
伯母が誤って焼き付かせてしまった刈払機ですが復活させる目処が立ったのでソレに向けて整備する事にしました。
それで今回はクラッチハウジングのベアリング交換。
使用期間は5年の様ですがベアリングがザリザリしていまして、それこそ焼き付くまで使おうと思えば使えなくもないですが交換出来るタイプなので交換します。
元々ベアリングはNTN・6201ZZですが実際のシールへの刻印は6201Zとなっております。
でもベアリングを見れば判る通り両面メタルシールなので『ZZ』です。
片面メタルシールだと『Z』なのですが、無知な人で且つロクに調べもしない人だと間違えてしまうでしょうね。
圧入部分をキレイに掃除し、さあ!ベアリングを圧入しようとあてがって指で押したらナント⁉︎
スッ!と入ってしまったのでスナップリングをハメて次へ。
ベアリングにクラッチドラムを圧入するんですが、油圧プレスが無いし叩いて入れるのもイヤなので自分の持ってる工具の中で使える物は無いかと考えてみたら、スクーターのクラッチユニットの分解・組立に使う工具を活用すればイケそうなのでこんな感じに(^^)
クラッチドラムを圧入!
この圧入ですが、ツボにハマってると私的にはヌルっとした感触で入るのですが、ツボを外してるとパキッ!パキッ!とチャタリングしますので注意しましょう。
圧入したらスナップリングをハメて・・・
残りの部品を組んで完成!
新しいベアリング独特の回り心地が気持ち良いですね♪
次にニセFS2201のスロットルを交換します!
カーツの刈払機と同じ物の中古であるコチラと交換します。
因みにシャフトケース径(パイプ径)は24ミリなのでその辺は注意です。
交換前。
交換後。
これまではエンジン停止スイッチがエンジン側に付いてましたが今回の交換でスロットル側となりました。
両者?を並べるとこんな感じ(^^)
昔の機械なので固定スロットルですが現代のダブルスロットル(共立)がイヤで固定スロットルに変更される方も居る様ですが、その気持ちは理解出来ます。
因みに私の好みはダブルスロットル(共立)です。
ゼノアだとSTレバーと呼称してますよね。
さて、私の母が畦畔の草刈り用に軽量でループハンドルの刈払機を使いたいと言って来たので私が愛用してるニセFS2201を母が使い易い様にモディファイする事にしました。
元々ニセFS2201は亡き父の物ですので母から見れば夫の物ですのでね。
そうなると私が使うループハンドル仕様の物が無くなるので私用に何とかしないといけませんね(^^;
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刈払機&アグリズム
Posted at
2020/10/25 08:58:18