先日の土曜に
乗ってきた山形新幹線のとれいゆつばさ。
これにあたっての前後の行程についてまとめました。ただ私が鈍行に乗った感想ですので面白くはないですがご容赦の程を。
今回は、仙台の周辺の在来線乗り放題のフリー切符「
小さな旅ホリデーパス」を利用しました。この切符、新幹線は乗れないのですが、山形新幹線は新庄〜福島の区間は在来線特急扱いなので乗車可能なのです。
まずは仙台駅から東北本線で小牛田駅へ。
列車の入線が遅かったのと思いのほか混雑していたことから列車の写真はありませんが、いつものE721系なのでなくても差し支えないでしょう。
小牛田駅からは陸羽東線で鳴子温泉駅に向かいます。
ちなみに写真は途中の古川駅で停車時間中(新幹線待ちで30分停車!)に撮ったものです。
この車両は、陸羽線のキハ110系の中でもかなりレアな回転シート車両でした。北側の一人掛けシートが180°を超え270°回転し、窓側に向けることができます。陸羽西線で最上川を眺めるための装備のようです。
ただロック機構にガタがあり、列車の揺れに合わせてガタガタと動くので乗り心地はイマイチ。個人的にはハズレでした。
そして鳴子温泉駅で乗り換え。ここからは二両の列車に10人いるかいないかくらいの乗車率でした。
途中、紅葉の名所
鳴子峡で減速運転。でも紅葉はまだ始まったばかりでした。
まあ分かってましたし、紅葉の時期は列車も混雑がすごそうなので、紅葉はスイっとバイクで見に行きます。
そして14:10に新庄駅に到着しました。駅の写真撮り忘れてた。
以前だったらここまで区間は
リゾートみのりが走ってたのですが、これも数年前に運行終了しました。なので今はただの電車や気動車での移動のみになってしまい面白味に欠けるところです。その上とれいゆも無くなっちゃうのだから、新庄駅は何の目玉もなくなっちゃいますね・・・。
ちなみに、今回の乗り鉄のもう一つの目的は「新庄駅で蕎麦を食べる」ことだったのですが、張り切って店に行ったら営業時間外・・・。すごくがっかりでした。
13:30閉店って、いくらなんでも早すぎやしませんか?
とれいゆの発車まで時間もないので散策もできず、駅構内でラーメンを。きのこが名物ってことできのこラーメンを食べました。期待せずに食べたところ存外においしかったのが救いです。
ここからは山形駅までの移動は、
先日書いたとれいゆ乗車なので省略。
山形駅からは奥羽本線の鈍行で福島駅へ移動です。途中米沢駅での乗り継ぎが必要でしたが、いずれも混雑はなくゆったり移動でした。
途中の峠駅では名物
峠の力餅の立ち売りが。いるのは知ってましたが初めて見ました。しかも18時過ぎの鈍行列車も対象だとは。予想外の事態に考えの整理が追いつかず、残念ながら買えずじまいでした。
当面列車でここに来ることもなさそうなので、来年暖かくなったら車かバイクでお店に来てみようと思います。
福島に到着後は名物
円盤餃子を食べようと思っていたところ、駅内の有名店に行ったらすでに受付終了でした。
見た感じ待ってる人はみな地元民に見えましたけど、福島に住んでいながらそこまで食べたいほどのものでしょうかね。って、失礼か。
面倒になったので、駅の近くにあるラーメン屋で適当に済ませました。結果して昼も夜もラーメン・・・。
食後は東北本線で仙台駅に向かいます。
しかし電車がなかなか来ない。始発駅なんだからもうちょっと早く入線すると思ってたのに。吹きっさらしの中、入線したのは発車5分前。
そして何シテルにも書きましたが、車内に暖房が入っておらず寒い寒い。仙台まで1.5時間くらいあるのに、寒いと申し出て暖房のスイッチが入り暖かくなり始めたのは仙台到着まで残り20分くらいのところでした。
話は飛びますが、仙台圏のJR列車はドアボタンが付いており、車内保温の観点(特に冬場)から、ボタンを操作しないとドアが開かない運用を何十年も行なってきました。人の乗り降りのない駅であればドアが開かず、車内の温度が保たれるわけです。
しかし昨年の武漢肺炎流行開始以降、換気の名目で駅到着時に有無を言わさず全ドアが全開する運用に変わりました。暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も例外なくです。
そして困るのは、折り返し駅の発車待ち中もドア全開なこと。真冬の強風時や降雪時でもそんな状態なので、発車前の車内は屋外と同じくらいの寒さになります。そしてドアが閉まり発車しても、車内が温まる前に次駅についてドア全開。ほんと、武漢肺炎にかかる前に風邪引きますよ。
電車の運賃って基本的には移動費用ですが、その一部には冷暖房のコスト、言い換えれば快適性に対する対価も含まれていると思うんです。それなのに換気と称して快適性を毀損し、乗客に我慢を強いている今の状況。明らかにサービスレベルの低下です。
おそらくドアを閉めっぱなしにすることで、
コロナ脳のクレーマーから「換気しろ」とクレームがつくのを恐れてアリバイ作りをしてるんだと思います。でも空調は稼働してるし、そもそも走行中も一部の窓は空いてるので換気は十分だと考えます。
なので、そんな一部の基地外を気にするあまり、大多数の善良な利用者に我慢をさせるのはやめてほしいと思います。
JR東日本に対しては、武漢肺炎下でも列車の定時運行や安全確保を行ってくれることに感謝と尊敬の念を持つと共に、密かに応援もしていました。
しかし、かねてから思っている前述の不満に加え、今回の”
寒中我慢大会”で気持ちが変わりました。冬の間はJR東日本管内の乗り鉄をするのは止めます。仮に東北内を動くにしても、お金払って寒さを我慢するくらいなら他の手段を使うか行動そのものを諦めますわ。
と言うことで、後半愚痴っぽくなり失礼しました。
最後に、山形で買ってきたお土産をご紹介。会社で配る分もあるため一週間持ちません。イライラが募ったのでもうちょっと買い物したかったです。