初めて自分でタイヤ交換しました。
若い頃スキーに夢中でしたがその頃は殆どの人がチェーンで、都会では今ほど冬用タイヤは普及していませんでした。
それこそ雪国ではまだスパイクタイヤの時代で、ドライの路面なんか走ろうもんならスパイクのせいでドリフトしまくりです、雪の無い市街地では簡単にグリップを失うので危ないくらい。路面も痛むので、スパイクタイヤは今は禁止になっています。
なので、東京住まいの私には、チェーンを巻くことはあっても冬用タイヤに交換するなんてことはありませんでした。
前置きはさておき、今の車になってチェーンが付かないのでスタッドレスを履くようになりもう5年。今までは近所の○ートバックスで履き替えてましたが、そろそろ出来るだけ自分でやってみようと考えた次第です。
結構重いタイヤを運んで順番待ちするのも大変です。
○ートバックスの都合に合わせて予約するのも面倒なので、自分でやれば少なくとも自分の勝手な都合で出来るし、タイヤを車に積み込む必要も無くなるし。
ネジ外してまた締めるだけなので、作業としては単純です。
とはいえ、専用の道具も必要なので色々と買ってしまいました
買ったのは
クロスレンチ 890円
トルクレンチ 3,399円
油圧ジャッキ 12,999円
ジャッキアダプター 3,990円
ホワイトマーカー 304円
タイヤストッパー 774円
ホイールセッティングボルト 1,980円
これはポルシェの純正部品です!
合計すると 24,336円!
※購入品の画像は全て Amazon から
○ートバックスで持ち込み交換すると4本で3,000円なので、だいたい4シーズン分ですね。
まあ元が取れるかどうか微妙ですが、趣味なんてそんなもの。
あれこれ調べて道具を揃えて、車を自分でいじる楽しさ(?)を差し引けば良しとしましょう。
どうせ買うならなんでもっと早く買わなかったんだ?って話しは置いておきます。
で、ついにタイヤ交換を決行しました。
初めてなので結構ドキドキでしたが、なんとか無事に事なきを得ましたけどスッゴク疲れました。
なんと言ってもタイヤの重いこと。あと、自宅前の駐車場ではちょっと狭くて、動きも制限されるので大変でした。
一番焦ったのは ジャッキが車の下に入らない!!
先ずうちのメルシーはAMGパッケージって仕様で、普通のCクラスより車高がちょっと低めです。併せて用意したジャッキにはベンツ用のアダプタ(凸)を付けていますので少し高くなっています。
ジャッキを寝かせてみたり色々試してみたところ、ジャッキポイントの正面(側面?)からならギリギリ入ることがわかりました。でも余裕は数ミリです。
最初の右前輪はちょっとてこずりましたが、だんだん要領も掴めてきて、いい感じと思えた手順は以下の通り。
1.トルクレンチでホイールボルトを対角順に少し緩める。
2.ジャッキで車を上げタイヤを浮かし、作業の邪魔になるジャッキのレバーを外す。
※タイヤは十分浮かせた方が後でタイヤを付ける時位置決めが楽です。
3.十字レンチで対角順にホイールボルトを緩め、一番上のボルトを一本最初に外す。
4.最初に外したボルトの代わりにガイドボルトを付けておく。
※ガイドボルトはタイヤの落下防止と位置決め用です。
5.残りのボルトを順に外す。
6.ガイドボルトに沿ってタイヤを外す。
7.取り付けるタイヤをガイドボルトに沿って位置決めし、ボルトで仮止めしたらガイドボルトも外して最後のボルトも止める。
8.十字レンチで対角順にボルトを締めてからジャッキをゆっくり下ろす。
9.対角順にトルクレンチで規定トルクで締めて終了。
※W204の規定トルクは 130N・m でした。
※メルシーの前輪はストラット式です。
※後輪はマルチリンク式。
最初に夏タイヤのホイールを洗って、タイヤ交換して、外した冬タイヤのホイールを洗って、少し乾かしてからビニール袋に入れて保管場所に積んでおきます。
そうそう、外したタイヤの内側の接地面に、ホワイトマーカーで取り付け位置記号を書いておきました。
接地面なら少し走れば消えるので、次回はこの記号を参考にローテーションします。
とまあこんな感じで、ホイール2セット洗うのも含めて半日がかりでした。
次回は一連の作業で2時間くらいでしょうか。でも結構重労働ですね。自宅の駐車場は助手席側に寄せて停めているので、最初に車を少し移動しておく方が良さそう。
あと、ちょうどいい高さの椅子があると少し楽かもしれません。
時間が無くて空気圧の確認をしていないので、次回乗車時はガソリン入れついでに空気圧チェックと、少し動かしてから念のためボルトの締め付けトルクのチェックをしておきます。
Posted at 2019/03/27 03:48:48 |
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