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2017年11月03日 イイね!

第57回アカデミー賞8部門受賞作

第57回アカデミー賞8部門受賞作最近は昔の映画もデジタルでリマスターされ、再上映されるケースが増えてきてます。

例えば「午前10時の映画祭」もそうですし、
「タイタニック」や「ターミネーター2」などは3D化されてます。

かつての名作を改めて映画館で見る機会が増えるのは嬉しいばかり。

見ていないのはもちろんですが、もう一度劇場の大スクリーンで見るとやっぱりいいな!と。




今日見てきたのもそんな一本
1984年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など8部門を制覇した名作中の名作



アマデウス
1820年代のウイーン。とある老人が自殺を図る。彼は「モーツァルト!許してくれ、君を殺したのは私だ」と叫びながら。
彼はかつて宮中作曲家務めたアントニオ・サリエリ、訪問した神父に驚愕すべき告白を話し始めた。

出演/F・マーリー・エイブラハム、トム・ハルス
監督/ミロス・フォアマン


神童と呼ばれ、わずか35歳でこの世を去ったヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを描いた映画。


もう30年以上も前の映画ですが公開時に見ていますw(多分、アカデミー賞受賞作を初めて映画館で見たのではなかったかな?)

まだ子供だった自分ですが、かなりの衝撃を受けた映画の一つです。
で、改めて見直してさらに大きな衝撃でした。

そのくらいの傑作

サントラも持ってます
それも3枚組のをw


とにかく完璧
脚本、演出、美術、そして主演2人が素晴らしい
モーツァルトを演じたトム・ハルスはそのイメージからはかけ離れた下品で幼稚でどうしようもなくだらしないダメ男

しかし、彼の曲は神の言葉ともいえる素晴らしい曲ばかり

そんな彼の才能を認めつつ、なぜその才能をこの下品な男に与えたのかと神を恨むサリエリ。

F・マーリー・エイブラハムがこの複雑な役を演じていますが特に素晴らしいのが妻が持ってきたオリジナルを楽譜を見るシーン
驚きと感動、嫉妬と落胆が入り混じる表情


そしてこの二人がぶつかり合うクライマックス、「レクイエム」の作曲シーンは凄まじい


こんなすごい演技をしていたんだとこの歳になって改めて分かった気がします。





さて、この映画は音楽が非常に重要。

モーツァルトの名曲が非常に効果的にちりばめられています。






ここで見ました




金沢駅前すぐの




石川県立音楽堂の大ホール





アマデウスLIVE~ムービー・オン・クラシック
劇中の音楽をフルオーケストラの生演奏での上映です。


演奏はオーケストラアンサンブル金沢
指揮は辻 博之



欧米を中心に大成功を収めている公演が遂に日本上陸
しかも金沢が初日です!
つまり、日本で初めてこの公演を楽しませてもらいました!!

クラシック専用の大ホールでの生演奏と合唱は最高でした!
席は奮発してS席。1階の15列目でした。


映画の台詞や効果音はやや響きが強すぎると感じたのですが、演奏となるとそれが丁度いい響きに!
さすがです


もう音楽は最高以外の言葉しかありません


クラシック音楽は指揮と演奏によってかなり印象が変わってしまいますが、今回は映画に使われたのをほぼ忠実に演奏していました。
音ズレも全くなく、劇中のオペラの独唱とのマッチングも全く違和感なし。



この予告編でも流れている「後宮からの誘拐、フィナーレ」や「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」そして「レクイエム」

演奏が終わっても映画としては続いているのですが思わず拍手したくなるのを抑えてましたw


公演後、あんなに長い間拍手をしたのは初めてかもw
そのくらい良かったです!
Posted at 2017/11/03 21:39:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

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