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ネタがないので整備手帳との重複ネタです。
今日は未塗装樹脂部分にWAKO’Sのスーパーハードを塗布しました。




今回も某フリマで小分け品を買いました。スーパーハードはあまり日持ちしないので、割高でも必要都度買う方が良いような気がします。（小分け品を怪しいと思う方にはお勧めできませんが。）




で塗った後の画像を。しっとりした控えめな艶が出て良い感じになりました。
今日未施工の部分は来週末にでもやろうと思います。












でも正直なところ、「これらが普通の塗装だったらなぁ」と思わなくもありませんね・・・。

昨日今日で近隣の震災遺構を回ってました。
施設の概要は文中の各リンク先をご覧いただくとして、感想について一言コメント記載しますので軽く目を通していただければと思います。

■宮城県仙台市：震災遺構 荒浜小学校

仙台市若林区にある震災遺構です。二度目の訪問です。
無料と言うこともあり、他の有料施設のように付属施設がなく元校舎のみの展示となっています。そのため展示物は少なめですが、仙台中心部からもそこそこ近いのでアクセスは良好です。
映像資料もあるのですが今回は見られませんでした。そのうちまた足を運びます。







【施設のリンク】震災遺構仙台市立荒浜小学校


■宮城県山元町：震災遺構 中浜小学校

仙台市の南部、山元町にある震災遺構です。ここも二度目の訪問です。
ここは展示はコンパクトながら、ガイドの人数が多く案内も丁寧です。また映像資料は構成や編集がうまく、10分程度ながら当時の状況がすっと頭に入り分かりやすい内容でした。
ここは有料施設ですが3月11日に行ったら無料でした。通常は大人400円です。







【施設のリンク】震災遺構中浜小学校


■福島県相馬市：伝承鎮魂祈念館

ここだけ県外ですが、前述の中浜小学校から車で15〜20分程度のところです。目の前を何度も通っていながら昨日まで存在を知りませんでした。
ここはパネルメインですが映像資料もあり。ただ常時上映ではなく、受付に申し出て上映してもらうスタイルのようです。おじさんが再生を止めつつ説明してくれるので分かりやすいです。
ここも入場無料。ただコンパクトですので映像込みでも20分程度で見終わるかなと思います。写真は内部の様子を撮り忘れたので外観だけです。



【施設のリンク】伝承鎮魂祈念館


■宮城県石巻市：震災遺構 門脇小学校

仙台市の北東の石巻市にある震災遺構です。初めて行きました。
知らなかったのですが、ここは津波の高さは他の施設ほど高くなかったものの、その後の津波火災で校舎が全焼する被害が出たのだそうです。なので津波被害と火災被害の状況を見ることができます。
また、展示全体に「体験者の声」が書かれており、客観的な説明だけではない”想い”が伝わってきました。映像資料もいくつかあったため、2時間くらい滞在してました。
ここは有料施設で大人600円ですが、見応えがあるのでおすすめです。







【施設のリンク】石巻市震災遺構 門脇小学校


■宮城県石巻市：みやぎ東日本大震災津波伝承館

前述の門脇小学校のすぐそば、石巻南浜津波復興祈念公園内にある施設です。
場所柄から石巻市の運営だと思ったら、実は宮城県の施設でした。なので石巻に特化した展示内容ではなく、普遍的な内容に加え宮城を中心とする沿岸の広域的な展示内容でした。映像資料も県内の津波被害のダイジェスト的な内容です。
展示においても先に書いた震災遺構のことも触れられているようなので、ここを見学した上で興味のあるところに足を運ぶのもありかもしれません。
入館は無料。石巻の中心部に程近いので観光がてらの寄り道もおすすめです。







【施設のリンク】みやぎ東日本大震災津波伝承館


■宮城県東松島市：東松島市震災復興 伝承館

元JR仙石線野蒜駅の駅舎を利用した施設です。
これまでも何度か立ち寄っていますが、てっきり観光案内所だと思っていたため震災の展示を見るのは初めてです・・・。元JR駅と言うことで駅のホーム自体も震災遺構になっています。
ここもパネル中心で映像資料もあり。映像資料に関してはインタビュー中心でドキュメンタリー要素が強く、出てくる方の発言が生々しい内容でした。
入館は無料。前述の石巻の施設から車で20分程度です。単独だとなんなので他と絡めて行くのが良いと思います。







【施設のリンク】東松島市震災復興伝承館


こんな感じで仙台を起点に南北の施設を巡りましたが、やはり一被災者として心に来るものがあります。そして、改めて災害の悲惨さや心構え・備えの大事さなどを思い知りました。
12年経ち、記憶が薄れるどころか震災を知らない世代も増えてきています。この時の記録や教訓をどう伝えて行くかがこの先の課題なのかもしれません。

なお、他にも行くつもりだったのですが意外と時間が足りませんでした。その辺りは観光も含めおいおい消化しようと思います。何せこれだけいろんな施設があるようですので・・・。




