
自分的には
映画というのは映画館で見るもの
と決めつけております。
今はBDとかDVD、配信などでも高画質で見られますが
絶対に映画館で見る方が良い!
音響とか大画面もいいですが、他に邪魔されず没頭してみるというのが大事
家だとついつい他に気を取られてしまいます
古い映画だとみる機会が無くなってしまいますが、リバイバルって有難い。
土曜は自分が生まれるよりずっと前の映画を見に行ってきました。
七人の侍
戦国時代のとある貧しい農村。農民たちは野武士たちの略奪におののいていた。そこで村を守るために用心棒を雇うことを決意、食うに窮する七人の侍を探し出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる。
出演/三船敏郎、志村喬
監督/黒澤明
イオンシネマ金沢フォーラス
もはや説明不要の日本映画史に残る名画
これを基にした映画が一体何本あることやら・・・
去年もハリウッド版リメイク(のリメイク)である「マグニフィセント・セブン」を見て非常に面白かったので、その時も興味をもちました。
実は見たことが無かったのです・・・
前にテレビてチラッと見たことがあったような気もしますが、真っ暗な画で何が何だか分からず・・・
台詞も聞き取れなかったし・・
もちろん、今回はデジタルリマスター版
去年もリバイバル公開されてましたが200分以上という長さに躊躇してしまい・・
しかし、今年も午前10時の映画祭で上映されることとなり見に行きました。
内容は自分なんぞがどうこう言うのもはばかれますがw
今となってはのんびりとした映画できっと退屈なんだろう。これで3時間半は耐えられるのかと危惧しておりました。
しかし、始まればグイグイ惹きつけられ、全く飽きさせない出来でした。
アクションの見せ場的には野武士の襲来となる後半1時間だけなのですが
侍のリクルートから戦いの準備といった過程も面白く
(以外にも)コメディリリーフの三船敏郎がいいタイミングで笑いを取っていきますw
またリーダーの志村喬のカリスマ性は素晴らしい。彼についていくのも納得です。
クライマックスの野武士との戦いの迫力はさすが
特殊効果がほとんど存在しない時代ゆえに生の迫力とはこのこと
時代的に人を斬る音や刀を交える効果音が入っていないのがちょっとね・・・
また、ケレン味を一切排除しているのでカタルシスが無く、意外にもあっさり
侍が命を落とすシーンも全く感動しない
これは多分意図的なんでしょうね
ま、さすがに古いのでリマスターされているとはいえ今のようなくっきりとした画質ではありません。
しかし、昔のモノクロ上映とは画質が全く違います
ホコリや傷は皆無
画面が細かく上下にぶれることも全くなし
コントラストもはっきりしているので見えにくさも無いです。
特にオープニングタイトルや草花、白米の白さが印象的なほど真っ白なのです・
音声もノイズが取り除かれクリアな音声になっているそうですが、(特に三船敏郎が)怒鳴るように早口で喋るシーンが多いので半分くらいは何言ってるのか分からずw
オリジナルは全く聞き取れないそうなのでかなり改善はされてるようですがw
2時間たったところで画面に大きく
「休憩」と出るのはありがたいww
Posted at 2018/06/10 14:52:03 | |
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