
相変わらずドタバタしております
バーレーンGPの感想文を書きたいと思うのですが
書けてないです
もう少し心の余裕が欲しいわ
って、なかで気になった記事の愚痴を気分転換に書いてみる
まぁ銀矢がレイキを上げる時点で、上手くいってないってことなんですがね
ある種の目安になります
で、去年の流れにおいて、銀矢の真似をしたチームが大きく影響を受けてます
変な話、ゼロレイキに移行しようとして、止めたマクラーレンが早いのと
ゼロレイキ仕様へ切り替えるだけのトークンが無かった跳ね馬が好調?なのが
面白い

-----------------------------------------------------------------------
メルセデスF1 「W12のリアを突然3cm持ち上げることはできない」
メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリング責任者を務める
アンドリュー・ショブリンは、
新しいフロア規制がハイレーキよりもローレーキのマシンを傷つけていると
確信しているが、突然W12のリアを3cm持ち上げることはできないと語る。
2021年F1マシンは、基本的には昨年のマシンのキャリーオーバーだが、
F1はマシンのスピードを落とすためにいくつか新しいルールが適用された。
そのうちの1つはフロアに関連しており、
F1チームはダウンフォースを減らすために
リアタイヤのすぐ前のフロアの一部を切り取る必要がある。
変更はわずかだが、
特にローレーキのマシンを走らせるメルセデスなどのチームに
大きな影響を与えた。
メルセデスはこの問題をよく分かっているが、
トラックサイドのエンジニアリング責任者であるアンドリュー・ショブリンは、
簡単に修正できるものではないと語る。
「突然、マシンのリアを30mm持ち上げて、
それで作業することができないのは確かだ。
そんなことをすればシーズンを帳消してしまう…
そうすることで多くを失うだろう…実用的ではない」
とアンドリュー・ショブリンは Reuters に語った。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、
メルセデスのルイス・ハミルトンに0.3秒差をつけて
ポールポジションを獲得した今シーズン最初の予選セッションは、
メルセデスとアストンマーティンがペース名で最大の敗者であることを示した。
だが、決勝ではメルセデスが反撃し、
ルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンの0.7秒前でフィニッシュ。
バルテリ・ボッタスが3位に続いた。
アンドリュー・ショブリンは、
今年のW12がレッドブルのRB16Bに比べて“強み”がないことを懸念している。
「我々は彼らに比べて実際には何の強みも持っていないと言える」
とアンドリュー・ショブリンは語る。
「我々は、直線速度、高速コーナリング、
または相互に接続されたコーナーに頼ることができた長年の経験があるが、
ここでそれを見るど、そのどこからもタイムを出すことができなかった」
とアンドリュー・ショブリンは語る。
「予選では、我々の最も得意なコーナーで彼らのペースに匹敵しているだけで、
他のコーナーでは彼らの方が速い。
我々にはもっと速いマシンが必要だ。それくらいシンプルなことだ」
「ドライバビリティの特性に関係するより微妙な領域を検討する必要がある。
実際、今シーズンは通常よりも細かいマージンに帰着するだろう」
「我々が実際に前にを出られるところまでは開発できるとは思っていない。
レッドブルが明らかに前にいるところまでは開発してこないことを願いたい」
--------------------------------------------------------------------------
3cmってどこからなのか分からないのですが
よく言われるのが、RBRが約3度、銀矢が約1度という角度
過去、最も急角度はルノーだったのですが
去年の段階で、ゼロレイキ方向へ移行しだした
なので、この辺皆が中途半端な状態になっていた
まぁまさかフロアのタイヤ前をカット、スリット禁止が
ゼロレイキ仕様に、ここまで影響するとは思わなかったのかもしれない
いや、違いますね、ここまでハイレイキ仕様が少ないと思わなかったのではないだろうか
確かに今回の銀矢は強風に弱いが、全体のタイムを見れば、悪くない
それはアストンマーチンでも、そう思える
現状アストンマーチンが失速しているのは、ギアボックストラブルにより
テスト走行距離が稼げなかったのが大きい

そして、跳ね馬系の復調、ホンダ系の躍進と周りが上がってきたのが問題ではないかと
銀矢にしても、他チームが同じ程度ダウンしていれば、影響は無かったと思われる
彼らは、早急に失われたダウンフォースを取り戻さなくてはならない
しかし、ゼロレイキ仕様のフロア下の高圧力を保持することは
フロア側面からの空気流入が阻害出来ない状況では非常に難しい
これは2022年にも影響を与える可能性が有ります
なんせ、現状風洞、CFDの稼働抑制を受けているのが銀矢なので
来年の開発タイミングが非常に難しくなります
そして運が悪い状況はアストンマーチンの去年の成績が良かったこと
これは、代替開発時間を抑制します
RBRにとってはアルファタウリの成績が芳しくなかったのが功を奏します
何故か、風洞を共有した理由がここにあるからです

まぁ2022年を考えても、RBRはハイレイキ仕様だと思います
過去のグランドエフェクトカーはゼロレイキ仕様だと思いますが
そうすると、両チームともに将来のために今のコンセプトは手放せない
しかも銀矢は、空力の開発だけでは、現状は厳しいかもしれない
かといって、その場しのぎでハイレイキ仕様にしても・・・
ここで、トークンが大きく影響してきました
2015年のホンダPUを苦しめたトークン
ホント、あんまりいいシステムとは思えませんね
これから暑くなる季節、DASを失った銀矢は前後の熱入れに苦労するはずです
PUの回生不足(ホンダに比べて)が露見してきたメルセデスPU
やっぱり人材が抜けると影響が現れますね
F1の覇権交代は、上が落ちてきてなるものなんでしょうね