＜おまけ＞
せっかくなので昼食ネタも。まず昨日3月11日は、名取市にあるスーパーのフードコートで海鮮丼を。
フードコートではありますが鮮魚店隣接お店なので侮れません。これで1000円はお値打ちでした。週末は朝9時からやってるらしいので時折足を運ぶことになりそうです。






そして今日3月12日は石巻市の観光施設にてお得なセットを。ミニメニューの5点セットですが存外に満足度高めでした。この充実度で1500円は安い！
成り行きもあり主義に反して少々並ぶ羽目になったのですが、開店直後から行列ができるのも分かりました。石巻駅から歩いて行ける距離みたいなので、今度は電車で行って、テラスでお酒をいただきたいなと思います。






と、案外忙しい2日間でした。晩酌はこないだ陸前高田で買った地ビールで。
地ビールにありがちな「炭酸の弱さ」が気になりますが、まあ美味しいです。




明日はのんびり休みたいところですが、さすがにそうは行きません。幸い在宅勤務なので緩〜く仕事します。

今日は3月11日。言わずもがなのあの日です。今日は12年前と違って暖かな1日でした。

そんなわけで、今日は震災遺構などをちょいちょい見て歩いてました。
明日も出かけるつもりなのでその辺はひとまとめにするとして、14時46分を迎えたのは名取市某所でした。駐車場に入り、車中でしたが黙祷・・・。




それはそれとして、10年の節目より12年の節目の方が一区切り感が強いのは、馴染み深い十二支との関係性からなのか、それとも自分だけなのか・・・。よく分かりません。

Part1の続きです。

2日目の朝は5時に目が覚めました。二度寝もできず、帰りの運転が猛烈に眠かったです。
まずは朝食をいただき、出発の準備をしてチェックアウト。




ちなみに、今回もたかた旅トクと言う陸前高田市の独自支援を利用したのですが、年度末で予算が余ったのか通常2000円分の配布クーポンが4000円分に割増されてました。
宿泊費も4000円引きなので都合8000円の補助です。今回の宿は実質200円で泊まったような感じでした。






そんなわけでホクホクしながら出発。
まずは震災遺構である旧陸前高田市立気仙中学校に立ち寄り。




朝イチだったこともあり誰もいませんでした。
津波の高さは学校の屋上を超えたそうで、14.5ｍの津波ってのがいかに巨大なものか思い知らされます。（直前に高台に避難したことで犠牲者は出なかったそうです。）






河口部分に水門もできてました。川を遡上する津波を防げそうです。
もうすでに学校としての機能は失っていますが、震災遺構として永く残って欲しいものです。




続いて発酵パークCAMOCYと言う商業施設へ。「醸し」がテーマの飲食店や売店が入っています。ここでは調味料とクラフトビールを買いました。ここでは飲食施設もあるほかビールを飲むこともできるのですが、車じゃないと来られないだけに一人旅ではハードルが高いです。




で、GoogleMapを見ていたら奇跡の一本桜※ってのがあったので行ってみましたが、ただの桜の木でした。砂利の一本道で駐車場もなく、改めて見ると一本松と勘違いしたコメントも。せめて咲いてる時に見たかった。
※あとで見たらスポットが消えてました。




次に向かったのは気仙大工左官伝承館。
この界隈はあまり産業がなかったため大工の技能を持った人が多かったそうで、地元のみならず他地方に出向いて建築物を作ったそうです。仙台だと定義山西方寺（古い方の門）や塩釜神社、有名どころでは明治神宮も手がけたそうで。




なおこの建物は歴史的建造物ではなく、気仙大工の技術と地元の資材を使って約30年前に作ったのだそう。それでも結構年季を感じるものです。




中も色々な思い・こだわりがあり大工の手仕事に感心するとともに、案内もしていただけて存外に楽しめました。
やや不便な場所にありますが、ぜひ足を運んで欲しい施設です。




敷地内には3.11希望の灯りってのがありました。震災の起きた2011年の12月に、神戸の1.17希望の灯りから分灯されたのだそうです。




この後は全然お腹空いてなかったけど、クーポンを使うために道の駅で昼食。
悩んだ結果カキフライ定食にしました。熱々で舌をやけどしました。




と言ったところで帰路に着くことにしました。
当初は国道340号を西に向かい内陸から帰るつもりでしたが、




どうにも疲れたので取りやめ。県道を経由して国道45号に戻ることにしました。




しかしこの県道、最初は良かったのですが途中から妙に狭くなり、路肩には雪まで。




でも、県境の峠を越えたところで下り坂になり、雪の不安も杞憂に終わりました。




この後は国道45号に合流。
下道をひたすら進んだところで最後の寄り道をしました。登米市津山町にある横山不動尊です。
前々から気になっていたのですが、最近みん友さんが立ち寄った投稿をされていたのを見て自分も行ってみた次第です。






