#62 Kumaのブログ一覧

先日、某会食で当時セナの無線をピットクルー？として聞いていた方と話す事が出来ました。

その時代前後にスタードライバーの無線を何人か聞いてきた人です。

他のドライバーとセナが明確に違う点を教えてくれました。
それは走行中にほぼ全てのセッティングに関する事を無線でピットに入る前に伝え終わっている点とのこと。

ピットに入るとエンジニアやメカはみなやる事は分かっていたのですぐに作業に取りかかれたと。

そんな話を聞いたからか、折角の無線であれやこれやと私も走行中にしてみようと思ったのですが、、走行中に空気圧を伝えるのが精一杯でした、、、汗

また、別日、それを話していない某チューナー代表からアイルトンセナのドライビング本が届きました。


いつか、アイルトンくまとして華々しくデビューなんてあり得ませんが

アイルトンくまと名乗っても良いくらいになってみたいなと。


今日はひとり言の記事がはかどる。笑


では、みなさまステキなGWをお過ごしください♫

GW中は関係施設の普段出来ない工事や清掃がある為
ずっと都内でゆっくりしています。

さて、第2回の走行を終え
車載と走行データの整理や分析を行い次に備えます。


■991.2CUPの印象は
走行中、かなりタイヤとエンジン音に集中しているせいか30分13〜15ラップがすぐ過ぎてしまいます。
足回りはザックスというサスのようです。
オーリンズ入れた991とボクスターで走行してきましたが車両の軽さと空力もあってかビターっと路面に吸い付く感じです。
ナンバー付きでは経験出来なかったフィーリングの嵐で情報量に打ちのめされそうです。

セッティングに関しては、今回チーフメカ兼エンジニアさんが昨年PCCJに参戦車両をずっと見ていたようで富士でタイムを出したセットにしてくれたので、文句の付け所も無いというか、全然わからないですが、良いセットみたいです。笑

エンジン音については、ナンバー付きでもシフトタイミングを音で合わせていたので、非常にはやいシフトアップを求められるCUPは最初だけ戸惑いましたが、慣れてきました。また、高回転NAの超高周波？がキュィーンと車内に鳴り響くので、テンションが上がります。
初の無線も用意頂き、ヘルメットにマイクと耳栓付きのイヤホンをつけて、簡単にピットの方とやり取りが出来ます。

トラクションコントロールの有無はそこまで臆病になる必要はなく、ちゃんと向きを変えてからアクセルオンしていけば、しっかりダッシュしてくれます。

一番の違いはタイヤかなと思います。
先日はじめてのスリックニュータイヤを走行しました、最初の一周のみ食わない感じがありましたが、そこから先グリップが凄い、ブレーキとタイヤで車を止めてくれる印象、まだ横のグリップは使い切ってないと思うので、そこが今後のポイント？になりそうです。

■■車両関係以外では
レーシングカーを走らせる場合車両メンテと消耗品、運搬、当日のメカさん等ピットは1台の必要なもので埋まります。 そして、タイヤは150〜170kmで交換になります、、、汗
250kmくらいまで最初は走りましたが、これから暑くなるのでバーストの危険があるとのこと、、この走行後のタイヤってどうなるのでしょうか？
再利用？それとも廃棄？、、今度聞いてみよう。

費用に関してはとりあえず事前に見積りを頂いていたので腹はくくれてますが決して安くないです、、、滝汗

なので、今までは自走で富士入りしてパッと1〜2本走って帰宅なんて勿体無いことは出来ません。終日枠がある日を狙って1日3〜4枠50〜60ラップは走らせて課題解決にあたる予定です。

■■■現在若手スカラシップドライバーで富士は1分41秒台で記録が出ているので目標は42秒台で走れたらと考えています。
かなり臆病に走行開始したものの2回目で46秒まで来れていますので、42秒まであと4秒をどれだけ最短でクリア出来るか最善を尽くしていきます。

