
家のBDレコーダーが壊れました(゚´Д`゚)゚
再生とかは問題ないんですが、録画が出来ない(一番重要w
う~んまだ3年くらいしか経ってないのにな・・・
修理出すとHD中身が消えるおそれもあるし、新しいの購入かな・・・?
さて、日曜は映画見てました
レビューが一日遅れたのはその感想をまとめるのに苦労したからです
決して娯楽作でないのですがいい映画でしたよ
許されざる者
明治初期
かつて幕府側の幾多の志士を斬りまくり、「人斬り十兵衛と」官軍に恐れらた蒲田十兵衛だが、今は開拓中の蝦夷でひっそりと暮らしていた
そこにかつての戦友である馬場金蔵が訪れる。女郎が切りつけられた件で犯人の首に賞金が掛かっているので誘いに来たのだった
十兵衛は今はなき妻に二度と人を斬らぬと誓ったと誘いを断るが、貧しさから幼い子供たちのため、再び刀を手にするが
クリント・イーストウッドの同名西部劇を日本に置き換えたリメイク
基本的なストーリーやキャラクターはほぼ同じでした
オリジナルはアカデミー賞で作品賞・監督賞・助演男優賞に輝く名作でした
自分も映画館で見ていますが、まだまだ若い自分には正直消化しきれないほどの重いテーマ
今回のリメイク版もずっしりと重く、かつ濃密なドラマです
お気軽なリメイクではないし、きちんと押さえるところは押さえてあるし
演出、そして出演者が皆素晴らしい演技で実に骨太な映画ですね
9点/10点満点
ただ、
カタルシスは皆無ですので
暴力描写も激しく、
人の命を奪うということを非常に重く扱ってます
ラストの立ち回りも凄惨の一言
オリジナルとは若干の変更が施されてますがそれが余計な変更と思えるところもチラホラ
そもそもイーストウッド監督は非常に平坦でセリフの少ない演出をしてましたが
リメイクはセリフを多く説明的
特に十兵衛の妻に関することは完全に余計
オリジナルは妻に関することは殆ど触れられなかったのですが、
ラストに町を出て行く時に発した一言ではたと気づいた構成が見事と感じたので(何故、再び銃を手にしたかと。決して金だけでは無いのだと)
悪役の警察署長・大石もあれでは単なる権力欲にまみれたサディスト
暴力で押さえてるだけ(でも佐藤浩市は見事に憎々しく演じてました)
オリジナルの保安官(ジーン・ハックマン)も確かに暴力的で町を牛耳ってましたが、そこには町と人々を守るという意味があったはず
ついつい、見比べての辛口になってしまいましたがそれはリメイクの宿命
むしろ、邦画でこれだけの作品はそうそう無いでしょう
全てにおいて制作陣の力がこもった佳作です
北海道で全編ロケした映像は見事でした

Posted at 2013/09/23 22:09:51 | |
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