フランスからこんにちは!
この記事を見ていただいている方はフランス車オーナーの方が多いと思います。
フランス繋がりで情報をお届けしたいと思っているので、フランス車オーナーさんを中心に声がけさせていただいています。もちろんフランスに興味を持って見ていただいているフランス車以外のオーナーさんも一定数いらっしゃいます。
自分も日本にいた頃、外車を二台乗り継ぎました。スウェーデンとイギリスでした。いまはシトロエンのピカソですがフランスが本国なのでフランスでは外車とは言えませんね。
しかし日本から来た訪問者に喜んでもらいたくて選んだという側面も少しあります。
日本から見たら外車(フランス車)をフランスで乗るという特殊?なシチュエーションですよね。
自分が日本で所有していたころは、スウェーデンやイギリスに深い興味があったわけではなく、その車に乗りたかっただけなので、自分が今書いているような(フランスからの)情報発信は目に留めませんでした。知る機会があったなら興味が持てたかもしれないですが、そう考えると今こうして自分の情報を読んでいただいている方々には感謝です。
本題に戻りますが、「外車に乗る」とはどういうことか?
「日本で外車に乗る」と「欧州で外車に乗る」ということがイコールではなさそうです。
車への造詣が深くて選んだ、憧れがあって購入した、いろいろきっかけはあると思います。
自分の場合は「希少性」と「所有欲」でした。選んだ車が沢山走っていたら買わなかったし、日本車とは違う所有価値に魅力がありました。
今の自分の環境だと、フランスでシトロエンに乗っていても希少性は0ですね。
所有欲、これについては個人的にファミリーカーとして良い車だと思っているので満足していますが、これが日本だったら今の数倍の価値があったのかなぁと思います。
フランス生活で日本車を見かけます。フランス人の同僚も乗っています。なんで購入したのか聞いてみると、色々な答えが返ってきます。
1品質重視
2外車が欲しくて
3日本が好きで……
もちろん乗っている車種によるので一概に答えは出ませんが、品質重視だと日本車以外にも選択肢はあります。ドイツ車、韓国車なども人気ですね。
外車が欲しくて……じつは欧州では外車という概念はあまりありません。国はもちろん違うのですが、地続き、加えてEU圏内では経済的に一つです。
イタリア車、ドイツ車、スペイン……非常に多くて日本で言う希少性という価値にはほど遠いです。その点、アメリカ車や日本車はEU圏外なので、遠い国の車という価値観は当てはまりそうです。
日本の場合はどうでしょうか?
日本の場合、日本以外の国の車はすべて「外車」ですね。ドイツ車の高級車は数が多いので見かける機会が多いですが、それ以外の車だったら特にヨーロッパ車だったら魅力のある外車に当てはまると思います。
とは言っても感じ方は人それぞれ、しかし日本車にはない「魅力」が確かに存在するはずです。
私がフランス(欧州)から見た日本の(外)車オーナーさんの車への愛情は計り知れないといつも感じています。
なせならフランスでは車は移動する道具という概念が強くて、汚れていても平気だし、傷やへこみも気にしない、走ってナンボな車が非常に多いのです。高級車は別ですが、大衆車はたとえ外車(日本,アメリカ,ドイツ車)でもボコボコの車がよく走っています。
我々日本人はたとえ道具であっても、「洗車したから喜んでるよ」とか、「長距離頑張って走ってくれてありがとうな」なんて車をねぎらう思想が存在しますが、こちらではそういう思想は皆無です。日本人は物に魂を宿すとよく言われますが、そういう精神性を自分は外国から見ると「美しい」と感じてます。
止めどなく書いてしまってまとまらないのですが、外車という概念の違い、物への愛情の注ぎ方は車を見るとよく分かる、という落とし所に着陸しましたかね?
ご意見、感想お待ちしています!!!
それではまた! À bientôt !!アビアントゥ!
▼フランスでどんな車が走っているか?走行しながら車窓から見える車を車種別にカウントした動画です
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フランス 日本に流通していない自動車メーカーたち
Posted at 2022/08/25 05:52:20 | |
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