長かった出張もいよいよ最終日。
今日は約700kmを東京まで走る移動日ですが、高速道路の通行料金を安くあげるためには午前0時以降に東北自動車道の浦和料金所を通過して「ETC深夜割引」を適用させる必要があります。
そこで青森出発には比較的時間の余裕もあるわけで。
一泊した「
ホテルルートイン青森中央インター」を規定いっぱいの午前10時にチェックアウト、まずは"遅めの朝御飯"兼"早めの昼御飯"を食べるために青森駅前へ。
コインパーキングに車を入れて、訪れたのは駅前のアーケード街に店を構える「長内食堂」。駅前という土地柄から観光客需要もありそうですが、雰囲気は昔馴染みの地域密着型大衆食堂といった雰囲気が満点。
のれんをくぐると時間が早いせいか他に客の姿はなく。ここの名物は「ほたて」、メニューの中から私は「ほたてバター焼き定食」を、社員嬢は「ほたてフライ定食」をオーダー。
先にやってきたのは私が注文したバター焼き定食、バターの香ばしさが食欲をそそります。「ほたて」はさすがに本場の味、大ぶりの貝柱はジューシーで食べ応えも満点。一方のフライ定食は厚めの「ほたて」を2枚にスライスして揚げたもの、こちらもサクサクした衣と歯ごたえある新鮮な「ほたて」の味わいが絶品。お値段はともに1,200円、味噌汁や香の物、小鉢もついていますのでコストパフォーマンスも文句無し。
食事中に何組かのお客さんが来店しましたが、1組はバイクで旅をしている二人連れ、あとは地元の方ばかり。いかにも"常連さん"といった感じで、「ほたて料理」に限らず、カツ丼やカレーライスなどの定番メニューも人気を集めているようでした。
食後は道の向かい側にある和菓子屋さんを覗いて美味しそうなものをピックアップ。お土産用に加え、ちょっとした進物として発送の手配を済ませてから、青森を後にすることに。
まだ時間の余裕があるのでちょっと寄り道、やって来たのは「
青森県立 三沢航空科学館」。
私は2年前の夏に"
夏の津軽・下北周遊"を行った際に訪れた地ですが、飛行機(特に民間機)にも興味を持っている社員嬢は今回初めての訪問。館内の展示を興味深く見学、写真もたくさん撮影していました。
ここは屋外にも展示機がありますが、珍しいのは展示機の真ん前が駐車場になっている点。空いていることが大前提ですが、愛車と戦闘機を一緒に撮影出来る環境なのです。取り敢えず今回もしっかり社用車1号機(
日産フーガ 350XV)と、
航空自衛隊で活躍していたT-2高等練習機(1機はブルーインパルス仕様)とのショットをカメラに納めてきました。
見学後は一般道で
八戸市へ移動。
ここでの目的は、帰り道の車内で食べる晩御飯の買い出し。目的の店は八戸自動車道・八戸ICの近くにある「むつ食品惣菜センター」。地元密着型のスーパーマーケットですが、その名の通り"お惣菜"の充実ぶりがポイントです。
中でも「グラタンフライ」や「チキンカツ」に代表される揚げ物の充実ぶりが人気の秘密。他には「スパゲティフライ」「焼きそばフライ」「カレーライスフライ」「お好みフライ」「ハムチーズフライ」「メンチカツ」と、とにかく種類が豊富。
なんでも当地では学校などでも売られていたことがあるようで、おやつや手軽なご飯代わりに人気のアイテムなのだとか。
店に入るとあまりの種類に迷いますが、いわゆる"おつとめ品"として揚げてから時間が経ったフライを格安で売っていたので、ここは立派に大人買い。テレビで採り上げられたことや、話題を呼んだ"美人すぎる市議"こと
藤川優里さんも学生時代から好んでいたことが売り場に記されていました。
買い出しを済ませたら八戸ICから高速道路へ。
東北自動車道に合流して間もなく社員嬢と運転を交代して私はしばしの仮眠。メーカーオプションで装着されていたナビシートのオットマンが、こんな時にはとても便利な装備として重宝します。
仙台の手前でパーキングに入って、先程購入した"揚げ物"をメインとした夕食。
もちろん車内なので電子レンジで温めるなどは出来ませんでしたが、それでもなかなかの美味しさ。これは近くに売っている店があれば、私は結構頻繁に買っていそうな気がします。
食後は再び私がステアリングを握って東京まで。
午前0時すぎに浦和を通過、あとはスイスイと自宅まで・・・、のつもりが高速道路や一般道の工事渋滞に遭遇、期せずして裏道を駆使して帰宅する羽目に。
ようやく帰宅、これで出張も無事終了となるはずが・・・、なんと自宅のエアコンが故障している!!
東京は熱帯夜、さすがにこれには我慢できずエアコンがついている別の部屋に避難。最後の最後でまさかのトラブルが自宅に待ち受けていたというオチがついてしまった、今年2回目の北海道出張でありました。
ブログ一覧 |
取材・業務雑記 | 日記
Posted at
2010/07/25 01:43:18