2012年02月20日
道路に雪をぶちまけるのは悪か?(゜∀゜)
様々なトコでこの話題が出る。
結論から言うと、「グレー」だと思う。
市町村や県で一応決め事があるんだが
新潟県の条例には・・・
第13条 法第76条第4項第7号の規定に基づき、道路における禁止行為を次の各号に掲げるとおり定める。
(1) みだりに道路に泥土、泥水、ごみ、雪等をまき、又は捨てること。
とある。
「雪等をまき、又は捨てること」とあるので、基本的には道路に雪を投げた時点で違反となる。
が、
「捨てたわけではない」という魔法の言葉があるw
雪を撒く人たちは「溶かすために撒いた」という思いが強いw
捨てるのと溶かすのでは全く意味が違うと思うんだw
液体に戻る雪は、本来永久に固まり続けられるものではなく、温度によって
溶けてしまうので、ほとんど無害に近い状態となる。
その途中過程で、踏みつけられ、圧縮され、外気にさらされ、
氷という物体へ姿が変化する。
撒く側の言い分としては、
日中の道路は日光の影響を受けやすく、
雪が互いにくっついてる状態よりも、拡散させ表面積が増えれば
少ない熱量で雪は溶ける。
まぁコレが一番効率が良く、昔から雪国で暮らす人の知恵でもある。
頻繁に行き交う車が雪を拡散させるので、塊で居続ける雪よりはるかに溶ける速度は早い。
が、
車側からの言い分は、
路面変化によって通行に支障が出るかもしれない。
その雪で滑って事故ったらどうすんだ?とか
そう言った意見が多い。
ここに一つの疑問を感じる。
個人的には道に雪があったら別に気にしないタイプで、
目の前に雪があったら、徐行すればいいだけのこと。
と思ってる。
道路に水撒いてカチカチに凍らせるのはどうかと思うが、
雪の存在は目で見て確認は出来ると思うんだ。
道路から水が出る地域って寒い地域にはあまりなく、
道路に雪を投げると固まり圧雪となって次から次へと路面が凸凹になる。
こんな地域では、道路が日光に熱せられるのは3月以降の話。
日中の最高気温が0℃以下が当たり前の世界では、雪はなかなか溶けない。
結局、どちらの言い分もわかるんだが、
もっと車側が広い心をもてないものか?
確かに道路に雪を投げるのは問題あるんだが、
それを言い訳にして、事故ったらどうする?とかは言いすぎだ。
なぜ徐行をしない?
1mもの巨大な塊が突然現れる訳ではないw
凍結してるかどうかの判断だって、どんなに路面が乾いていても
日陰なんかは注意するのは常識だと思う。
人間が意識的に危険な状態を作ってしまってることには変わりないんだが、
除雪真っ最中な人の前を車の挙動が突然変化するような速度でブッ飛んで
市街地抜けていく車はもっと問題だと思うよw
先週一週間、朝猛烈寒波の中豪雪地帯へ仕事で行ってたんだが、
朝5時ですよ?w
200キロほどドライブするが、毎日毎日毎日毎日・・・毎日
同じ時間に同じ人が同じように除雪してるんですよ。
爺さん、婆さんばかり。
商店街を通れば100%道路に雪を置いていく。
消雪パイプのセンターラインを重点的にてんこ盛り。
信号待ちでふと見かける休憩姿とか見てると、
毎日ご苦労様です
体だって痛いだろうし、雪の処理に毎日悩んで、息子は仕事にサッサと出かける。
屋根なんて7mはあろうかという高さから年寄り一人で雪降ろし。
そりゃ落下もする。
雪で死んでしまう人も居る。
そんなのずっと見てると、車で雪を踏みつけてそれが事故につながるとか
毎日じーさんが雪かきしてる苦労見たら、そんな違反がどうとか正当性を縦に
ブログで「犯罪行為ですよ!」なんて言えなくなる。
少しばかり徐行してやってほしい・・・・・
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2012/02/20 00:48:39
今、あなたにおすすめ