車が悪いわけじゃない

先日、仕事中、隣の部署の二人の会話が聞こえてきました。

A君「だって、うちのクルマ、三菱のアレなんですよ」

S氏「そんな、気にすることないじゃん、車がどこか悪いわけじゃなくて、燃費が悪いだけなんだから」

A君「そうですけど・・・・」

たしかに、燃費が悪いだけだけど、慰めになっていないような・・・。

もとから燃費の悪い車に乗っていると、そんな計測方法を、ち～～とばかし細工して、色をつけたって、燃費なんて実際に走ってみないとわからないし、どういう道をどういう走り方するかによって変わるんだから、「気にするな」って思ったりしますが、それもA君の慰めにならないみたい。

コンプライアンスとか個人情報管理とか環境監査とか、最近20年ほどの間に、新手の管理が発生して、会社もイロイロ大変です。

特にコンプライアンスに関しては、きちんと機能させないと、会社の存続にかかわる重大問題になるって、いい見本になっちゃいましたね。

旧財閥名の冠を付けているような、歴史と伝統のある会社は、導入しても、古い社風が邪魔をして、機能しないのかもしれません。

でも、吹いてる風を切り裂く勇気は、一部のトップに傷をつけることになるとしても、会社全体にとっては必要なことなんだと思います。
一番の難関はその勇気が出せるかどうかですが。

素晴らしい車を作る技術のある会社なのですから、社風を変えて、出直してもらいたいと思います。
ファンでも何でもないですけど、頑張って欲しいな。