スト回避! プロ野球ファンは安堵した・・・?

おっ。久々の日記ですな。
阪神は、はよぉに戦線離脱したもんで(それは関係ないな～)イマイチ解ってませんけど、結局1リーグ制を反対してるんでした?
それとも近鉄とオリックスの合併を反対?
おせーておせーて(笑)

おやっ、浪速の旦那さん!
お久しぶり～(^^ヾ

この問題はね～・・・そもそも近・オの合併に乗じて、あの西武の堤オーナーが7月7日のオーナー会議で、パのロッテとダイエーを合併させて来季はセ・パ合同の1リーグにしようと画策したんですね～。

この時期ライブドアという新興会社の若社長(御年31歳)が、近鉄の買収に手を上げたのですが、肝心の近鉄はそっぽを向いてさっさっとオリックスとの合併に着手した。

ここで黙っていられなくなったのは当の近鉄の選手達。
1球団80人というプロテクト枠があって、2球団が1球団に合併すると、当然トレードや解雇される選手がでてくる。
当の近鉄は40億の累積赤字を解消するには、パとセをこの機会に合併(1リーグ)して人気カードの巨人や阪神と試合を組んで、その赤字を解消しようと目論んだ。

ここで巨人を除くセ5球団も早急な1リーグ化に異議を唱えた。
肝心のもう1球団の合併は、ロッテもダイエーも成立しなかったんだけれども、その期限が今月8日だった。

8日に堤オーナーがもう1球団の合併は今季はなくなったと発表はしたが、黙って待てなくなった選手会は、1リーグ反対、近・オの合併阻止を裁判所に訴えたのだけれど、司法判断はそれは経営者側の問題といって選手会の訴えが棄却されてしまった。

選手会側はそこまで話のテーブルに着かない経営者(オーナー)に苛立ち、最終手段として“スト決行"を決起したというわけ。
そのスト回避の条件として、①近・オの1年間合併凍結②新興会社(ライブドア社)の加盟金60億の撤廃と審査基準の確立③セとパの交流戦承諾など、を提示した。

それが昨日、(近・オの合併阻止は暗に退けられた様子だが)新規加盟料の減額や、来季2リーグ(但し、セ6球団、パ5球団以上)を維持するという結論に達し、選手会はこの土日のスト決行を中止したということ。

但し、選手会が最も訴えていた近・オの合併については、オーナー側ですでに承認されており、セ・パ交流試合による収益シミュレーションを17日(金)に回答期限を設け、その回答如何によっては今月中土日のストも有り得る、という含みをもたした・・・(1リーグになると、巨人を除く他のセ5球団はドル箱の巨人戦が減少するのでとくに阪神や中日、横浜は反対に回っていた)。

早い話、古田選手会長をはじめとする選手会は、来季もセ・パ12球団の維持を訴えているわけなんですね。