のんきなはるのブログ一覧

こんばんは、　はるです。

今、NHKでは　「助けて」と言えない３０代の胸中　を放送しています。

皆さんは　どう思いますか。









私も　子供のころ　幼心に３０代の大人は　とっても大人であり、立派であると思っていました。

実際、３０代になり、まもなく４０歳を迎えるにあたり、
全然　何もできない自分が居て、私も自分を責めるばかりです。

「努力が足りないのかな」「勉強が足りないのかな」「経験不足だな」
そう思って、自分を責めるばかり。
自分のせいで、自分の自己責任で「足りない」と思っています。






私は　おかげさまで　仕事をしていますし、国家資格もございます。
上を見ればキリがなく、収入を見れば　キリがありません。

一方、非正規雇用で派遣切りにあって、仕事がなくなったり、
住むところがなくなったり、食費にも困っている人が居る。

私に言わせれば、仕事なんて　いくらでもあって、
贅沢を言わなければ、そこそこの給料を払うことができます。

私の周りには、生活がしたくて人が集まってきます。
でも、結局　安定が欲しくて、嫌な仕事も嫌々しているし、
雇用保険に加入してくれだの、社会保険に入りたいだの、
本当に生活に窮している人は来ていません。

そりゃ～雇用保険があったり、給料だって十分にもらえれば　
それに越したことはないですが、食費さえ確保してもらえれば十分です
みたいな人は来ません。　来ても良いものなのにね。

うちの仕事場なら、雨風はしのげるし、冷暖房完備。
なんなら　シャワーもある。　冷蔵庫も洗濯機もある。
部屋もある。　夜は使ってないし、勿体無いのも甚だしい。

そこで好き勝手されたり、盗難や横領されちゃ困るけどね。



私は　出来ないものは出来ないと言うし、
「助けて！」とすぐに叫んでしまいます。

社会は　そんなに甘いものではないですけど、みんな助けてくれますよ。
社会って　そんなに薄情ではありません。
自分のプライドか何か知りませんが、なぜ　「助けて」と言えないのでしょうか。

みんな　誰かを助けたいと思っていると思います。
誰かに頼られたいと思っています。
全幅の信頼を置かれても困ってしまうでしょうが、　自分もお互い様。
いつ没落するかも判らないのですから、　何かしたいと思っているはず。
だから、困ったら　友達でも親類でも、頼ったら良いのです。
きっと、助けてくれます。

その代わり、きっちり恩は返す。
自分が復活したら　自分の後に来る困っている人を助ける。
「ペイ　フォアード」が大切です。

困ってることを　正直にさらけ出すのは恥ずかしいし、
誰かに笑われたり、漬け込まれたりするかもしれませんけど、
そればかりじゃ決してなく、　みんな誰かを助けたいし、応援してあげたいと
思っているはず。　だから　私もここで愚痴を言います。

聞き流したり、バカだな！と思われたり、　下手すると　カモにされちゃうかもしれないけど
みんな真面目に聞いてくれて、アドバイスをくれます。
少なくとも心配してくれます。
見ず知らずの、顔を見たこともない　私のために。

逆に　顔も知らず、会ったこともないからこそ、心配してくれるのかな。

私を知って、性格も知って、行動も知ってたら、当たり前ジャン！甘いね！！とか
思うのかもしれません。

保証人になってください　とか　お金を貸してください　とかじゃないのならば
一生懸命働くので給料をください　というのならば、
仕事はあるし、生活保護くらいの賃金は稼げるはずです。
安定を求めたり、贅沢を言わないのなら　普通に生活できるはずです。


甘いのかな。。。。。。

こんにちは、　はるです。

今日は寒いね。
千葉は　朝は雨が降っていました。
今は止んでいます。




昨日、こんなニュースがありました。
（下にニュースのコピーがあります）

愛知県豊橋市の歯科医院が、使用済みのインプラント（人工歯根）を使い回した
疑いがあるとして、立ち入り調査する方針を決めた矢先、、院長は２０日午前、
自宅で首を切って倒れているのが見つかった。

この告発をしたのは、院内スタッフ。

それは、とても正しいことであり、そういう不正は許されないことである。

聞けば、この歯科医師は、以前に保険料の不正請求を行い、
保険医の資格を剥奪されていたらしい。
ということは、この歯科医院では、自費診療しか行うことが出来ないわけで、
自費診療でも良いから、素晴らしい治療、見た目重視の治療を望む人たちが
集まってきて、経営が成り立っていれば、良いのである。

ただ、保険診療費の不正請求をするくらいだから、
この歯科医師の心根も　推して知るべしなのかもしれませんが。






ただ、私の個人的な意見であるのですが　この告発したスタッフ。
ここで、いくばくかのお金を頂き、働かせていただいていたとするならば、
それが短期なのか長期なのか解りませんけど、
「同じ穴のムジナ」なのではないのかと思うわけです。

インプラントを使いまわしている事実を知って、唖然とするわけじゃないですか。
このスタッフが、ただの事務員で医療に関する知識が全く無かったとしても、
「なんか　おかしい」と感じるじゃないでしょうか。
でも、日常　使い古しのインプラントを洗浄したり、煮沸消毒していたという事実が
あるならば、結局　片棒を担いでいたのであり、院長が　そういうことをすることで、
経費を浮かし、院長の収入、そのスタッフの給料になっていたのである。

