
ブラックな会社も法改正に伴い、5日間の有給を取らせようと
夏休みシーズンのこの時は「休め」「休め」と言う事で
土日での仙台予定をもう一泊して月曜帰宅の予定に変更しました。
毎度宿の確保で苦労している仙台泊も、流石に日曜日の宿泊は
それ程タイトな訳ではありませんで、値段も決して強気ではありません。
以前からよく使っていた勾当台公園近くの宿も同様で、
サクッと予約が入りました。
この勾当台エリアの宿にしたのは何時ものBarAndyに近いからです(笑)
終電を気にせず、多少酔いが回ってもOKの徒歩圏と言うのは心強い。
日曜日のミッション終了後、仙台の町中をチョット見物したり
珍しくお買い物などもして、部屋でひと風呂浴びてからの出撃。
10時過ぎにAndyのドアを開けると先客は3名。
日曜日の夜ですから、静かに飲める良い感じです。
がっ、何時もと違うのは、見知らぬ女性がカウンターの中に居ます。
昨年の11月からバイトで入ったというCさんは、大学院で学ぶ傍ら
Andyでお酒と大人のあしらい方を学ぶ向学心旺盛でチャーミングなお嬢さん。
私は毎度マスターのお勧めを戴くのですが、
GlenMoray OBANのボトラーズものを行った後、締めの1杯で薦められたのが
アードベックとタリスカーとポートエレンのどれか?
ポートエレンは1983年に閉鎖された蒸留所で、オフィシャルボトルは超貴重種で、
とんでもないプレミア価格。
ボトラーズ物も多少は出回っていますが、こちらも高価格帯で取引されており
おいそれと手が出せないし、Barでも滅多にお目に掛かれないもの。
今回のものはボトラーズ物のカスクストレングスで、最近お店に出したそうです。
これを逃したら二度と飲めないかもしれません。
しかし、これを堪能しちゃうと支払いが出来ないかもしれません(笑)
そんな葛藤もどこへやら、締めの一杯に行ってしまいました。
そのテイストは、思いのほかアイラっぽくはなく、
しかし強烈なアフターノートが鼻腔を何時までもくすぐります。
最後の1滴に満たないグラスに残る滴を、まさに1滴のチェイサーで加水し、
トワイスアップ的に楽しむと少し華やかなフルティーさを感じさせてくれました。
63.6度もあるウヰスキーなのに全然酔えない(爆)
チャンスがあるならば、もう一度味わいに行きたい1杯でした。
翌朝帰路に就く私は、予想外の飲み代を反省し、
全行程を8時間以上かけて下道で帰ったのでした(笑)
Posted at 2019/07/31 00:02:48 | |
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シングルモルト | 日記