
今日はファーストデイでしたので映画に
昨日のブログであんな事書きましたがそれには含まれてませんw
公開2週目なんですが、最寄りのイオンシネマでは夜しかやてっないし、いつもの福井コロナも上映無し。
なので福井駅前のテアトルサンクという映画館に行きました。
シネコンじゃない映画館は随分久しぶり!
流石に古さは感じますがスクリーン、音響は新しいものなので問題なし
むしろ作りが古い分、スクリーンは大きいし天井が凄く高い
空間が広いので
音は少し響きが強めで
「ああ、映画館らしい」と感じましたね
今のシネコンは床はカーペット張り、壁も吸音材なのでこの響きがほとんど無いんですよ。
響きは映画にあらかじめ入っているので余計な響きは無用という考え方見たいです
見てきたのは
ハクソー・リッジ
第二次世界大戦のさなか、デズモンド・ドスは軍に志願するが、「汝、殺すことなかれ」を大事にしてきたデズモンドは決して銃を手に取らなかった。上官からは疎まれ、仲間からはいじめにあいながらも信念を貫き通した彼は衛生兵として激戦の沖縄へと向かう。
出演/アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、ヒューゴ・ウィービング
監督/メル・ギブソン
これは実話の映画化です!
時は大戦下
軍隊である以上、たとえ衛生兵であろうとも銃の訓練は必須のはずだが断固として拒否
上官の命令を聞かなかったということで軍法会議にかけられ、仲間からは臆病者と嘲られ。
しかし、愛国心と人を救うという信念にこれほど真っ直ぐなことがあったとは初めて知りました
自軍が撤退した後も助けを求める声にたった一人で引き返して一人ずつ救出していく
「神よ、あと一人だけお助け下さい」と祈りながら何度も引き返す姿には感動しました!
メル・ギブソン監督作ということで、戦場での残酷描写は容赦なしです。
覚悟はしていきましたが思わず顔をそむけたくなるほど
そのせいでPG12なんですが
個人的にはむしろ戦争を知らない子供たちに見てほしいと思う
トラウマになりかねないかもしれないけれど、いくら文字で「戦争は駄目だ」と言われてもわからないでしょう?
悲惨な現実(おそらく現実はもっとひどいでしょう)を見せるべき
「プライベート・ライアン」もかなり衝撃を受けた自分
今作はそれをも凌駕するほどの作品です(けど免疫ができている自分が悲しい・・)
相手は当然日本軍なのでちょっと危惧していましたが日本に対する悪意はあまり感じられず少しほっと
ただ、前田高地を米軍が制圧していくシーンは少しだけ
まるで日本人が悪、米軍が正義と見えてしまった。まぁ仕方ないけどね
戦場シーンがあまりに強烈でしたが前半はむしろのんびりとしたドラマ
主人公の周辺をキッチリ描いているので後半の彼の行動に唐突感が無かったのは巧い構成です
9.3点/10点満点
今年のアカデミー賞には作品賞、監督賞、主演男優賞他計6ノミネートでしたが、主要賞を受賞していてもおかしくなかったほど
メル・ギブソンってDVやら人種差別発言やらですっかり干されていたと思っていたんですが、監督としての力を見せつけてくれましたね!
良いモノは素直に評価するアカデミー賞もエライ!
Posted at 2017/07/01 21:43:39 | |
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