2月下旬にタカタで(自分的に)好タイムが出せたもので
「こりゃぁ、阿讃でも大幅にベスト更新できるはず!!」って
かな~り意気込んでました(^^;
タカタを走った翌週末、既に春っぽい気温ではありましたが
そりゃぁもう 晴らしい快晴に恵まれました。
「よし!!!」って意気込んで登山しました。
3月上旬の週末の阿讃、
日向の気温は10℃に届く状況ではありましたが、
路面温度は低過ぎず、素晴らしいコンディションだったと思います☆
ちなみに、阿讃への道中にそれっぽい積車が後方に見えて…
ミラー越しに確認してみると見たことのある青いEG6。
かなりお久しぶりの青い寅さんでした(^^)
走行準備を整え、1枠目から2台(寅さんのEG6と私のGVB)でコースに出ます。
勿論、コースイン前の儀式は忘れていませんでした。
さて、タイヤの熱入れのため何周かのウォーミングアップを行いアタックに入ります。
ちなみに、コースイン時の冷間内圧の設定は次の通りでした。
ZESTINO GREDGE 07RS 265/35R18(9部山) : フロント 1.9キロ / リア 2.0キロ
アタックに入ると、すぐに 『あれれ?』ってなります。
タイヤが全然グリップしません。。。
手応えとしてタイヤに熱は入っている感じなんですが、明らかにグリップ感が希薄でした。
今までと同じように走ろうとしますが、クリップ前後でフロントが入らない。
かなりスピードを落としてクリップを迎えないと今までと同じ感覚で頭が入っていきません。
タカタ走行時、Wヘアピンで頭の入りが若干鈍いと感じてはいたんですが、
それが物凄く顕著になった感じで。。。
更に、今までと同じタイミングでアクセルを踏んでいくと、リアが滑ってトラクションがかかりません。
ストレートエンドが前回(4部山の07RS)の走行時より3km/hも遅くなる始末。。。
『こんなはずでは…』 と思いながらも色々と試行錯誤をしながら走った結果、
1枠目は43.9秒台を何とか3回出せただけ… という(^^;
ちなみに、走行後の温間内圧は、フロント右が2.4、フロント左が2.3、リア右が2.3、リア左が2.3。
ほぼ狙い通りの内圧になってくれていました。
タイヤの熱の入りも上々な感じでして、何でグリップしてくれないのか分からない状況でした。
1時間くらいGVBをクーリングダウン、2枠目の走行に入ります。
1枠目でリアが滑り過ぎだったもんで、リアの減衰設定をほんの少し高目に設定してみました。
タイヤに熱が入ったところでアタックに入りますが… 相変わらずフロントが全く入らず、
リアはと言えば、今度は滑るかわりに跳ねるようになってしまって、ますますトラクションがかからず。
更にストレートエンドが遅くなってしまいました。
跳ねと滑りの分水嶺が見えない状況で試行錯誤するも、
今度は41.1秒台が精一杯な結果になりました。。。
備忘録を兼ねて当日のZESTINO GREDGE RS(走行後)の画像を貼っておきます。
フロントだけですけど。
【左フロント】
【右フロント】
タイヤの削れ方から、かなりアンダーな走りをしていたことが分かります。
ただ、熱の入りは悪くないイメージだったんですけど。。。
とまれ、これ以上走ってもタイヤを痛めるだけだと思い、2枠の走行で切り上げることに。
結局、自己ベスト更新には至らず。。。
それからは全くもって納得のいかない一週間を過ごし…
翌週末(先週末)、またしても良コンディションに恵まれたため、
再び登山してきました。
『今度こそ!!』です。
日向の気温は10℃くらいありましたが、超快晴の素晴らしいコンディションだったと思います。
ちなみに、前回のストレードエンドの速度が3~4km/hも落ち込んでいたので
(現車セッティングの前のストレートエンドと殆ど同じ状態です)
早くも変なリタードが入ってきたのかも… と疑い、
バッテリーのマイナス端子を外してリセットをかけておきました。
また、タイヤ表面を超キレイに掃除してもみました。
あんまり関係無いとは思いましたが、上記リセットと合わせて出来る事はやっておく感じで(^^;
ちなみに、ZESTINO GREDGE 07RSの特徴として、
そのコンストラクションの強さからサイドは殆ど減りません。
しかしながら、センターグルーブは思いのほか脆弱で、すぐに斜めに削れてしまいます。
前回の07RSでは、センターグルーブが斜めに削れた途端にグリップ感が一気に希薄になりました。
当日にタイヤを履かせる際、このセンターグルーブの削れ方に注力しながら
装着タイヤと装着位置を選んでやりました。
勿論、出来るオマジナイも忘れませんでした☆
さてさて、1枠目からコースに出て数周のウォーミングアップ(タイヤの熱入れ)を経てアタックに入ります。
悪い意味で予想通りでしたが、やはり先週と同じくグリップ感は希薄なまま。。。
もう頭を切り替えることにして、とにかくベスト更新のことだけを考えて走りました。
コーナー進入は超ゆっくり、ガバっと向きを変える様にして最短コースを通ります。
今までの阿讃走行ではやらないレベルでステアを切り込ませていきました。
『タイヤがヤバいレベルで減っていくなぁ…』と感じつつ(^^;
ちなみに、コーナーのボトムスピードは以前より4~5km/hも落ちた走りでした。
リアは減衰次第で跳ねるか滑るか… の選択肢があるのみでした。
前回走行のログデータから滑る方がマシ!って感じでユルユルの減衰で走行するこにします。
早くアクセルを開けても滑るばかりなので、かなり控え目なタイミングでアクセルオン。
少しカウンターをあてながら立ち上がるイメージ。。。
とにかく以前よりも速くなったストレートだけでタイムを稼ぐ感じで。。。
そんな感じで色々とフラストレーションを感じながら走った結果、
約0.1秒だけ自己ベストを更新する43.720が出てくれました。
物凄ぉ~く地味な走りになってしまった感があり、見たくない車載動画になってしまったんですが、
自分にとっては、これでも貴重な記録動画なのでアップしておきます。
また、走行後のZESTINO GREDGE 07RSの画像も備忘録を兼ねて貼っておきます。
今回もフロントだけですけど。
【左フロント】
【左フロントのアップ】
【右フロント】
【右フロントのアップ】
阿讃走行では肝となる右フロントが特に、凄いレベルのアンダーで走っていたことを物語っています。
また、右フロントのセンターグルーブの削れ方のヤバさも分かると思います。
取り敢えず自己ベストは更新したものの、
タイヤがこんな状態では更なるタイム更新は無理と思われ、
1枠だけで走行を切り上げ、軽いメンテの後で早々に下山することに。
今回のZESTINO GREDGE 07RSのグリップが低かったのか…
はたまた、阿讃の路面がたまたま悪かったのか…
それとも、自分の走りが単に悪かったのか…
色々と悩ましく、今でも悶々としていますが…
とにかく、無事にと言うか、何とかと言うか、取り敢えずは自己ベストを更新できました。
気持ちの上では43.5秒くらいは間違い無く出せると思っていたので、かなり凹んでいるんですけど(^^;
次のタイヤは3月15日に予定されているD○Cレギュレーション発表の内容次第ですが、
おそらく、D社のアレ(Ⅲが付く名前のやつ)になると思います。
とまれ…
D○Cの大会が期近に開催される可能性もあるようで、気合入れて車をメンテしつつ頑張っていきます。
最後に先週末に先々週末、阿讃をご一緒できた皆様、絡んで頂けてありがとうございました(^^)