
アカデミー賞強化月間w第二弾
先週の「フォードvsフェラーリ」に引き続き、今作もアカデミー賞作品賞にノミネート
普通、ノミネート作品の日本公開は発表を待ってからの場合が多いのですが(アカデミー賞受賞!って宣伝するため)やっぱり発表前に見たいものです。
ジョジョ・ラビット
第二次大戦下のドイツ。母と暮らす10歳のジョジョはナチスの青少年集団「ヒトラーユーゲント」のキャンプに参加する。敬愛するヒトラーのために立派な兵士になろうと奮闘するジョジョだが、張り切りすぎによる事故の怪我で家に帰される。
ナチスの奉仕活動に励むジョジョは母の留守中に隠し部屋を見つける。そこには母が匿っているユダヤ人の少女が。
出演/ローマン・グリフィン・デイビス、トーマシン・マッケンジー、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル
監督/タイカ・ワイティティ
コロナシネマワールド福井 字幕 109分
凄い良かった!!!
正直、中盤までは微妙な感じだったんです
一体、何が言いたいのかよくわからない
でも、後半
その展開は・・・
終わってみれば
久々に泣きましたね、みんな泣いてた。
エンドクレジットが始まっても誰も帰らない。
クレジット後のオマケなんて無いのは分かっているのに。
詳しくは書きませんが
戦争映画ですから辛い展開もあります
でもコミカルで割に明るい展開で
最後には何とも言えない幸福感に満ち足りるように
ジョジョはまだまだ子供
ある意味正しく成長し、洗脳されててナチスとヒトラーを敬愛します。
孤独な彼がくじけそうになると心の友であるアドルフが現れて励ましてくれます
このアドルフを演じているのは監督のタイカ・ワイティティ

別にヒトラーに似ているわけでは無いですが(別に本人ではないからOKか)甲高く捲し立てるような話し方や大げさな身振り手振りはそれらしいです。
母親役はスカーレット・ヨハンソン

もう綺麗すぎて見とれるほどです
でも彼女は・・・
本作では助演女優賞にノミネート
また、「マリッジ・ストーリー」で主演女優賞にノミネートされ、Wノミネートという快挙を成し遂げてます。
出番は少な目ですが、素晴らしい演技と存在感。
また、キャプテンK(本名忘れたw)役のサム・ロックウェルもまたイイ!
ラストの彼の言葉と行動はすべてかっさらって行きましたね
他の出演者、ユダヤ人少女・エルサもジョジョの親友・ヨーキーもいい味出してます。
勿論ジョジョ役のローマン・グリフィン・デイビスは素晴らしい!

ほぼ全編出ずっぱり、子供らしいアホさや無邪気さも出しつつ過酷な世の中を生きていくという難しい役を
ナチュラルに演じてます。
9.5点/10点満点
監督はニュージーランド出身ですがユダヤ系
スカヨハもユダヤ系
そんな人たちがナチスの映画を撮るわけですから、結構茶化してますねw
決して暗い映画ではないし、見ていて辛い映画ではないのでご安心を
強いて言うなら「ライフ・イズ・ビューティフル」に近い感じですかね?
Posted at 2020/01/18 22:10:22 | |
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