
マル耐は初心者向けのレース形式走行会。
ですから、エントラントには不慣れな人もいて、
それ故のトラブルも内包しています。
先日のレースではSCが何度も入りましたが、
私が走っていた時のケースでは、4コーナーの立ち上がりに
バイクと供に人が立ち止まったままでした。
私はこの時転倒した人が、バイクを起こしリスタートする
勝手にそんなイメージを持って見ていましたが、
そのライダーに対し、「もっとコースサイドへ行け」と
左手で安全を確保する様にジェスチャーを示して走り抜けました。
がっ、翌周も同じようにバイクと供に立って居る人
何が起きたのか、どうしたいのか判りませんがヤバイです。
この後SCが入ったので、コース管理側の対応は良かったのですが、
彼は何をしたかったのでしょう?
彼がコース上に居た事でイエローフラッグからSCと数周にわたり
レースを停めてしまったわけです。
でも、これは初心者受け入れ型のレースなので、この後誰かが
主催者、チームメイト等が彼を教育することで、救われるケースです。
しかし、私の2度目のSCのケースではちょっと根深い問題があります。
この日のブリーフィングでは、イエローフラッグの解除はグリーンフラッグ。
当たり前ではありますが、正しいルール運用が説明されました。
袖ヶ浦で゛はフルポスト運用ではないので、イエロー区間が長くなるけれど、
追い越しは禁止ですよ。とグリーンフラッグの確認を求めたものでした。
そして私の走行時に1コーナー立ち上がりで1台がコースアウト。
最終コーナー、メインポストでイエローフラッグが提示されます。
そして3コーナー手前の5番ポストでグリーが振られるハズ。
しかし、フラッグは出ません。
私は4台の集団の最後尾。先頭は決して早いペースではないので、
私を含む3台は戦闘モードなら、パッシングを仕掛けるところですが、
グリーンフラッグが出ない以上、追い越しの無いクルージングモード。
翌周もそのままイエローの出ているコースアウトしている車両の脇を抜けた先、
5番ポストでは なんのフラッグも出ていない。
「旗を振れ」ポスト要員にジェスチャーを示すも、「何?」と言う表情。
そしてその周にSCとなったのですが、我々はずっとSCモードだったのです。
管制室は何をしていたのか?5番ポストにグリーンフラッグの指示が出ないのは何故?
このレースオペレーションはコース側の人の問題?
主催者はオペレーションに噛んでいる?
些細な事に思う人も居るかもしれませんが、オペレーションが悪ければ
万一の安全が担保できません。参加者がシリアスな事故に巻き込まれれば、
当事者だけではなく、チームのメンバーも、主催者もいらぬ十字架を背負う。
レースはコースと主催者と参加者によって生み出されます。
それぞれの意識の高さが何より大切じゃないかな。
Posted at 2017/10/11 00:40:57 | |
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