ここ1週間ほど、かなり辛い出来事で落ち込んでいました
でも少し落ち着いてきましたので書いてみます(ひょっとすると後日削除するかもしれません)
これから書くことはかなり辛い内容なので苦手な方はスルーしていただくほうがいいと思います。
書くことによって自分のココロが少しでも整理できれば。と思う全く自己的な内容です。
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12月16日
爆弾低気圧の影響で大雪警報が出ている夜
冷え込みが激しく、雪も舞う中でした
近所に住んでいる伯父さんが救急搬送されました
搬送されるときは意識がなく、呼吸停止、顔色も土色。
心臓は動いていましたし大きな外傷が無かったのですが、病院で下された診察結果は
脊髄損傷
階段から転落して首を捻挫。頸椎が脊髄を圧迫した結果として呼吸が停止し心臓も停止寸前だったそうです。
救急搬送が早かったので幸い一命はとりとめました
しかし、首から下は完全に麻痺
呼吸も人工呼吸器頼り
正直、いつ人工呼吸器を止めるか。という状態でした。
しかし、二日目にお見舞い行った時に意識は回復
首は動かせる状態でしゃべれないもののこちらの言うことは聞こえて理解しています
頸椎を固定させる手術も成功でした
しかし担当医曰く「希望は持たせられない」とのこと
伯父には娘が3人
長女は同じ市内で済んでますが残りは東京
もちろん即こちらに飛んできましたが、泣き腫らしたその表情を見ているとこちらも辛くなりました
伯父は男の子に恵まれなかったので、小さいときは可愛がってもらえました。父親のいない自分にとっては父親同然でした。
これから先、どうなるかは全くわかりません
損傷した脊髄は回復することは全くないそうです
このままの状態が続くことは確実
しかし、今日からICU(集中治療室)から一般病棟へ移れました
とりあえず命の危機は去ったと思います
長女が非常にしっかりした人で、こんな状況でも明るく気丈に振る舞っています
「あの時、死んでいたかもしれないかと思うと、今不完全でも生きて顔を見ているほうがはるかに嬉しい」こんなことを言ってました。
せめて人工呼吸器が外され、車いすでの生活ができれば。との希望を持っています。
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クリストファー・リーブという俳優さんをご存じですか?

そう、正にスーパーマンその人です
彼も乗馬中に転倒し脊髄損傷し、首から下が麻痺しました
このニュースにショックを受けたのも覚えてます
しかし、6か月後には自宅へ戻り
10か月後には68回アカデミー賞授賞式で車いすで登場し、客席からの盛大なスタンディングオベーションを受けてスピーチ
4年後にはテレビドラマに出演するほどまで回復
財団を設立し、脊髄損傷者を治療する医学・医療を推進するため多大な功績を残しました。
しかし、心臓疾患を併発し52歳でこの世を去ります
脊髄損傷が(ある程度)治癒できるようになる世が来たとなればそれは彼のおかげです
そんな時が少しでも早く来ることを望んでいます・・・・
Posted at 2014/12/23 22:24:03 | |
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