諸々の事情により必要な部品が入って来ず、延びに延びてたムーヴ(LA100S)のエンジンに漸く着手!
別に不便は無かったのでその点は不問としてますが、バラした部品達を見て色々思う事が有りました。
因みにウチのムーヴは
・2013年式:2020年5月30日納車の中古
・総走行距離:36,582km
納車後はログを付けて無い時も有りますが、大体5,000km毎にオイル交換しており、初のエンジンオイル添加剤であるeクリーンプラスを入れたのが59,146kmです。
それまでの間の22,834kmは通常のエンジンオイル&オイルフィルター交換。
SOD-1 Plusを入れ始めたのは61,987kmから。
で、現在は91,000km位なのでSOD-1 Plusを入れて29,000km程ですが、先ずはシリンダーヘッド!
オイル焼けは無し。
SOD-1 Plusの清浄効果によりスラッジが落とされてる痕跡が有り、オイルがバンバン流れてる所程キレイになってる事が見て取れます。
砂抜き穴のフタと思われる所に黒い塊が有りますがコレは堆積していたスラッジですけど、SOD-1 Plusのお陰で小さくなって行ったモノと思われます。
そしてKF-VE型エンジンと言えばピストンリングの固着とオイルリングの固着&詰まり、そしてオイル逃し穴の詰まりが定番ですが・・・
リングに固着や詰まりは一切ナシ!
これはSOD-1 Plusの効果に他なりませんね♪
実際、オイル喰いは無かったですし(^^)
しかし、ピストンピン廻りのガタが認められ、コレが異音の原因と特定されました。
このガタによりピストンが首振り状態となり、ピストン側面とシリンダーブロックに縦キズが入ってまして、シリンダーを修正するにはシリンダーを掘る必要が有り、そうなるとオーバーサイズピストンが必要になりますが、此処は最初からショートブロック交換と決めてたので金属屑行きです。
シリンダーブロック。
オイルジェットの無いタイプでした。
コレはオイルパンの一部分。
清浄剤が働くとこんな感じにスラッジが落ちて行くみたいね。
其れなりにオイルの流れが有る所やオイルが勢い良く当たる部分はスラッジが落ちて行ってるのが判ると思います。
ホントならもっと画像を残したかったんですが用事が有ったので画像は此処までになります。
この後、パーツ洗浄→組み付けになります。
オイル添加剤を入れる前の状態が分からないので何とも言えませんが、添加剤の効果でスラッジが落ちて行ってる事に間違いは無いです。
でも直ぐに落ちるのでは無い事も実感したし、恐らくですが新車時からSOD-1 Plusを入れ続けてればエンジン内部はキレイなままで良いコンディションを保てていたのでないかと考えます。
搭載を控えてる新しいショートブロック!
順調に行けば数日で組み上がると思います。
☆7/15追記☆
繰り返しますが、オイルリングの固着は無く、オイル逃し穴の詰まりも無かったけど画像から判断するとオイル逃し穴付近はスラッジの付着が殆ど無く、それ以外の部分には未だスラッジが付着してる事を考えると、ウチのムーヴの場合は納車時には既に堆積・付着していたスラッジをSOD-1 Plusでどうにか出来るレベルだった様です。
しかし、ピストンピン廻りのガタに関しては、納車時点(36,582km)で予めKF型エンジンの知識を備えSOD-1の存在を知ってれば防げたのでは?と悔やんでおります。
対策品のショートブロックには、バラしたエンジンには無いピストン裏の潤滑の為と思われるオイルジェットが装着されてる事から、そもそもこのKF型エンジンはピストンピン廻りの潤滑が不十分だったのでしょうね。
ホント、コレさえ無ければまだまだ行けただろうにとても残念です(涙)
Posted at 2024/07/14 21:32:33 | |
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