0.5病チェックリスト

巷では0.5病、0.7病などと言われていますが…
チェックリストみたいなのをまとめてみます。
※自分はエンジンの構造とかは素人です、あくまでも参考までにどうぞ。

まずは初歩から

【ノーマル】
●加給圧系のホース類の亀裂、裂け、などの劣化やホースが抜けていないか隅々までチェック。
●ソレノイドボックス内のホース内にブローバイが溜まっていないかチェック。




【シリコンホース又は純正新品に交換済み】
●ホース類の亀裂、裂け、などの劣化やホースが抜けていないか隅々までチェック。
●オリフィスを入れ忘れていないかチェック。
●ソレノイドボックス内のホース内にブローバイが溜まっていないかチェック。



【ノーマルも弄ってあってもチェック】
●ソレノイドボックス内の(1番)チェックバルブがブローバイで詰まっていないかチェック。

※スバルではアッセンブリーしか無い為、ダイハツのチェックバルブなら単品で入手可能です

●アクチュエータ(23番ホース)の不具合(固着、歪み、など)をチェック。
●デューティソレノイドバルブ(10番、23番ホース)をチェック。
●差圧センサー(21番、22番ホース)をチェック。
● 絶対圧センサー(11番ホース)チェック。
※各センサーはカプラーの接触不良もチェック




と探って行くのが定番だが…
この時点で見つかればラッキー。
2回、3回と見直す事で弄ったが為の初歩的なミスを発見出来る。
でも0.5病はそんなに甘くはなかったりする^^;
次はどの段階でブーストが掛からないか？
そこから考えてみる。


【予回転領域】で考える
セカンダリータービンの予回転領域では排気制御バルブを正圧室から駆動しバルブを半開するので…
●2nd排気制御バルブ(1番ホース)(インタークーラーセカンダリー側)の不具合(固着、歪み、など)
●2ndアクチュエータの不具合(固着、歪み、など)
●ソレノイドボックス内の、2番ホースの不具合(オリフィスの詰まりや損傷)や5番ホースの不具合(詰まりや損傷)
(対処方 : いづれも洗浄や交換)

【ツインターボ領域】で考える
ツインターボ領域では吸気制御バルブと排気制御バルブを負圧室から駆動しバルブが全開となるので…
●吸気制御バルブ(1番ホース)の不具合(固着、歪み、など)をチェック。
もしくは負圧でバルブ開となる1番、6番ホースの不具合をチェック(亀裂など)
●排気制御バルブを負圧室を駆動させる6番ホース（負圧でバルブ開となる）の不具合をチェック
※上記2つのバルブを駆動させる空圧源は助手席フェンダーのサージタンクから。(そうなるとサージタンクの所にもある繋デューティソレノイドも怪しくなる…)

【プライマリー側ソレノイドバルブとセカンダリーソレノイドバルブの位置】
※セコンダリー X →セカンダリー 〇
以前ネットで検索して画像保存していたものです。
なかなかここまで探るのは…最終的にチェックする場所ですね。(ちなみに前前車ではこのプライマリー側が怪しかった…結局ミッションブローで廃車になったので解らず終い)

頭が混乱してくるので、各ホースをチェック


それでも原因が特定出来ない場合もあります。
ひとつずつ探っていくしか近道はありません。
弄って0.5病になったなら高確率で弄った場所が原因(まれに時期が重なっただけの場合もあるので劣化などは注意)
【まとめ】
●ホース類は全てチェック。
●センサー類は接触不良もチェック。
●チェックランプ点灯の時はダイアグコード診断も原因追求のカギになる事も。(ディーラーで診断、特定してもらう)
●セーフモードに入っているかもしれないから一度ダイアグノーシスリセット(ECUリセット)する。
ダイアグコード自己診断

チェックランプ点灯していたら→ディーラー
点灯していないなら→とにかく各部チェック
こんな所でしょうか。(^^;ゞ

ネットで検索して色々集めた情報なので
アプライドによってホース番号が違う可能性もある。という事を念頭に置いて参考にしてみて下さい。