジェーン・レビ、ディラン・ミネット、スティーブン・ラング
監督/フェデ・アルバレス
ハッキリ言って低予算映画、出演者は数人、舞台はほぼ家の中とその周辺のみ
しかし、全米では公開3日間で制作費の3倍近い興行収入を上げて2週連続1位の大ヒット!
感想は一言
コワい!!!!!!
幽霊も化け物も出ず、残虐シーンもほとんどないのにとにかくコワい!
バカにしていたこの老人だが、ほんのかすかな物音でその場所を特定できるほどの聴覚の持ち主。
しかも元軍人なので格闘になると全く太刀打ちできず、銃の使いも慣れている。
ちょっと動いてかすかに床がきしんだだけでこちらを向くのにドキッ!
無音のシーンも多々あるがそれがとにかくコワいし、脅かし的な演出もそれほどない。
見ているこっちも文字通り息すらできず、座席で全く動けませんでしたw
みんなそうなので無音のシーンなのに客もみんな気配を消していたほどwwww
88分の上映時間だがなんと長く感じたことやら・・・・
これで120分だったりしたら見てるこちらの実が持たないw
見終わってへとへとになるほどの緊張感でした。
今の時代、こういう状況に追い込まれれば携帯電話が使えるのだが、主人公たちは強盗に入っているので警察に連絡するってわけにはいかず、しかも貧困からの脱出というそれ相応の理由があるのでどうしても金が要る。
しかもこの老人はとある理由で絶望感に打ちひしがれてるので良心の呵責もなく見つかったら一巻の終わりというギリギリ感。
強盗に入った不良少年と被害者の老人。
普通ならこの老人に肩入れしなきゃいけない。そうなると少年たちがやっつけられるだけの爽快な映画になるはずなのだが、そうではない。
実にうまい脚本と演出。
9.3点/10点満点
後半、この老人のとある事実が分かるがこれが実に・・・あれで・・・
特に女性は非常に後味悪いことになりかねないけど一応おススメはしておこう
Posted at 2017/01/03 22:43:38 | |
トラックバック(0) |
映画 | 日記