
あれ?
ジョンの息子はジャックじゃなくてジョンJr.じゃ無かったっけ?
なんて思いながら見てました(笑
「ダイ・ハード/ラストデイ」
モスクワで警察に捕まった息子ジャックに会うためロシアに渡ったジョン・マクレーン。
ジャックはとある陰謀の証人として裁判に出廷していたが、裁判が始まった直後、武装集団が裁判所を襲撃
運良く逃げ出せたジャックを追うジョンだったが・・・
世界一運の悪い男、マクレーンがまたもや大事件に巻き込まれるシリーズ第5弾
4は娘が登場していましたが(今回もちょっと出てます)5は息子とコンビを組みます
アクションは凄まじいですよ
冒頭のモスクワ市内の破壊しまくるカーチェイスは特筆モノ
しかし、今回もなかなか死にませんw
普通の人間なら軽く10回は死んでるでしょう(爆
息子のジャックもジョンのDNAを引き継いでいるわけで
運の悪さも簡単に死なないところもオヤジそっくりw
今後はジャックがこのシリーズ引き継ぐんですかねw
88年のシリーズ第一作「ダイ・ハード」はそれこそアクション映画の流れを変えたと言っても過言じゃない大傑作だった
超大作でも話題作でも無く、秋にひっそり公開されたが
(現に興行収入は大したこと無かった)、何の期待もせず見に行ってその面白さに痺れました
主人公は刑事だがスーパーヒーローでも何でもなく
頭も薄くなりかけた中年のオッサン
そんな彼がたまたま運の悪い時と場所に居合わせて
正義ではなく、人質となった妻を助けたいがためにボロボロになって戦う
「なんで俺が」とボヤきながら戦う主人公なんて初めてで斬新だった
高層ビルの中だけ。エレベーターシャフトや換気ダクトを巧みに利用した閉鎖感と高所恐怖症の演出。
ジョンとホリーの関係が敵にバレていない緊張感が、アホなレポーターのせいで一気に崩れ去る面白さ
張られた伏線が一気に収められる脚本も見事(写真立てを起こすシーンで思わずアッと声を上げたのは自分だけじゃあるまい)
第2作も上手く引き継いでいた
第3作以降はそんなプロットを何度も引き継ぐわけにいかないので違うテイストに変更するが単なるアクション映画になったのも事実
普通じゃありえない状況をとんでもない手段で乗り切る。でもマクレーンなら許せる。そんな概念を植えつけられているので安心して見れるし、リアリティがどうこうなんて笑って済ませられる
それこそがこのシリーズの最大の強みだろう
今回も同じような感じ
だから第1作とは全く別のアクション映画として楽しみましょう
8点/10点満点
そうそう
珍しくビスタサイズだった
最近はシネスコばっかりだったし
デジタルでなくフィルムだったし(多分)。クリアすぎず適度にフィルムグレイン(ザラザラとした粒子)が乗った映像も懐かしさを感じる
Posted at 2013/02/17 22:46:35 | |
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