
改めてfireTVstick起動時の電流に付いて測定してみました。
環境はCN-R500DのHDMIソースで、給電は同ナビのiPodソースのUSBにfireTVstickはスタンダードモデルの第2世代と第3世代を其々接続しました。
で、結果は双方共に0.190A程でした。
先日の自宅のテレビ環境での第2世代は最大で0.58Aでしたので私は1Aの給電能力を満たしてる機器が必要であると結論付けた様な事を書きました。
しかし、この測定結果を考えると何がどうなのやら悩んでしまいます。
ソコでコチラ!
コレは測定の為に剥いたモノで、黒の線にテスターを繋いでアンペア数を測定してました。
実はコレ、ウチのテレビの場合、fireTVstickへの給電が付属のAC/DCアダプタですと、動作中であれば黒の線が断線してもそのまま動作してたんですよね。
このケーブルの配列ですが
赤:Power
黒:Gnd
白:Data-
緑:Data+
だとした場合、Dataの線でも動作に必要な電気をやり取りしてる事は当然理解出来ます。
つまり私がやった結果ってのは、〇〇アンペア以上は必要です!と言う事では無く、黒い線の所で測定した結果〇〇アンペア流れてましたって事になります(^^;
では車載に限定し、改めて考察してみましょう。
最初に書いた車載での環境で黒い線のアンペア数は0.190A程でした。
又、黒い線を繋がずとも起動・動作しましたが、給電をモバイルバッテリーに切り替えた場合は黒い線を繋がないと全く起動しません。
因みにこのモバイルバッテリーの場合は最大で0.50A近く上がる事が有りました。
で、この事から黒い線を繋がずとも起動・動作するのはGndを共用してるからである事が判ります。
fireTVstickを車載して使う場合、大体はクルマに設置されてるUSBポートかシガーソケット充電器他から給電させますが、fireTVstickが起動しなかったり起動ループを繰り返したりする事が有ります。
自宅のテレビの場合だと・・・
テレビに備わってるUSB端子からの給電ではダメな場合が有り、付属のAC/DCアダプタなら問題無く起動してサクサク動きますし、1Aを満たしてるであろうモバイルバッテリーなら起動・動作する様です。
話をクルマに戻して、起動しない場合ですが、電力の他に確率は低くともmicroUSBケーブルが原因である事も否定出来ません。
それと、付属のコレが悪さしてる事も有ったりします。
要するに多岐に渡るって事ですね。
2ポートUSBにしても、両ポートとも同じアンペア数じゃ無い物も有るし、両ポート使う事でアンペア数が落ちる物も有ります。
各端子部分の導通不良だって考えられます。
そしてアンペア数なんですが、どうやら私の車載環境では何処から給電させても黒い線の所で測定した限りは最大で0.190A程の様で、自宅のテレビにAC/DCアダプタを接続した時の様な数値まで上がらない事は判りました。
結局数値的な事は解明出来ませんでしたが、車載に於いて起動する・しないに関しては、言い方が合ってるかどうかは置いといて対象機器同士がシッカリGndを共用出来ており且つ確実に接続され、1A流せるスペックの給電機器で有れば問題無いと私は結論付けます。
勿論、スペックさえ満たしてればモバイルバッテリーでもイケますし、繋ぎっ放しでも容量次第では日中なら持つでしょうから再起動の対策にもなります。
私の場合、其れなりに手持ちのモノに数が有るし、起動しない症状を再現出来る環境でも有ったので今回の記事となりました。
Posted at 2025/01/11 13:06:40 | |
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