昨日今日と鉄旅してきました。目的は真岡鉄道の
SLもおか乗車です。
せっかくだしと言うことで、フリーキップを購入し遠回りをしての移動・・・のつもりでした。
ところが、出がけ一発目の東北本線で運休の憂き目に。最近こんなのばっかり。おかげですっかり予定が変わってしまうことに。
と、移動行程に関しては後半で書くことにして、一日目は茨城県の日立市に泊まりました。
日立市に用事があったわけではなく、たまたま楽天トラベルで見かけたビジホに泊まってみようと思っただけです。
食事もできるビジホってな感じです。名前のとおり鮮魚店が営んでいるらしく、食事(特に夕食)はなかなかのもの。
朝食はなんてことない内容ですが、なかなか良かったですよ。夕食はやや(量的に)物足りなかったものの、これで一泊5000円しないんだからとてもリーズナブルでした。
ちなみに部屋は和室を選択。ビジホながら、一泊二食付きでちょっとした旅館気分でした。
さて二日はJRを乗り継ぎ、真岡鉄道の起点下館駅へ。
早速SLが入ってきました。
炭水車がないタイプの小型のSLですね。でも迫力はさすがです。
客車もなかなかの年代物のようです。
車内もなかなかレトロで良い雰囲気。でもレトロさだけで言うと
津軽鉄道には負けるかな。(あっちはSLじゃないけど。)
国鉄の払い下げなのか、扇風機には”JNR”の文字が。
扇風機のスイッチは乗客のセルフ操作が必要です。
外を見るとモクモク。
そうこうしてるうちに発車。
武漢肺炎対策なのか、それとも単にエアコンがなく暑いからなのか、窓が全開なので容赦なく灰が入り込んできます。洋服も灰だらけになりました。
それにしてもすごく乗り心地が悪いです。これも”味”ですね。
だからと言うわけではないですけど、今回は途中の終点まで行かず真岡駅で降りました。
目的は真岡駅に隣接する
SLキューロク館の見学です。
SLや古い車両の展示があり楽しめました。
この後は宇都宮へ移動し、餃子をはしご。そして仙台に帰りました。
SLはこれまで岩手の
SL銀河、群馬の
SLぐんまみなかみに乗りましたが、往事の再現度は一番じゃないかと思いました。
SLそのものも、サービスなのかやたら汽笛鳴らしたりプシュプシュ言わせたりと、これまでにない迫力を感じました。あと、灰まみれになったのも良い体験でした。
今回は乗り潰しが目的ではなかったので途中下車しましたが、完乗すべきだったと今更ながら思います。この先真岡鉄道を乗りに真岡まで行くこともさすがにないかなぁ。でも、もし行くことがあれば次回は全区間制覇したいところです。
ここからは移動経路のご紹介です。興味のない方はブラウザの”戻る”ボタンを押せば時間を節約できますよ。
まず仙台駅からは東北本線で郡山駅を目指しました。
が、福島駅近辺のトラブルにより途中の藤田駅(福島まで約15kmの地点)で運転取りやめのアナウンス。
実は事前にアプリで状況は分かってたのですが、特にアナウンスもなく進むものだから問題ないのかと思ってました。泊まることが分かってたらもっと手前で降りてたのに・・・。
そして一時間少々の足止めの末、救済バスにて福島駅まで移動できることとなりました。救済バスなんて単語初めて聞きましたよ。で、結果として二時間の遅れ。
福島駅〜郡山駅も東北本線での移動の予定でしたが、この区間も運転見合わせなのでやむなく新幹線に乗車。せっかくなのでE3系のつばさに乗車です。
もともとは、郡山駅から水郡線で水戸駅まで行き、常磐線に乗り換えて日立駅に向かう予定でした。
しかし、水郡線を使うと宿に着くのがかなり遅くなりそうだったので、やむなく磐越東線でいわき駅に向かうことにします。
いわき駅からは常磐線に乗り換え、日立駅に向かいました。結果としてはほぼ予定通りの時間に日立駅に到着できました。ほっと一安心した瞬間でした。
二日目は日立駅から特急ときわで友部駅までワープ。
友部駅から水戸線に乗り換え、下館駅に向かいます。
水戸線ってディーゼル列車だとばかり思ってたので、新しい電車でびっくりでした。
真岡鉄道で往復した後は、同じく水戸線で小山駅に向かいました。
小山駅からは宇都宮線で宇都宮駅へ。この長い列車を見ると、都会に来たなと感じます。
宇都宮で餃子を堪能した後は、東北新幹線で仙台駅にワープでした。
新幹線はあえて列車を選んでE2系に乗りました。すごく久しぶりです。さすがにクッションがヘタってますね・・・。
ちなみに、日光線の
いろはにも着席までしました。(結局乗るのやめましたが。)
最近のJR東らしからぬクッションの柔らかさでしたが、背もたれが直立なのでバランスが悪かったです。
と、アクシデントもありましたが、概ね満足の行く鉄旅でした。
ただ、最近JR東はトラブルによる運休・遅延が多いですね。天災は仕方ないとして、信号だポイントだ架線だとそんなのも多いような気がします。自分が当たりを引くのが多いだけかもしれませんが、当面鉄旅は控えようと思います。