Toruyのブログ一覧

あいかわらず車のネタがあまりないToruyです。いや、平和なカーライフを送っているのでいいことなのだとは思いますが・・
ここ最近は週末に明日香村や法隆寺など飛鳥時代から奈良時代の史跡を訪ねていましたが、この週末は地元の京都で平安時代を感じられる場所を訪れることにしました。
今回もDS３でGo！で向かったのは伏見区の醍醐寺。もしかしたら中学の修学旅行で来たかもしれませんが、まったく覚えていませんので、いちおう初訪問という気分です。ここを選んだのは、京都市内で最も古い木造建築の五重塔があるからです。自宅から30分ほどでしょうか。到着してみて「やっぱり初訪問やな・・」という感想。以前にこの景色に来た覚えはありません。たぶん。
最初に拝観したのは、醍醐寺の入り口にある三宝院。ここの建物は大部分が国宝や重要文化財に指定されているようです。本尊は快慶作の鎌倉時代の弥勒菩薩像です。今回は弥勒菩薩像のおさめられている本堂も特別公開されていて、拝むことができました。国宝の表書院からは秀吉自らが基本設計したとされる庭園をみることができました。

また、国宝の三宝院唐門は平成に修復が行われていて、秀吉の時代の雰囲気を濃く再現して伝えているように思いました。法隆寺の奈良時代とはまったくちがう空気ですね～。

三宝院の拝観を終えたあとに醍醐寺へ。西大門（仁王門）からはいると広大な敷地が広がっています。建物と建物の間はわりとがらんとしています。西大門からすこし奥にすすむと左手に薬師如来を本尊とする金堂があります。

金堂も古い建物ですが、これは和歌山から移築されたそうです。薬師如来様は日光菩薩と月光菩薩を両側に引き連れているのですが、先週行った薬師寺のお坊さんの話では薬師如来が人々を病から救う医師だとすると、日光菩薩と月光菩薩は日勤と夜勤の看護師さんだとか。すごく正しい説明なのかどうかはわかりませんが、非常に覚えやすい説明だな、と感心していました。
西大門からはいって右側には五重塔があります。これが京都で最も古い建築物だそうで、951年の完成です。京都で五重塔といったら、やはり東寺が有名だと思うのですが、東寺の塔はなんども焼失していて現存するものとしては醍醐寺のが圧倒的に古いんですね。平安時代の建造物はおもったほど京都にも現存していないようなので、ありがたく拝観してまいりました。

次女も大学生になったことで子供と一緒に出掛けることもあまりなくなり、これまで休日に訪れることのあまりなかった寺社仏閣が地元にたくさんあることを最近実感しています。う～ん、車ネタもなにか探さないと・・・

最近立て続けに奈良を訪問したToruyです。奈良といえば・・鹿ですね。
奈良公園周辺の鹿は古くから神の使いとして保護され、奈良の人々にとっては日常に当たり前にいる存在だと思います。

2年ほど前に奈良公園を訪れたときの写真です。ヒトを恐れることもなく、寄ってきます。奈良に限らず、観光地でヒトになついた鹿を見ることはときどきありますね。
私は京都の市街地の北のはずれくらいに住んでいますが、自宅から歩いて5分もない川の河原に鹿がやってきます。

大原あたりから川沿いにおりてくるのだと思います。住宅街のすぐ近くに鹿が来るものですから、道行く人が川の上の道路から、写真を撮ったりしているのをよく見かけます。河原で草を食べたりのんびり過ごしているようで、とくに害獣のようなイメージはここではありません。
もうすこし里山のほうに行くと、鹿は作物を荒らしたりする害獣のような扱いになるのでしょうね。私自身はそういった被害には直接関係ないのですが、大原あたりの山の近くで別のことで困ることがあります。
最近、通勤の帰り道に大原あたりの道路で鹿に出くわすことが多いのです。今週は毎日のように出くわしています。私の通勤帰り（滋賀→京都方面）は右側が川などになっていて、左側が山になっているところが多いのですが、左カーブを曲がったところでガードレールもなにもない道端で鹿の親子が草を食べていたりします。鹿もたいした度胸で車が来ても慌てたりしないので、ぶつかる寸前とかになったことはないのですが、距離にして車と鹿の間は2ｍくらいしかありません。この距離でカーブを曲がって鹿がいたらかなり焦ります・・・しかも結構どの車もまずまずのスピードで走行しています・・・この2-3日、同じあたりで鹿を目撃しているので（同じ親子だと思います）、今日はスピードを落としていたのですが、そうすると後ろからの車があきらかに詰め寄ってきてイライラしてる感じが(^^;　そこそこのスピードで鹿にあたると一発廃車の危険もありますからねぇ。
当たられた鹿もかわいそうですが、DS3もダメージ大になります。気を付けて運転したいですね。

