1月2日より軽く乗り鉄をしてきました。今回は未乗区間の乗りつぶしが目的です。
まずは最寄りの野辺地駅より青い森鉄道に乗車し、青森駅へ。
青森駅に到着後は、もはや乗り飽きた感のある特急つがるで秋田駅に向かいます。
秋田駅に到着後はこれに乗り替え。今回一つ目の未乗区間、男鹿線の乗りつぶしです。
この車両、数年前に導入された蓄電池車両
EV-E801系です。バッテリーを搭載し、非電化区間もモーターで走ることができます。
まあメカニズムは良いとして、最近のJR東らしくシートの座り心地が劣悪です。
首都圏でよく見かけるタイプのロングシート。これがまあ、”よくここまで座り心地悪くできるもんだ”と感心するくらい。
約一時間の乗車ですが、立ってた方がマシなくらい腰が痛くなりました。これ、わざとやってんですかね。
路線としても面白みは全くなく、乗ってて苦痛でした。車両も景色も旅情など全くなし。なので景色の写真もなしです。
男鹿駅到着後は、「軽く食事でも」と思いつつ
去年バイクで行った
道の駅おがに行ってみたら、
年始休業中でした。まあ期待はしていませんでしたが・・・。
時間の潰しようがなく困っていたら、ふと「ステーションギャラリー」なる掲示を発見。することもないので見に行きました。
移転前の旧男鹿駅舎でちょっとした展示を行っているスペースです。気づくのが遅れたので駆け足で見ただけですが、そこそこ楽しめました。
意外だったのは、男鹿駅からどこにも行かず単純折り返しをする人が多かったこと。しかも私みたいな一人者ではなく家族連れが三組です。
まあ言っちゃ悪いけど、男鹿半島は観光地としての魅力はきわめて低いですからねぇ。駅からは遠いし、どこに行っても廃墟のような建物ばかりで気持ちが暗くなるし。
と男鹿の悪口はさておき、腰が痛くなるのを我慢して来たルートを折り返します。
秋田駅に到着後は、軽めの昼食ってことで立ち食いそばを。
そして今度は秋田新幹線へ乗車、
・・・ではなく奥羽本線に乗り込みます。
この701系もオールロングシートで旅情のかけらもない車両ですが、男鹿線に比べれば快適なシートです。
一日目の宿は横手市。しかし今回二つ目の未乗区間を踏破するため横手駅を通過し、県境の院内駅まで行きました。
ここが奥羽本線では秋田最南の駅になります。私の目的は北東北三県の乗りつぶしなので、ここで下車したわけです。
厳密にはここから先の県境までの線路も秋田県ですが、残念なことに次の駅まで行くと折り返し列車に乗れなくなるので妥協しました。
駅の外観。暗くて写りません。
ちなみに、明かりの付いている部分のみが駅舎で、右側部分は別の施設です。
東北の駅百選だそうです。今は寂しい無人駅ですが昔は栄えてたのでしょうか。
10分程度待ったところで折り返し列車が到着。この手の無人駅は列車の接近放送がないので、危うく乗り損ねるところでした。
ヒヤヒヤしつつ改めて横手駅に向かい下車しました。横手駅のコンコースは妙にキラキラしてました。
下車後は駅前のホテルにチェックイン。
一休みした後、近くの居酒屋で地酒を楽しみ、温泉に入って就寝しました。
二日目はパラッと雪が舞っている程度の曇天。
それにしてもこぎれいな駅です。この辺も旅情がないですね。まあ駅前には廃墟と化した元デパートがあったりして、このアンバランスが地方らしいと言うところでしょうか。
横手駅からは北上線に乗車し北上駅へ。今回三つ目の未乗区間です。
今回乗る列車キハ100系はちょっと古めの車両のため、シートはボックス配置で座面もそこそこフカフカ。男鹿線に比べたらグリーン車のように快適です(笑)
ちなみに今回乗った列車、四両編成と言う驚きの長さで来たと思ったら、「後ろ二両は回送列車のため乗車不可」とのこと。何その運用?
途中から混雑で三両目のみ解放するし、だったら始めからそうすれば良いのに。意味分かりません。
それはさておき、山越えルートだけに寒い寒い。雪もすごいです。
途中のほっとゆだ駅。
駅に温泉があることで有名なのでひとっ風呂浴びたいところでしたが、この列車を降りると次の列車が三時間後なので断念。さすがに風呂だけで三時間もつぶせませんからね。
そうこうするうち、北上駅に到着です。
北上駅からは東北本線で盛岡駅へ。これで今回の列車の旅は終了です。
前日に続き、盛岡駅でも遅い昼食代わりに立ち食いそばを。
秋田駅も盛岡駅も、妙に柔らかい青森県内の立ち食いそばより美味しいです。青森県内のもそれはそれで好きですけどね。
盛岡では
桜山神社へお参り。岩手県に縁もゆかりもないにもかかわらず、これが初詣になりました。
御朱印もいただきました。
この後は高速バスで八戸市まで移動です。
新幹線でも良かったのですが、特に急いでいるわけでもなかったし、どうせなら乗ったことのないバスにすることにしました。
そして三時間ほどで八戸に到着しました。
本当はここから帰宅の予定でした。しかしあの呪われたクソ町に帰るのは嫌だったため、急遽バスの中で八戸のビジホを予約してもう一泊することに。
八戸での夕食は横丁でカレーにしました。丸いのはチーズナンです。ちょっと食べ過ぎました。
食後はホテルに戻り就寝。ここからでも帰宅できる時間だったんですけどね。本当に家に帰らないためだけの宿泊でした。
三日目も八戸市内をぶらぶらしてましたが、書くほどの内容ではないので割愛。
ただいろいろと噛み合わず、バスを逃したり列車を逃したりでイライラしたので14時頃に帰ることになりました。これもクソ町の呪いか?
で、八戸駅に着いたらリゾートあすなろが。知ってたらこれに乗って無駄に移動してたのに! つくづく噛み合わない日でした。
ってことで、帰宅して片付けをした後BLOGを書いてる次第です。
三日目はいらだちを隠せない内容でしたが、それでも初日・二日目は出掛けの我がクソ町以外は天候にも恵まれ楽しく過ごせました。
そして、未乗区間であった以下の三区間を踏破することができました。
・男鹿線:秋田駅〜男鹿駅
・奥羽線:大曲駅〜院内駅
・北上線:横手駅〜北上駅
これで、秋田県は由利高原鉄道を残すのみとなりました。
ちなみに岩手県は結構残ってます。県南部分で手強いので、仙台出張帰りに何とかと思っています。
と、長かった年末年始休暇ですが、何だかんだで明日が最後となりました。
明日はゆっくり家で過ごそうと思います。