ところで、真田信繁で有名な大坂冬の陣、真田丸に似ている? 陣城・真田丸の原型は、武田流築城術だったといえるかもしれません。
手前の道路は、旧東海道。諏訪原城は城内を東海道が通過しています。
「街道と密接に結びついた城」が四つめの特徴です。
次なるターゲット、興国寺城へ。
興国寺城です。まるでショベルカーで土砂を引っ掻いた跡のような曲輪ですが、ここが本丸です。大河の土手のような大土塁が印象的でした。
興国寺城は、後に関東一円を支配した戦国大名北条氏初代・伊勢新九郎盛時(北条早雲)旗揚げの城です。江戸時代は興国寺藩1万石の政庁でした。
今川、北条、武田、豊臣、徳川と支配者が変り、慶長12年(1607)に廃城となりました。
天守台下のわずかに残る石垣。
浜松城です。徳川家康が三方原で武田軍に敗北し、逃げ帰る際に、恐怖のあまり馬の鞍に脱糞してしまった逸話が残っています。
去年から集め出した 続日本100名城のスタンプ台帳です。 全国100ヶ所もまわる時間は多分ないと思いますが、行けるうちに行っておこう、そんな感じです。
<北海道・東北>
No.101 志苔館
No.102 上ノ国勝山館
No.103 浪岡城
No.104 九戸城
No.105 白石城
No.106 脇本城
No.107 秋田城
No.108 鶴ケ岡城
No.109 米沢城
No.110 三春城
No.111 向羽黒山城
<関東・甲信越>
No.112 笠間城
No.113 土浦城
No.114 唐沢山城
No.115 名胡桃城
No.116 沼田城
No.117 岩櫃城
No.118 忍城
No.119 杉山城
No.120 菅谷館
No.121 本佐倉城
No.122 大多喜城
No.123 滝山城
No.124 品川台場
No.125 小机城
No.126 石垣山城
No.127 新府城
No.128 要害山城
No.129 龍岡城
No.130 高島城
No.131 村上城
No.132 高田城
No.133 鮫ヶ尾城
<北陸・東海>
No.134 富山城
No.135 増山城
No.136 鳥越城
No.137 福井城
No.138 越前大野城
No.139 佐柿国吉城
No.140 玄蕃尾城
No.141 郡上八幡城
No.142 苗木城
No.143 美濃金山城
No.144 大垣城
No.145 興国寺城
No.146 諏訪原城
No.147 高天神城
No.148 浜松城
No.149 小牧山城
No.150 古宮城
No.151 吉田城
No.152 津城
No.153 多気北畠氏城館
No.154 田丸城
No.155 赤木城
赤字:未
一乗谷朝倉氏遺跡(一乗谷城)です。朝8時に金沢のホテルを出発したときは、天気予報どおり雨でしたが、白山から勝山に入るころには晴れ間がでてきました。
柴田勝家軍の焼討ちに遭うまで、越前国の都として栄えた一乗谷は、最盛期には1万人が住む朝倉氏5代の城でしたが百年の歴史に終始符。近年発掘調査され、福井市観光名所のひとつとなっています。
唐門前はちょっとした堀があり、館跡後方には土塁があります。
第15代室町幕府将軍となった足利義秋は、ここで元服し義昭に改名しました。
義昭から上洛を促された朝倉義景は、義昭の命令に応じず上洛を拒否。
これが仇となって、天正元年(1573)8月に織田軍柴田勝家の焼討ちに遭い、義景ともども百年続いた一乗谷は滅亡しました。
生まれながらの貴公子であり、領土拡大野心がなかった朝倉義景、信長の敵ではなかった。
義景の墓です。歴史上の評価は低い戦国大名ですが、越前国守護としての功績はこの一乗谷の繁栄からして決して小さくはないと思いました。
“合掌”
鳥越城は標高312mに築かれた山城で、手取川と大日川の合流点丘陵先端部にあります。加賀一向一揆最後の拠点となったのが鳥越城でした。
東西400m、南北1200mで大きな空堀や土塁があります。
東西南北どこからでも侵入者が察知できる位置にあります。麓は石川県白山市街地です。
天正5年(1577)、加賀一向一揆衆は上杉謙信の後ろ盾により、柴田勝家を破りました(手取川の戦い)。ところが翌年上杉謙信が没すると上杉勢は弱体化。
天正8年(1580)には、大坂の石山本願寺が信長と和睦、11年間の戦いにピリオドが打たれると、同年、加賀一向一揆の最大拠点、尾山御坊が佐久間盛政によって陥落、ただひとつ残ったのが鳥越城でした。
最後は佐久間盛政による門徒衆の大量処刑で加賀一向一揆は終焉しました。
平成2年から大規模な発掘調査が始まり、平成13年には復元整備が完了しました。
最後は、越前大野城です。 雲海が出ると全国紙で報道される“天空の城”です。
