
昨日の勤労感謝の日、
一日強めの雨が続いてて・・
平日仕事の時はピーカンで休みの日が雨ばかりなのはやめてくれませんかね・・
映画に行きましたが途中、新しく開通した道路を通行
新しい道は整備されてて気持ちいいですが雨の夜の通行は慣れなくてちょっと嫌だったw
ザリガニの鳴くところ
ノースカロライナ州の湿地帯で町の有力者の息子・チェイスの変死体が見つかる。容疑者として逮捕されたのは湿地帯で一人で生活している少女カイヤ。彼女は6歳のころに家族が家を離れてから他人との接触を極力避けていたために町の人からは疎まれていたのだ。
出演/デイジー・エドガー=ジョーンズ、テイラー・ジョン・スミス、ハリス・ディキンソン、デビッド・ストラザーン
監督/オリビア・ニューマン
福井コロナシネマワールド 125分 字幕
全世界で累計1500万部を売り上げたディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。
ミステリー映画は好きなので楽しみにしていた一本
ただし、純粋なミステリーとしてみると少々物足りないです
主人公のカイヤの生涯を描いたドラマ、そしてラブストーリーです
逮捕され、拘留されたカイヤが過去を振り返る回想シーンと裁判シーンを交互に描き、事件に至る顛末を描いていきます
展開はかなりスローで
しかもサスペンス風味も少なめ
DVの父親を嫌って離れる家族
学校にも通えず読み書きもできないままたった一人で生活を送る彼女の数奇な運命
それらを美しい湿地帯の映像を交えていくスタイルはずっと引き込まれていました
監督は女性なので繊細な映像と演出、大げさなシーンもほぼ無く音楽も少なめ
映像も素晴らしいです
浜辺での時間の経緯を表すシーンの美しさ、そして切なさがたまらない
幼馴染テイトとの出会いと恋、そして別れ
新たに彼女に近づいてくるチェイス
彼女は犯人なのか?それとも・・・
途中から彼女をめぐる人たちもだんだん怪しく見えてきます
ひょっとしたらこの人が真犯人??それとも単なる事故死???
偏見を持ち疎ましく思う町の人が陪審員となる裁判の行方がドキドキします
その緊張が解け、
最後の最後にドーンとした衝撃が!
モヤモヤが残る結末でしたが
こういう敢えて全てを明かさず観客の判断にゆだねるというのは割と好き
カイヤ役の女優さんがものすごく印象に残る

ほぼ新人に近いみたいだけど演技も存在感も凄い(凄いというのもちょっと違うけど
彼女を弁護するDストラザーンはやっぱり巧い

彼以外はほぼ知らない人ばかりで、監督も新人ですが実に見ごたえがあり、心に残るいい映画でした
9点/10点満点
エンドクレジットに流れる歌は、原作の大ファンだというテイラースイフトの書下ろし
ちゃんと字幕もつくので最後までみて余韻を楽しんでほしい
あ、ちなみにザリガニはほぼ関係ないです笑
Posted at 2022/11/24 21:20:55 | |
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