釧路へ赴いたお話になります。
先に最終日の内容になってしまいますが、元々は2泊3日での釧路旅行が飛行機の減便に伴って3泊4日にスケジュールを変更し、最終的には3泊5日という1日が無泊での旅行となりました。
旅行スケジュールとしては3日間までは問題なく過ごせていたんですよね。
そして最終日となる4日目の朝から天候が悪くなり、10:00頃には急変しはじめました。
因みに4日目の行動は、春採公園で飛来したカモ類の撮影を考えておりましたが湿った雪の降雪の量が酷くて撮影出来る状況ではありませんでした。
もっと乾いた雪であれば撮影可能かと思い、鶴居村までレンタカーを走らせることにしました。
地元のドライバーと同じ速度100kmでの走行で(嘘)
思ってしまうのですが、出発当日は奈良の五條付近は雪道だったんですよね。
もうね、ヘタクソなドライバーが多くてこの程度の雪道であれば普通に走れるのに速度が10kmも達しなく、普段あれだけあおり運転をする輩たちのヘタレっぷりは本当に笑ってしまうドライビングだとつくづく思ってしまいます。
話を戻し、鶴居村まで赴いて必要最小限のタンチョウ撮影を行って、前日まで全く撮影出来なかった貴重な鳥を見ることが出来て、おおよそ2時間程度で予定を遂行してきました。
空港へ来てみれば相次ぐ欠航。
通常であればフェンスの向こう側に滑走路が見えるのですが、天候はボーディングブリッジすら見えない吹雪となっておりました。
13:00頃に欠航が確定し、自分も状況を飲み込みながら打開策に向けて色々と考えます。
空港内インフォメーションでJRの状況を確認すれば北海道全域で運休しているとの情報。
良い打開策が見つかりません。
次の釧路-関空間のフライトは2日後(ブログを書いたこの日)が確定してますが、こちらも1便しかないのでその時に本当にフライトするのか、確率の低い状況に身を投じることは考えものでした。(実際はフライトしてました)
調べてみれば釧路駅から札幌駅までの高速バスがあることがわかりました。
ですが、自分が判断できたタイミングでは日中の高速バスは全て満席状態。
運良く、夜行バスだけは空席があったのでこちらを予約することに。
考えとしてはフライト数の少ない釧路よりもフライト数のある新千歳への移動が無難になると。
フライトの予約についてはこれまでの経験から問題なかったのですが、バスのWeb予約は初めて。
スマホ画面でのWeb予約システムは本当に使いづらくて、最初の支払い方法をDポイント払いを選んでましたが、ドコモキャリアのiPhoneなのにキャリア判定やシステム自体の連携が全くされてなく、焦りから操作ミスが続いてしまいDポイントアカウントがロックされてしまいます(汗)
これはもう正攻法でクレジット決済で無事に予約。
フライトはらくらく予約で翌朝の始発便。
後はその時を待つだけで立てたスケジュールは以下の通り。
夜行バス 釧路駅(23:45)-札幌駅(05:38)
リムジンバス 札幌駅(05:50)-新千歳空港(06:55)
ピーチ 新千歳空港(09:45)-関西国際空港(12:10)
そうは上手くいきません。。。
夜行バスは前列の窓際に座っておりましたが、カーテンを時々めくって外の状況を確認。
降雪の中、バスのヘッドライトに照らされた雪の量を確認しておりましたが帯広付近でそのヘッドライトがかき消されるほどの雪の量と突風。
話に聞いていたホワイトアウトな状況となりバスは徐行運転を余儀なくされましたが、この状況下において夜行バスの車内で安心して眠れるはずもありません。
補足ですが、バスのドライバに対して不安視しているのではなく、自身の保全としての考え方になります。
起きていれば危険を察した時は身を守れる行動を行えますが、寝ていれば危険が起きた時は状況把握のために目を覚まして無防備な状況になるので、それらを総合しての判断です。
1:00頃にフライトの欠航メールが届き、2つ後の便へと変更(1便2便とも欠航)
殆ど寝ない状況で無事、定刻通りに札幌駅に到着。
ここで役立たない知識だったと思っていた知識が役立ちます。
昨年の札幌・小樽行きで利用したリムジンバスの停留所。
探すことなく直行で向かえたのですが、予測では人がかなり並んでいるかと思って走りましたが、以外にも数名しかいません。
でも、走って正解でした。
その後に行列が出来てしまい後になれば次のバスを待たなければなりません。
バス待ちの10分ほどの時間、機材を入れているバッグに雪が2cmほど積もりました。
リムジンバスもこの降雪状況を把握出来ておらず、JRが運休していると思ってなかったようです。
高速も北札幌ICから乗ろうとしてましたが、ようやく状況がつかめたのか高速道路も一部が通行止めとなっており北広島ICからの利用と変更されました。
リムジンバスは予定よりも30分遅れ、まぁ殆どの便がこの時点で欠航が確定したので個人的には新千歳空港に来れたことだけで十分な状況となります。
空港のフライトボードを見れば殆どが欠航表示。
空港内は人も殆どおらず。
滑走路では数多くの除雪車が稼働し、新千歳空港の凄さを実感しました。
これらの数が3グループに別れて除雪作業に追われてました。
余談ですが、HTVのクルーが状況撮影に来ており、↑の除雪車を撮影している時にクルーに撮られましたが恐らく放送はされてないでしょうね(笑)
お昼の時間帯。
運良く降雪状況は軽減し11:35のフライトが確定。
除雪作業などがあって実際に離陸できたのが12:30を回ってましたが、帰路が出来ただけで十分なことでした。
本日のフライトを見ていると未だ欠航や通行止めが続いているようで、今回の帰路はかなりの運を使い果たしてしまったとつくづく感じました。
空港の駐車場に戻って来ればクルマはこの状態・・・
隣に停めていたBMWのX3にドアパンを喰らったようです。
関空は風が吹き荒れる場所になるので、2タミの青空駐車場に停めていると突風でドアが持っていかれることがあります。
今回初めてですが、この煽りを喰らったかたち。
自身の車はコンパウンドで白いところを落として、自身のテクを使いデントリペアで凹みを修正すれば戻せると思いますが、X3の塗装になれば恐らくかなりの費用がかかるでしょうね。
ん〜、今後は1タミの立体に停めた方が無難でしょうか。
今回の釧路旅行は個人的にはトータルとして有意義な内容となったと思って締めておきます。
次回は2月17日となる初日の内容です。