鳥越城 ⇒ 越前大野城 ⇒ 一乗谷城 の順で回りましたが、福井県に入るや天気がよくなってきました。冬季は閉館らしく、いい時期に来られました。
Go To トラベルを使用したドライブ旅でした。昨年は北海道旅行でしたが、今年は一応コロナを避け、極力経費を抑えた、遅い夏休みでした。
早く新型コロナが終焉してくれることを待ち望んでいます。
女優の杏さん・・・、のお父上はご存知、渡辺謙さん。その渡辺謙さんが主演を務めた大河ドラマは1987年(昭和62年)『独眼竜政宗』でした。
大ヒットした大河ドラマで、最高視聴率は47%、国民の約半分が見ていた大河でした。
再放送を見ると、いかりや長介さん、谷啓さん、原田芳雄さん、八千草薫さん、津川雅彦さんら故人のほか、引退した桜田淳子さんら懐かしの面々が出演しています。
当時リアルタイムで見ていなかったわけですが(●^o^●)、再放送を見ると今でも現役の俳優もいておのずと皆若い。渡辺謙さんをはじめ、沢口靖子さん、樋口可南子さんは当時まだ20代。
その大ヒットした大河ドラマ『独眼竜政宗』の翌年に再建されたのが白石城(しろいしじょう)で、続日本100名城のお城です。
江戸時代は仙台藩の支城で、初代藩主・伊達政宗の側近片倉小十郎が治めた城でした。
入城料400円を払って、下駄箱の壁には・・・リアル! 戊辰戦争に使われた奥羽越列藩同盟の御旗がありました。 西から攻め上がってくる新政府軍に対抗するため、奥州各藩が同盟して対抗したときのもの。
よ~く掃除された城内は、まるで新築の家のようでピカピカ。
初の天皇誕生日の3連休。 ここ宮城県白石市はあいにくのみぞれ混じり。 かなり気温が低かったのですが、私以外にも見物客が結構いました。
キーワードは、阿梅姫(おうめひめ)、大坂夏の陣、真田信繁、片倉小十郎重長。
ところで、大坂夏の陣(1615年)で戦死した真田信繁(幸村)は、妻子を連れ沿っていました。その大戦前、信繁は敵方だった伊達政宗に二人の子を預けたと言われています。
真田家家系図(簡略版)
正室、大谷吉継の娘との間にできた大八(4歳、のちの守信)と阿梅(12歳)でした。いろんな説が残っていますが、伊達政宗と懇意だった真田信繁は、子供を生かすため政宗に保護を依頼。承諾した政宗は仙台に連れ帰り、側近の白石城主・片倉小十郎(景綱)に二人の養育を託した、と考えれます。
大八は片倉守信と改め、阿梅は片倉景綱の息子・重長の室となりました。ちなみに片倉家は代々、小十郎を名乗っておりました。
その大八と阿梅の墓所があるという、浄土宗 当信寺(とうしんじ)に行ってみました。
当信寺の山門は、かつての白石城の東口門だったそうです。
本堂です。
二人の墓所は本堂脇に案内があります。
大八と阿梅の墓所です。二人は兄弟ですが、こうやって並んで建てられていることが、いかにも真田の子、そんなインパクトが伝わりますね。
左が阿梅、右が大八です。二人は白石城で養育され、阿梅は片倉重長の後妻、大八は重長から元服後、1000石持ち、片倉四郎兵衛守信と名乗ることが許されました。
片倉家は、徳川幕府からの追求には、信繁の子ということをひた隠したにしたそうです。
先が変形している阿梅の墓石です。
阿梅の墓は、虫歯に耐え忍んでいる「虫歯の仏様」として信仰され、墓石を削り取って虫歯につけると、歯痛が治ると伝わり、削り取られてしまったからです。
これは阿梅が大坂夏の陣の際に、すぐに戦えるよう寝るときも帯を解かなかったことから、のぼせてしまい歯痛で苦しんでいたことがあって、「たとえ仇の子であっても歯の苦しみだけはさせたくない」と生前語っていたことから、「虫歯の仏様」として信仰されたためです。
阿梅78歳、大八59歳没。
高速道路を突っ走り、神戸と朝来の中間地点、篠山城へ。ここも2015年8月以来2回目。目的はスタンプ押印!(^^)!
関東に住んでいるとめったに来れない土地、私にとっては貴重な実印(^_^)v
まあ、いいか(笑
ところ変わって神戸市の有馬温泉。正月ということもあってか物凄いひと。
かの豊臣秀吉が何度も訪れた名泉です。
阪神淡路大震災で偶然倒壊した寺跡から出土したとされる、太閤の湯殿です。
太閤の湯殿館、秀吉のためにつくった岩風呂でしたが、結局秀吉は亡くなってしまい、一度もこの風呂に入ることはなかったそうです。
有馬温泉に湯治にきた歴史上の人物です。紫式部からグレース・ケリーまで幅広い人物が訪れたそうです。
日帰りの有馬本温泉 金の湯、すぐ近くに有馬温泉の源泉があってそこから直につながっています。湯船まで30分待たされましたが、褐色の温泉、体には間違いなく、Goodだと感じました。
2020年、本年もみんカラ、よろしくお願いいたします。
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