ならば、事実を知った時点ですぐに辞めて告発するなり、
一生、誰にも話さずに心に留めておくなりして、守秘義務があると思うのです。
確かに、不正事実は存在し、それが継続的に行われているとするならば、
それを見て見ぬフリをし続けるのは、とても心が苦しいことでしょう。

でも　働くって　そういうことじゃないかと思うのです。

「守秘義務」もある代わりに、「告発義務」もあると思います。
不正を見逃すのは大変良くないことです。　
スタッフは正しいことをしたのでしょうか。

ただ、それで　思う存分甘い汁を吸っておきながら
（ちょっと言い方に語弊があるかな）
言い換えれば、給料を貰い、日々　それで生活をさせてもらっていたのならば、
やっぱり　ダメだと思うのです。

良心の呵責？
不正を理解した瞬間に沸かない良心の呵責ならば、それは偽善ではないでしょうか。







こんな真面目な私なので、とっても世間を狭くして、生きにくくしてきました。
もっと、世間ズレして、長い物には巻かれろ主義で生きていけば、
もっともっと楽にお金を得て、偉くなっていたのかもしれません。

不正を見逃したくない、不正で生きていたくないという思いが出ると
すぐに嫌気が差し、仕事を辞めたり、生活を変えていました。
上司にも先輩にも　その思いを直にぶつけていましたが、私は会社（社会）の歯車の１つ。
反抗する小さな私は、大きな権力に飲まれて、すぐに解雇や左遷。
やっぱり、金や権力、経験には勝てませんでした。

会社の上司や社長に、直談判して、変革しましょうよ！と言っても変わりませんね。
そういう体質なのですから。それでこそ、利益を生み出してきたのでしょうから。

それが身にしみて解っているので、こんな書き方になってしまいました。









今朝のニュースで、「内職斡旋商法」についても報道されておりました。

内職をしてお金を得たい主婦を勧誘し、教材を出す会社。
その教材で練習した課題を提出してもらって、判定して、内職を斡旋する会社。

そんな別々の会社にして、その上に親会社があって、責任の所在を曖昧にしてしまう。
別会社の内情なので、そこにケチをつけることも出来ない。

そんな構図があるらしいのですが、そこの元社長がインタビューされていましたが、
親会社や上司のせいにしていました。

確かに、たぶん、親会社や上司が親玉なのでしょう。
そこにメスが入らないと　そんな商法はなくならないでしょう。
ただ、それは　一生無くならない詐欺なのかもしれない。
誰しも考えることで、騙されてしまう人がいる以上、騙すほうは
手を替え品を替え、やってきます。

出演していた元社長。　「自分も騙された」「自分も被害者だ」と言っていましたが
その社長だって、この商売で　いくばくかのお金を得ていたわけですよ。
それで、社長として　良い生活をしていたのではないでしょうか。
彼も被害者だと思います。　社長として、頭だけ据え置かれ、利益は
親会社や上司が持っていっている事実は確実なのでしょうが、
そして親会社や上司が告発・起訴されない、逮捕されない現実は　耐え難いのですけど、
同じ穴のムジナじゃないですか。

この社長が、騙した人全てに謝罪して、返金しましたか。
ただ返金するだけじゃなく、慰謝料も含めないと。
良心の呵責が芽生えたとするならば、一生掛けて償う気持ちは無いのですか。

でも　騙された主婦も、それで一攫千金を狙ったわけですから、
全く責任も無いのかと問いたいです。
それで、人より１歩でも楽になりたいと画策したわけでしょ。
その打算に漬け込まれた結果です。
騙されるほうが悪いとは申しません。圧倒的に　騙す奴が悪い。
打算が誤算だっただけで、本当に　仕事を斡旋してもらって、
収入になっていたのかもしれない。
それが短期的に黒字にならなくても、長期ならば元が取れるのかもしれない。
そこまで考えると　「詐欺」って立証が難しくなるけどね








2010年1月20日 14時2分

　愛知県豊橋市の歯科医院が、使用済みのインプラント（人工歯根）を使い回した疑いがあるとして、愛知県は２０日までに、医療法に基づき同院に立ち入り調査する方針を決めた。同医院を巡っては、同市歯科医師会が１９日に厚生労働省で記者会見し、院長（３９）の刑事告発検討を表明。一方、院長は２０日午前、自宅で首を切って倒れているのが見つかり病院で手当てを受けている。

　歯科医師会の柴本浩志理事らによると「治療に失敗して抜け落ちたインプラントを洗浄して、他の患者に使い回している」との告発が従業員から寄せられた。インプラントを入手して鑑定した結果、人の組織が付着していたという。歯科用インプラントは、再使用禁止が明記されている。

　歯科医師会は院長を傷害罪などで刑事告発することを検討。「０９年度だけでもこの医院へ苦情が２４件寄せられており、放置できない。非会員であることから指導もできない」としている。

　一方、２０日午前７時２５分ごろ、院長が同県田原市の自宅風呂場で首を切って倒れているのを妻が発見、１１９番した。県警田原署によると、自殺を図ったものとみられるが、命に別条はないという。

　同県の担当者は２０日午前、医院を立ち入り調査で訪れたが、関係者が不在で調査を延期した。

　院長は不正な診療報酬請求があったとして０６年、社会保険事務局から５年間の保険医取り消し処分を受けており、０８年１１月に歯科医師会を自主退会した。インプラントの使い回しの疑いについて、院長の代理人の弁護士は「ノーコメント」と話している。【山田一晶、加藤新市】


この記事は、チクリだよについて書いています。