
旅は最後のターゲット岡山県に入ります。
岡山県の観光名所と言えば、倉敷、後楽園、大原美術館と色々ありますが、
私は過去に家族旅行でそれらを一通り見ていますので、今回は別な処を観てみたい。
そこでガイドブックから吉備津神社をピックアップ。
本殿は国宝だそうですし、360mの回廊も観てみたくなったわけです。
回廊の写真を是非うまく撮りたかったのですが、
私の機材と私の腕では、この地形に合わせた回廊を魅力的な写真に出来ませんでした。
そして次に向かったのが、岡山国際サーキット。

私に一番フィットする訪問先のような気がしますが、
今から20年以上前に一度来たことがあったりします。
そしてその時の思い出は、波乱に満ちており、此処ではとても書ききれない。
でもネタとしては面白いと思うので、そのうち披露したいと思います。
この日はスポーツ走行をしているようでしたが、
その見学に1200円の入場料を払う気にはなれず、
ゲート下の看板の前で写真を撮って足跡を残しておきます。
そして3番目の訪問先に「備前長船刀剣博物館」をチョイス。
今回色々な宝物館や博物館で日本刀を観てきましたので、
日本刀5大産地の一つですし、ここはやっぱり観てみたい。

此処は刀鍛冶の実演や、さや造り、砥ぎの実演なども見られ、
ナカナカ満足度の高い博物館でした。
1時間半ほど見ていたのですが、まだ15時過ぎなのでもう1か所は見学できそうです。
どこに行こうかと、ラックに入っている近隣美術館のチラシをチェックすると、
Gショックが描かれたフライヤーがあり、鉛筆画の企画展があるようです。
この鉛筆画のGショックが実にリアルなので、これは逝くしかないでしょう。
瀬戸内市立美術館を目指して車を走らせます。
そしてそこで目にした鉛筆画はビックリのち密さです。

このボルトナットが鉛筆で書かれているなんて、とても思えないリアルさ。
入場時に「写真も撮れますよ」と言われたのですが、車までカメラを取りに行くのが面倒で、スマホのカメラで数枚撮りましたが、カメラを取りに戻るべきでした。
製作の様子をDVDで流していましたが、相当な時間がかかっているのを早送りで見せていますが、ここまでリアルに鉛筆だけで描けてしまうなんて、本当に「凄い」以外の言葉が見つかりません。
実に良い企画展に巡り合う事が出来ました。
そしてこの企画展の1フロア下では、「筒描き」「浮世絵」の展示をしており、
ついでに覗いてみると、これがまた面白い物もので、
幕末から明治の掛け布団の柄をタペストリーの様に展示していたのです。
掛け布団の柄が立派な美術品になっている!
写真は不可と言う事で、ブログに掲載できないのが残念ですが、
オーナーの女性とすっかり話し込んでしまいました。
カフェギャラリーをオープンさせたそうで、何時かお伺いしたいと思います。
岡山県は、見どころを絞れず、楽しめないかなと思ったりもしていたのですが、
イヤイヤ大当たりを引いたような満足度でした。
今宵の寝床「道の駅ひらふく」で呑む酒が実に美味しくなりました。
本日の走行距離285km
Posted at 2024/05/13 23:32:54 | |
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サンバー | 日記