
棚ぼたのお休みでしたね
滅多にみられない儀式の日なので午前中はテレビをチラチラ
午後から映画に。
天気予報は雨だったけど綺麗に晴れ渡った気持ちのいい天気。
自転車も乗りたかったけど、先日装着した新タイヤが逆向きだったことに気付いて断念w
ジョーカー
コメディアン志望のアーサーは病気の母の面倒を見ながら大道芸人のピエロとして細々と生活していた。
町の不良少年たちに暴行受けたアーサーは同僚から護身用に拳銃を貰い、地下鉄で男たちに絡まれたときにとっさに3人を銃で殺してしまう。
出演/ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ
監督/トッド・フィリップス
イオンシネマ新小松 2D字幕 122分
バットマンの宿敵・ジョーカーが如何にして誕生したかを描く
最初はあまり見たくなかったんですけどね
だってどう考えても悲惨な内容か過度に暴力的な内容かと
しかし、ベネチア国際映画賞で最高賞の金獅子賞を受賞したりと前評判は上々
日本でもDCコミック史上最高の興収を挙げる大ヒット
3週目でようやく見に行きました
しかし凄い映画でした
思っていた暴力的でもなかったし(いや、結構アレかも
意外と面白かった(というのもなんだけど
とにかくホアキンの演技が凄まじい
終始目は死んでるし、無理に笑い顔を作ってても目は泣いていたり
姿勢も悪くトボトボ歩き、髪はボサボサ。ハッキリ言って近くに来たら逃げる。
それが殺しをしていくたびに目はランランと輝きだし、自信に満ちて姿勢もシャンとしてくる。
神経的な障害で突然笑いだしたりするのも最初は気持ち悪いだけなのにそれがだんだん怖くなってくる
見ているこちらの精神にじわじわと食い込んでくる・・・
今作は過去のDC作品から独立した作品なので過去のバットマンを見ていなくても全然OK
ただし、意外なほど関連性は高く、「あぁ」と思うところが多々ある
ノーランのダークナイト3部作を見ておくとより深く楽しめるはず(後でも可
とにかくホアキンを見る映画
ほとんど出ずっぱり、一人での演技も多数
9.5点/10点満点
ストーリー的には少々「??」というところもある
あえて説明せずに考える余地を残してあるようだ
まず、バットマンとの年齢的な整合性もおかしいし
ラストのあの転換も少しおかしいと思う
視点を変えるとまた話が変わってくる
ひょっとすると・・・と深読みもできる深い話
「アカデミー賞は確実だ」との宣伝文句はあながち大げさでもない
ホアキンの主演男優賞は最有力となるだろ
あまり人には勧めたくもない気もするし絶対に見た方が良いとも言える
Posted at 2019/10/22 22:13:30 | |
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