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2023年03月10日

震災後12年を迎える陸前高田へ Part2

Part1の続きです。

2日目の朝は5時に目が覚めました。二度寝もできず、帰りの運転が猛烈に眠かったです。
まずは朝食をいただき、出発の準備をしてチェックアウト。




ちなみに、今回もたかた旅トクと言う陸前高田市の独自支援を利用したのですが、年度末で予算が余ったのか通常2000円分の配布クーポンが4000円分に割増されてました。
宿泊費も4000円引きなので都合8000円の補助です。今回の宿は実質200円で泊まったような感じでした。






そんなわけでホクホクしながら出発。
まずは震災遺構である旧陸前高田市立気仙中学校に立ち寄り。




朝イチだったこともあり誰もいませんでした。
津波の高さは学校の屋上を超えたそうで、14.5mの津波ってのがいかに巨大なものか思い知らされます。(直前に高台に避難したことで犠牲者は出なかったそうです。)






河口部分に水門もできてました。川を遡上する津波を防げそうです。
もうすでに学校としての機能は失っていますが、震災遺構として永く残って欲しいものです。




続いて発酵パークCAMOCYと言う商業施設へ。「醸し」がテーマの飲食店や売店が入っています。ここでは調味料とクラフトビールを買いました。ここでは飲食施設もあるほかビールを飲むこともできるのですが、車じゃないと来られないだけに一人旅ではハードルが高いです。




で、GoogleMapを見ていたら奇跡の一本桜※ってのがあったので行ってみましたが、ただの桜の木でした。砂利の一本道で駐車場もなく、改めて見ると一本松と勘違いしたコメントも。せめて咲いてる時に見たかった。
※あとで見たらスポットが消えてました。




次に向かったのは気仙大工左官伝承館
この界隈はあまり産業がなかったため大工の技能を持った人が多かったそうで、地元のみならず他地方に出向いて建築物を作ったそうです。仙台だと定義山西方寺(古い方の門)や塩釜神社、有名どころでは明治神宮も手がけたそうで。




なおこの建物は歴史的建造物ではなく、気仙大工の技術と地元の資材を使って約30年前に作ったのだそう。それでも結構年季を感じるものです。




中も色々な思い・こだわりがあり大工の手仕事に感心するとともに、案内もしていただけて存外に楽しめました。
やや不便な場所にありますが、ぜひ足を運んで欲しい施設です。




敷地内には3.11希望の灯りってのがありました。震災の起きた2011年の12月に、神戸の1.17希望の灯りから分灯されたのだそうです。




この後は全然お腹空いてなかったけど、クーポンを使うために道の駅で昼食。
悩んだ結果カキフライ定食にしました。熱々で舌をやけどしました。




と言ったところで帰路に着くことにしました。
当初は国道340号を西に向かい内陸から帰るつもりでしたが、




どうにも疲れたので取りやめ。県道を経由して国道45号に戻ることにしました。




しかしこの県道、最初は良かったのですが途中から妙に狭くなり、路肩には雪まで。




でも、県境の峠を越えたところで下り坂になり、雪の不安も杞憂に終わりました。




この後は国道45号に合流。
下道をひたすら進んだところで最後の寄り道をしました。登米市津山町にある横山不動尊です。
前々から気になっていたのですが、最近みん友さんが立ち寄った投稿をされていたのを見て自分も行ってみた次第です。






割と近くに観光地化された寺院がありますが、そこに比べると静かで人も少なく、とても落ち着く場所でした。
ただ天気の良さと車の暖かさに感覚が鈍り、上着を着ないで参拝したため寒い寒い。不本意に短時間の滞在となりました。いずれ再訪したいと思います。






でも奥の院到達はさすがに苦しそうです。
なぜか存在する出羽三山が気になりますが、奥之院の奥なのでまず無理でしょう。




と言うことで、16:30頃に自宅に到着。
2日間の走行距離は約320km。1日あたり160kmってところです。数年前は日帰りバイクツーリングで300km走ってましたが、その頃より疲れた気がします。車なのに・・・。




2日目のルートはこんな感じでした。

https://goo.gl/maps/3AgSv3cpDCCnQGeX9





今回の旅は震災遺構のうちこれまで見られなかった場所を巡りました。
ただこの理由は後付けで、事実上は現実逃避の思いつき旅行だったのが本当のところ。でもそう言いながらも今回回ったところは立ち寄って良かったと思います。

一方で、老化による体力低下が深刻だとつくづく感じた旅でもありました。
エスロクを保有し続ける上で一番の問題は、環境でも費用でもなく自身の体力なのかもしれません。
ブログ一覧 | 車:旅・お出かけ | 日記
Posted at 2023/03/10 17:43:31

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この記事へのコメント

2023年3月10日 19:26
お疲れ様でした。 毎回、旅ブログを楽しませて頂いております。
何かとってもとってもお得な旅でなかったですか?
昭和50年代前半の学生時代に、レンタカーを借りて宮古に行った時、仙台〜気仙沼間はR45経由で約3時間掛かった記憶があります。それに比べれば、寄り道したうえで約2時間半とは、だいぶ早くなりましたね……。
季節も良くなったせいかも知れませんが、平均燃費が26km/Lというのは流石ですね……。
コメントへの返答
2023年3月10日 22:12
こんばんは。
はい、とってもお得でした。今月中にもう一回行こうかと画策してるところです😆

今回はほぼ下道・適度に休憩を行なって3時間少々でした。高速道を使えば2時間少々で行けますから、時短効果は大きいです。
ただうちの車は遅いので背極的に高速道を使う気になれないのが本音です。

燃費表示に関しては、この車結構なハッピーメーターでして、15%引きくらいで実態に合います。
でも、従分燃費は良いと感じますよ。
2023年3月12日 16:52
こんにちは。
私の地元に来ていただきありがとうございます。

高田はまだ、観光まで手が回らずせっかく来ていただいても
観光できる箇所が少ないですね。

気仙地区は産業も少なく、近所の父親達は皆んな出稼ぎ大工の記憶があります。

私の祖父も宮大工で北海道まで行って大きなお寺を作ったとか。
親父も出稼ぎ大工でした。
孫の私は違う道を歩んでますが…

3、11に帰ってない私にみんカラの皆さんのブログで近況が確認出来るのは
ありがたい事です。

陸前高田の観光パンフレットの表紙を飾っているのは私の両親
だって事はナイショです(^^)
コメントへの返答
2023年3月12日 17:47
こんにちは。
またもや行ってまいりました。

そうなんです。観光スポットとが少ないです。
高田は気仙沼と釜石に挟まれあまり目立たないですよね。期せずして津波と一本松で有名になったような感じでしょうか。立ち位置が宮城の南三陸町と似てる気がします。
なので立ち寄り地としてはともかく目的地として考えると、失礼ながら魅力不足だと感じました。その辺りを考えてのキャンペーンやクーポンなのだと思いますが、何か一つ二つ目玉が欲しいところだと思います。

パンフの件は以前にもコメントいただいてました。が、迂闊にも確認が漏れてしまいました。
次回行った際には必ず確認いたします😆

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