
お盆休みも後半に差し掛かり
入院中の母も落ち着いてきていた。
連休中らしいことはほとんどなかったお盆休みでしたが、見たい映画はちゃんとチェック
最近、洋画が低迷しているせいか上映回数が早々に危うくなりかねないので早めに出かけました
とはいいつつ日中はお見舞い行かなきゃいけないのでレイトショーに
フォールガイ
撮影中の大けがで引退状態だったベテランスタントマンのコルトは旧知のプロデューサーからスタントマン復帰の話を持ち掛けられる。
撮影中のその映画はかつての恋人ジョディの初監督作。ジョディとのよりを戻したいコルトは張り切るが二人の仲はギクシャクしたまま。
そんな中、主演俳優のトム・ライダーが失踪。スキャンダルを恐れたプロデューサーに頼まれたコルトはトムの行方を追うが・・
出演/ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラント、アーロン・テイラー=ジョンソン
監督/デビッド・リーチ
コロナシネマワールド福井 127分 字幕
このタイトルを聞いてピンとくる人もいたかも?
80年代のドラマ「俺たち賞金稼ぎ フォールガイ」の映画リメイク
映画見るまでリメイクか否かはっきりしなかったのですが、オープニングクレジットにグレン・A・ラーソン(TV版の脚本・制作)の名前を見つけてリメイクと確信
オリジナルのTVシリーズは見たことがあるって程度(多分映画枠でパイロットを見たのかな)
あらすじはスタントマンがそのスキルや小道具を用いて逃亡犯を追いかける賞金稼ぎ
今回はさすがに賞金稼ぎってわけにいかなかったのかもしれませんね
その辺は上手くアレンジしていたと思います
映画の前半はコルトとジョディのラブコメ風味が主流で撮影中のアクションが差し込まれています

このラブコメパートが個人的にはどうも今一つ乗り切れず(それは「ツイスターズ」も同様だった)
キレが悪いまま
しかし中盤で(やっと)本題の俳優の行方を追うあたりからドンドンアクションが増えてきます
単なる職場放棄かとおもいきや・・・否応なしに大事件に巻き込まれていくことに
そしてクライマックスは映画のアクションシーンを撮影中なことを利用して悪党どもを追い詰めていきますが
もうその辺が最高に面白い!

映画のメイキングを見るような面白さもありますし
撮影のための小道具、大道具、機材をフル活用
スタントマンの意地ともいえる過激なアクションシーンのつるべ打ち
お話的には今一つでしたがアクションは最高
浜辺でのカーチェイスからのキャノンロールはギネス新記録の8回転半(今までの最高はカジノロワイヤルでの7回転)
ジョディの恨みつらみ(?)で何度も火だるまのスタントやらされたり
刺客との格闘アクション
オペラハウス前のボートチェイス、からの大爆発
そしてクライマックスでの火薬超大盛のカーチェイスと爆破
70mの大ジャンプに

ヘリからの落下などなど
監督がスタントマン出身ということもありすべて生身の実写にこだわり
エンドロールではあえてメイキング映像を見せることによってごまかしがないことを証明
まさにスタントマンの、スタンマンによる、スタントマンのための映画
8.5点/10点満点
惜しむべくは前半が今一つ乗れなかったこと
いや、そのカーチェイスにそのシーン挟む?
意外と伏線も多く張ってますし
映画好きなら笑える内輪ネタもたくさん
ジョディの格闘アクションがなぜかキレッキレなのも気にしないw(それはエミリー・ブラントだから!
ラストにはあの大物アクションスターのカメオ出演も!
ちょっと懐かしさも感じるようなタッチはそれこそ80年代ぽくもありますね
古き良きアメリカンアクションといっていい快作でした
あ、オリジナルTVのオマージュはラストに・・・
Posted at 2024/08/25 22:06:58 | |
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