その先の目標は実はまだ決めてないのですが、現行CUPを42秒で走れたら流石にもう十分かなぁ、とも思うのでまずはもっとCUPを深く理解しないとです。

ちなみにCUPもセットは色々あるにしても吊るしの走行フィーリングと非常に近い車両はマクラーレンでした。
とくに720SとP1は足回りが非常に近しくブレーキも踏んだ分だけ反応がありましたし、それでいて街乗りも秀逸。
サーキットに振っているであろう675LTクーペ、600LTあたりも素晴らしい出来だろうと想像します。

■■■■5月にナローも納車出来そうとのビルダーさんからの連絡があったので、古いおじいちゃんポルシェと最新CUPで究極のポルシェ乗り目指して精進してまいります。

某方から5月の走行に特に気をつけるようお達しを頂き、非常に怖く、、注意に注意を重ね頑張ります。




くまのひとり言。


あ、クルマのインプレってタイトルなのかに、全然インプレらしいこと書いていないことに気づいたので、追記しました。笑

初めての走行前夜、いつもなら走行する車両に
全て積んで出発する訳ですが、行き帰りは楽な方がいいやとSクラスで移動する事にして、レーシングスーツを洗濯してリュックに装備品を入れて就寝しました。

朝、いつも通り小さなバックにPCやGOPro、ケーブル等々入っているのを確認して出発。

で、東京から半分くらい過ぎてから
リュックを入れて出てない事に気づきました、、、

ゲキ焦りしつつ、すぐにバイク便を手配し2枠目には間に合い、バッチリ着るものを着て走行出来ました、、、笑

でも、ひと枠目、、なんと、、
上下スエットで初CUP走行とプロも苦笑い、、汗


サーキットの皆様、気をつけましょう。笑


p.s
東京から富士スピードウェイまでのバイク便に数万円かかり、うっすら泣きが入ったのはここだけのひみつ。

予習復習にしっかり時間を割き、第2回走行練習を行いました。
初のCUPは4〜5回のコーナー出口でのスピンを経験し
ビビりながら52秒台でしか走れず、少し多難かと思っていました、、、汗

なぜ、スピンしたのか、自身とプロのラインと比較し
改善案はイメージはしていましたが、実際できるかどうかは未知、、

リズム、舵角、音、それら全てを何十回と叩き込み臨んだ富士

朝から4枠60ラップ以上走行しました。
100kmオーバーのタイヤで1枠ピント合わせして
2枠目にニュータイヤ投入。

タイヤのことを考えに考えたせいか、スリックにかなり近づくことができ
タイヤの嫌がることを避けて仲良くする事が出来ました。
その結果、60ラップ一回もスピンする事なく、46秒台を出すことが出来ました。

疲れはしたのですが、嬉しさが大幅に勝ち
サクッと帰宅しました♫

さて、あとトレーニング走行は4日14枠、残420分となり
ドライでもう少しタイムを上げ、ウェットを経験しないとなりません。


まだまだ精進。。。。


しかし、良いクルマだ、、キチンと運転するとしっかり答えてくれる。

某プロの方にサポートを受け、CUPシェイクダウンをしてきました。
以前のアドバイスがすごく明確で印象が良かったので通年で契約しました。

トラコン無い500hp、、かなり怖いし慎重になりました。

まずはセットを確認と基準タイムを出してもらい、3枠トータル30ラップ程走り
4〜5回のスピンで無事クルマを壊すことなく終えることが出来ました。

トラコンがある車の走らせ方のクセがついてしまっているようなので
少し怖い思いもしましたが、基本めちゃくちゃ良い車と思えましたし
何にしてもポルシェ味が濃いのなんのって、超濃厚でした。笑

さて、あと5日で富士の走行はなんとか形にしたいと思います。
残り18枠くらい、タイヤ何セット使うかわかりませんが
真剣に課題解決していきたいと思っています。

本物のレーシングカーのドライビング、こんなに楽しいとは、、、


慎重に牛歩で前に進むべく。