先週ですが、東京出張があったので前乗りで東京入りし、その足で長野県松本市に行ってきました。目的は二つ。一つは乗り鉄で新型スーパーあずさへ乗ること。そしてもう一つは松本城を見学することです。
ってことで、早速新宿駅でE353系スーパーあずさとご対面。このいかつい顔がなんとも言えません。
JR東にしてはシンプルなカラーリングで、素直にかっこいい電車だと思います。
今回は
先日のようなグリーン車移動ではなく、えきねっとトクだ値(割引きっぷ)による格安移動です。
ちなみに、東京までの新幹線もえきねっとトクだ値だったので、新幹線の正規料金とほぼ同額ではやぶさ+スーパーあずさの切符代がまかなえました。
と言っても、普通車の席でも十分快適でした。
移動中は駅弁食べつつまったりと移動。
約2時間半の乗車でしたが、往路はかなり空いており二人席を独占できたため、とても快適に過ごせました。
都心から一時間も経たないうちに景色はこんな感じ。
時おり併走する国道を見るにつけ、「こんな道路をバイクで走りたい」と言う欲求に駆られました。
そんなわけで松本駅に到着。
到着日は町中を歩いたり博物館を観たりしてました。
そしてお城に着いた頃には夕方に。しかも待ち時間40分! でも混雑時はもっと凄いみたいですね。
待ち時間もあるので登城は翌日にし、とりあえず外堀から松本城をパチリ。
そして翌日。
8:30開城だってんで、30分前に着くように松本城に到着。そしたらすでに30人近く並んでる・・・。
普段なら帰っちゃうところですが、ここまで来てとんぼ返りも虚しいので待つことに。
そして開門と同時に天守閣へダッシュ。一番乗りとは行きませんでしたが、かなり空いた状態で到着できました。
お城から出て、改めて外観を眺めました。ここは周りに高い建物がない分お城が際立っており、どこから見ても美しい。
そして松本城。素晴らしいの一言です。さすが国宝だけあります。ほぼ当時のままの構造の内部を観ることができ、感動ですらありました。この貴重な文化遺産をいつまでも残して欲しいと思いました。
お城を堪能した後は、観光もそこそこに東京に戻りました。帰りも駅弁の昼食。
終着の新宿にて。E353系はスカートまで見える方がきれいでいいですね。
あまり見るところもないと思いさっさと帰るスケジュールにしたのですが、ちょっと時間が足りませんでした。改めて来てみたいものです。
さて、今回の旅で松本城の素晴らしさ以外に感じたこと。
1.東北新幹線は盛岡までで良かったのでは
自分自身仙台との往復で新幹線の恩恵を受けている立場ではありますが、あえて書きます。
東北新幹線が青森まで開通したことで、並行する東北本線が第3セクターになり、とても不便になりました。特に私の住まいの最寄り駅は、従来は特急停車駅だったのが3セク化で一時間に一本の鈍行のみとなり、鉄道需要の低下のみならず過疎化にも加速がかかったような状況です。
いかに車社会とは言え、地元の人たちはこの不便さを受け入れてまで新幹線を望んでいたのか?と思います。そして、今回最新型の特急に乗り、従来の盛岡〜青森感の特急がこのくらい快適だったらどうだったんだろう?とも思います。
もちろん所要時間は段違いですし、乗り換えもないので、遠距離であればあるほど新幹線の方が便利ですけどね。
2.やはり都会と田舎の地域格差は大きい
東京を含む関東に数日滞在し、あらゆることの便利さに改めて格差を感じました。
東京は生活するにはコストがかかるとずっと思っていましたが、仙台から青森に来て
・車がないと生活が成り立たないので、いやでも自動車の維持費がかかる
・どこに行くにも車でしか行けず、かつ数十分の時間がかかる
・物価は決して安くはない(選択肢が少ないため)
・冬は暖房代が大きくのしかかる(特にプロパンガス代の高さには閉口)
と言う、決して”田舎=生活費が安い”ではない実態が身に染みました。
そして、「結果として生活に必要なコストって都会とあまり変わらないんじゃない?」「だったら東京・・・とは言わないまでも、関東圏の方があれこれ恵まれてていいな」と率直に思いました。
だからと言って、今から東京に出るのは非現実的ですが・・・。
共通して言えることは、「青森の狭い範囲で生活するのは不便でかつお金がかかる」「そのデメリットに対するメリットはほぼない」ってことです。
この点だけ考えると、早く仙台に帰りたいと言うのが本音です。(青森の皆さんゴメンナサイ🙇)
Posted at 2018/07/22 20:38:54 | |
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