割と近くに観光地化された寺院がありますが、そこに比べると静かで人も少なく、とても落ち着く場所でした。
ただ天気の良さと車の暖かさに感覚が鈍り、上着を着ないで参拝したため寒い寒い。不本意に短時間の滞在となりました。いずれ再訪したいと思います。






でも奥の院到達はさすがに苦しそうです。
なぜか存在する出羽三山が気になりますが、奥之院の奥なのでまず無理でしょう。




と言うことで、16:30頃に自宅に到着。
2日間の走行距離は約320km。1日あたり160kmってところです。数年前は日帰りバイクツーリングで300km走ってましたが、その頃より疲れた気がします。車なのに・・・。




2日目のルートはこんな感じでした。

https://goo.gl/maps/3AgSv3cpDCCnQGeX9

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今回の旅は震災遺構のうちこれまで見られなかった場所を巡りました。
ただこの理由は後付けで、事実上は現実逃避の思いつき旅行だったのが本当のところ。でもそう言いながらも今回回ったところは立ち寄って良かったと思います。

一方で、老化による体力低下が深刻だとつくづく感じた旅でもありました。
エスロクを保有し続ける上で一番の問題は、環境でも費用でもなく自身の体力なのかもしれません。

こないだの土日で岩手県の陸前高田市に一泊してました。まもなく震災から12年ってことで、それにかこつけての泊まりでした。
震災遺構巡りに関しては、前回（2020年11月）行き損ねたところを主目的としました。その辺も含め簡単に書こうと思います。

自宅を出たのは11時。松島の混雑を避けるためちょっとだけ高速ワープした後、




国道45号から国道346号に入りました。




途中で昼食を摂ろうと思うも、お昼時だけにどこも混んでるように見えたので断念。
たいしてお腹減ってなかったので、コーヒー飲みつつのんびり走りました。




途中1枚だけパチリ。




とかやってるうちに再度国道45号線に合流。ハンドルを左に切り北に向かいます。




そして、青森までの距離に目眩を起こしそうになりつつ、




県境を越え岩手県に入りました。




陸前高田市に入った後はいくつか寄り道。
まずは陸前高田市立博物館へ。去年の11月にオープンしたとのことで、時間調整も兼ね行ってみました。




できたばかりだけあってとても綺麗でしたが、展示はちょっと物足りないかな。私、古代とか土器とか興味ないので、その辺りも含めると興味の対象は非常に少なかったです。
津波関連の展示は少しだけ。津波そのものより津波で被災した展示物のサルベージに関する展示が主でした。津波被害の展示は津波伝承館がメインなので、住み分け上仕方ないでしょうか。
とは言え、入場無料なので行って損はないと思います。






そして屋上からの眺め。市の中心部だけあり山側はちょっとだけ栄えてますが、




海側はほとんど更地。かなり広いです。（真正面に見えるのが道の駅。）
この後こちらも開発が進むのでしょうか。




次に向かったのは、先ほど遠目に見えた道の駅高田松原。




と言っても道の駅そのものに用事があったわけではなく、これの利用のためでした。
震災遺構を巡るにあたり、試乗も兼ねてパークガイド付きの回に乗車しました。




車両はこれ。C国製のEVのようです。




車両に装備されたLiDARスキャナで周辺の物体を検知しつつ、地図データをもとに指定ルートを進むような格好です。車内のモニターを見てると、ほんと細かく周辺をスキャンしてました。
ただ、めちゃくちゃ乗り心地が悪く、この後乗った自分のエスロクが”快適移動空間”と感じるくらいでした。




それはさておき、回ったのは震災遺構「旧道の駅高田松原 タピック45」と、




高田松原の堤防。
植樹した松の木は松食い虫に強い種類だとのこと。




ちなみに堤防の内側の松の木は、津波前に高田松原に生えていた松の木のDNAを受け継いだ苗だそうです。




あと、下宿定住促進住宅も案内箇所だったのですが、時間の都合で端折られました。
去年の夏に撮った写真を載せておきます。14.5ｍの津波だけあって5階まで水が来たとのことです。






これらを見終わったところで夕方5時近くなったので、宿にチェックインです。
今回泊まったのは民宿で、前回の遺構巡りに泊まった時以来のリピートでした。




到着後は風呂に入って疲れを癒し、ゆずのお酒で一服。




前回は宿泊者が自分だけでしたが、今回は私の他に年配の男性が2人。
フレンドリーな方々で、普段こう言ったところで会話はしない自分が会話を楽しみながら食事できました。




と言うことで今回も大満足の食事でした。
楽しい食事は20時過ぎに終了しましたが、気づいたら寝落ちしてました。飲み過ぎ注意。




1日目のルートはこんな感じでした。

https://goo.gl/maps/muNNpVmZPAEvNnY96




長くなったので2日目は別投稿で。 → 書きました。