長~い、旅レポお付き合いいただきありがとうございます。
たぶんこのレポが最終となるはずです・・・たぶん。
最終日の午後は足立美術で日本庭園鑑賞。
その前に玉造温泉の旅館のお姉さんから美味しいって評判ですよと教えてもらった
美術館のとなりの出雲そばのお店でランチ。
吾妻そば
11時半なので、まだお客さんも少ない。
割子そば 780円を注文。リーズナブルでいい感じ。
薬味を乗せてつゆをかけて、もそもそしてますが、これが出雲そば。
確かに評判通り、美味しいです、つゆの味も好みです。
サクッとランチの後は足立美術館へ。
いいお天気なので、木々の緑、白い石、青い空が絶妙な塩梅で配置され、
窓から眺める庭園は絵画のようです。
お庭は撮影自由です。
実は一番いい場所は喫茶室になっておりまして。
美味しいコーヒーを飲みながら庭を鑑賞・・ああ、なんて優雅なんでしょ~。
自然の掛け軸ななど、凝った見せ方もありました。
思わず、来年のカレンダーを買ってしまった。
ここで松江の和菓子のお土産を調達!
江戸時代の藩主がお茶の趣味があり、そのころから和菓子が伝統文化になっています。


この日の帰りの便は夜ですが、6時までにレンタカーを返さねばなりません。
まずは黄泉比良坂だと言われている伊賦夜坂へ行ってみました。
イザナギが黄泉の国の妻の哀れな姿に恐れをなし逃げ帰った坂です。
ガイドさんによっては「この土地の人が、勝手にここだって名乗っただけ」って案内することもあるとか。
山陰道を挟んで山の反対側には「揖夜神社」(伊布夜社)があります。
伊邪那美命が祭神です。
大きな拝殿は日陰をたくさん作っていて、なんとなく暗いイメージです。
まだ時間があるので、松江に寄ります。
「賣布神社」(めふじんじゃ) 祭神 速秋津比賣神
かなり古い神社で、時代により地形が変わりあちこち移動して、今はここに鎮座しています。
「めふ」とは海藻のことで海藻や草木が豊かに生えるという意味なんだそうです。
横は国道が走っていますが、一歩境内に入ると、世界が変わったみたい。
最近国宝に指定された松江城の周りを車で回って・・・時間がないから通過のみ。
山陰道で出雲へ戻ります。
途中宍道湖SAで休憩。
斐川ICで降りて、まだ時間があるのでICからすぐ近くの「御井神社」へ。
神社の周囲はすごく静かでした。
白兎伝説で大国主命と結ばれた八上姫命は、大国主命に逢いに出雲に向かいますが、大国主命には正妻の須勢理毘売命(すせりびめのみこと)がいて、嫉妬深いと聞き、引き返します。
ここに来て産気づき御子神を産み、三つの井戸の水で産湯をつからせ、木の俣に預けて因幡に帰ったといいます。
その三つの井戸は、50年前まで水が湧き出ていたそうで、掘り抜き井戸としては日本最古。
地元ではお産の神様だそうです。
残念ながらこの日は神職さんは所用で外出中・・というか、無人だと思ってました。
日が傾き始めました、まだなんとか時間がありそうなので、ぎりぎりの無理を承知で8キロ先の「万九千神社」へ。
平日の夕方なので、道路は若干混み始めています。
神社を紹介するところによると、田んぼの真ん中とありますが、周囲は新しい住宅が建って、イメージとは違う。
立虫神社と隣り合わせてます。
神在月に八百万の神がこの神社に最後に立ち寄り神宴を催し全国に旅立ちます。
旅の安全を願う旅行業の方や宴会ゆかりの飲食業の方のお参りが増えてるとか。
こちらの神社も無人であることが多いそうですが、この日は社務所に履物があり、人のいる気配。
思い切って声をかけてみたら、御朱印を頂けました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
三泊四日の出雲の旅、最後の神社が神様たちと同じように万九千神社となりました。
返却時間ピッタリにレンタカー屋さんに到着。
4日間の走行距離670㎞ 給油量27ℓ 燃費は驚異的な 24㎞/ℓ フィット君すっご!
これは・・・やっぱ、この先はハイブリッド車かなぁとおもうのでありました。はぁ・・・
この後、この日の夕食は出雲空港でてんぷらうどん(笑)だってそのくらいしかないんだー。
飛行機は快適で、1時間のフライトで羽田着。
夢のような島根の景色と、首都高から見る都心のギャップに閉口しつつ、5号線に入るころには通常モード。
この旅で巡った神社28社 お寺1院
御朱印帳は2冊目に突入しました。
出雲國神仏霊場 20番のうち 12札所を巡り、「全部回りたいんじゃないの?」などと言われますが・・・そうなんだけど、もう少しゆっくり回ろうかな。
島根・鳥取、とてもいいところでした。
また行きたいな~。
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Posted at
2015/11/07 20:16:38