
許容範囲外?のナイロンカッターの使用により樹脂製のクラッチハウジングが融けて使い物にならなくなった親戚のエコー刈払機EGT220を復活させる事に決めてから数日経ちました。
元々の価格が¥15,800円と刈払機の中では非常に安い物なので修理にお金を掛ける事自体が躊躇われますが、マトモに新品部品で行くと新しく1台買った方が良いので中古部品が思い浮かぶものの、中古品の相場って決して安く無いんです。
下手すると新品部品の方が安いのに中古部品を新品部品より高い値段で買ってしまう事も有りますので注意する必要が有ります。
で、EGT220用じゃなくても合いそうな物で安価な物は無いかと探してみたら、ギリギリ妥協出来る物が有りましたのでソレを購入しましたが、以前説明した通りベアリング交換(打替)が出来ないので正直中古品を買うのは博打です。
それで本日届いたのがコチラ!
同じカタチをしてると信じて購入しましたが御覧の様に色が違いますね。
でもそんな事なんかどうでも良く、肝心なのは合うかどうかですが問題無く合いました。
更に、心配なベアリングの状態ですが、私的にはまあまあ許容出来る状態だったのでグリスアップしてから組み付ける事に。
でも分解出来ない構造のコチラにどうやってベアリングの内部に行き渡る様にグリスアップすれば?
つーか、今回の場合はチョット考えれば直ぐに思い付く事なので態々書いたりしません。
で、見た通りドラム側にグリスが溢れ出て来てるでしょ(^^)
此処からグリスが溢れ出て来てるって事は、構造上ベアリングのシールの隙間から出て来てる事を意味してます。
で、回してみると普通にスムーズで新品ベアリングの様な手応えです。
余計なグリスを拭き取ってから組み立てて完成です。
こうして見ると、私的にはこの色あいが何処か模型的で好みですね♪
ギアケースもグリスアップし、10分程回して馴染ませてから少し草刈りしてみましたが特に問題は無い様です。
この刈払機はフレキシブルシャフトでエンジンの動力を伝えてますが、アクセルオフ時に回転が落ちる時の揺れが独特ですね。
更にギアケースにはグリスアップを行い、混合燃料を抜いてから各部の増し締め&確認を行い、最後に柔らかい布で磨いて終了!
残念な事に4台中1台が廃棄処分となりましたが来シーズンは問題無く使い始める事が出来ると思います。
☆追記☆
刈払機のギアケースのグリスアップですが、混合燃料が年間1ℓに満たない使用頻度の方でも必ず年1回はガッツリやった方が良いと考えます。
1番ダメなのは使用頻度が低いからと何もしない事です。
自分で出来ない場合は有償であろうとも他の人やお店に依頼し、確実にグリスアップのメンテナンスを行う事が望ましいです。
反対に自分でやってる方に関しては何も言う事は無いですけど、グリスアップのタイミングには諸説有りますが私は現時点からは使用時間20時間毎にグリスアップしようと思ってます。
☆更に追記☆
回転刃が装着されてる2台にジズライザーをプレゼントしようと思います。
コレを装着してから親戚の伯母に持って行きます(^^)
Posted at 2020/11/20 15:47:21 | |
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刈払機&アグリズム