秋らしくなってきました。京都も朝晩は20度を下回ったりして、過ごしやすい季節です。
DS3を春に購入してから、エアコンをつけっぱなしで走ることが多かったのですが、今の季節だとエアコンなしでもあまり問題ないことも多く、最近の朝夕の通勤ではエアコンオフで走ることもありますね。
で、最近気づいたことですが・・・DS3のセンターコンソールです。

夜間エアコンをつけて走っているときはこんな感じです。シトロエン流なのか？エアコンスイッチの配列もすこし個性的な感じはあります。ちなみにDS3のエアコン調整は左右独立ではありません。DS3よりデビューの古いプジョー207GTiのときは左右独立の温度調整ができたので（どれくらい有用かは別として）、すこし残念なきもちです。
これが夜間エアコンをオフにしていると・・・　

エアコン関連のスイッチのバックライトが点かないんですね。自分の車なので、だいたいどこにスイッチがあるかはもちろんわかりますが、すこし不親切な感じです。というか、日本車はこういう細かい点がぬかりないとしても、いままで乗ったプジョーやアルファロメオでも、夜間にエアコンのスイッチが真っ暗だった経験はないようい思います。onにするためのスイッチ一つだけでもバックライトが点いているとわかりやすくていいと思うのは私だけでしょうか？とくに通勤路が山道で真っ暗な区間の多い私は最近そう感じています。DS3は車を降りてもしばらくヘッドライトが消えずに「お見送り」してくれたり、細かな「気配り」もあるんですけどね～。なにか設定したらエアコンスイッチもライトが点くのかな？

先週末に明日香村に行ってきましたが、今週末またまた奈良を再訪しました。
今回は奈良時代までに作られた建物を見るのをテーマ？に法隆寺　薬師寺　唐招提寺に行く予定にして、妻と一緒にDS3でGo！です。
長らく京都に住んでいるToruyですが、実は京都には平安時代以前に作られた建物はほとんどないんですよね。京都で最古の建物はネットでちょちょっと調べたところでは醍醐寺の五重塔で951年だそうです。あとは有名な平等院鳳凰堂が1053年くらいだそうです。応仁の乱でいろいろ焼けてしまったので、結構すくないみたいですね・・
で、最初に行ったのは法隆寺。ここは昨年秋にドゥカティで一人で来たので約１年ぶりです。修学旅行で来たのも含めて３回目かな？昨年も感じましたが、法隆寺のたたずまいはいいですね～。観光客がけっこうまばらにしかいないのもおちついて散策できていいところです。五重塔や金堂ももちろんいいのですが、回廊の雰囲気が結構好きだったりします。いや～、1300年も大切にされてきたのが素晴らしいと思います。



次に向かったのが薬師寺です。お坊さんの話を30分ほど聞くことができました。ここは当時の日本の僧侶の学習場所としての最高峰？だったようですね。いろいろありがたいお話を聞くことができました。建物としては再興された新しいものが多いのですが、東塔は奈良時代のもので貫録を感じます。残念ながら東塔周囲の再整備が行われていて、周囲が柵で囲まれていました。



最後に訪れたのが薬師寺から近い唐招提寺です。鑑真大和上が建てられたお寺ですね。ここは初めて訪れました。正直いってあまり予備知識もなかったのですが、思ったよりはるかに素晴らしいたたずまいに驚きました。奈良時代の建物がたくさん残されていて、多くが国宝に指定されています。行ってみて、壮大な感じはないものの周囲の自然と素晴らしく調和した雰囲気に感動しました。奥の方に、鑑真大和上の御廟があるのですが、その参道の木々の下の緑の苔のカーペットがすばらしかったです。いや～、来てよかった！