Bonjourボンジュー
フランスからこんにちは
9月に行われた二輪の EWC世界耐久選手権 の最終戦
ボルドール24時間 耐久レースに観戦に行ってきたわけですが……
鈴鹿8時間耐久もその一戦に数えられる大会ですが、欧州ではこの耐久レースが人気があり、文化として根付いています。
昨年が100周年と聞くだけで、その歴史と人気、そして文化として根付いていることを肌で感じます
EWCホームページ
世界を転戦するグランプリのスプリントレースとは違い、改造範囲が少ないバイクで、長時間走ることでチーム力が問われるレースであり、どんでん返しもあったり、長時間ゆえ、多くのドラマが生まれます。参加者たちにとってはいわゆるチーム総力戦です!
そんな歴史のある大会で、もちろん日本車が歴史的にも強く、名だたる日本の4メーカーや日本のチームが参加してきました。
日本のテクニカルスポーツがチャンピオンになったことも歴史に刻まれています。
2023シーズンはヨシムラが年間チャンピオンに輝きました。
しかし彼らはプロフェッショナルチームであり、多国籍チームです。
チーム名が日本でも、登録国籍が欧州の場合もあります。
そこに歴史上初めて 日本のプライベーターとして、昨年からチャレンジしている「オールNIPPONNチーム」があります。
TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
ご縁(腐れ縁?)があり、そのチーム監督と親しくしていたので、ここフランスで再会できたことも嬉しいのですが、プライベーターいわゆる個人チームなので、スポンサードでまかなえないお金の掛かるスポーツではスタッフの情熱や手弁当で戦いを挑むわけです。
職業ライダー、メーカー、職業メカニックではない、チャレンジ精神で戦っている集団です!!
「チームをいろんな人に知ってもらいたい動画 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW」
そこで結果が出れば又新しいスポンサーやライダーと巡り会えることが出来るのですが、日本の全日本ロードレースを主戦場にして、これまで10年間戦ってきた次を見据える目標として、チームが下した挑戦が「世界で戦う」でした。
その心意気、そして手弁当で集まったスタッフの情熱は、現場に行くだけで心動かされます♡!!♡
旅費も自費、会社を休んで来るスタッフやメカニックたち。
この世界挑戦で、失うモノと引き換えに、新しい経験や自信、世界と戦うスキルが身につきます。戦った者にしか分からないかけがえの無いものを人生で手にしたことと思います!!!
自分も舞台は違いますが、海外で会社を興し、働き、仕事をする、生活をすると言うことは同じ挑戦であり、彼らに勇気をもらいます!!
さてそんな彼らを二年連続で観戦、応援できたことは嬉しくもあり、多くの感動をもらいました。
何の縁か、フランスという土地で再会できたことは個人的にはうれしさMAXです!
現地で陰ながら応援させてもらい、こうして発信することで彼らに貢献したいと思っております。
来年のチームの予定はまだ分かりませんが、きっと大きくなって戻ってくる、またはボルドール24時間以外のレースにも参戦できたらまた応援したいと思ってます!
上記でEWC世界耐久選手権のHPを紹介しましたが、2024は
ルマン24時間
スパ フランコルシャン24時間、
鈴鹿8時間、
ボルドール24時間
の4戦で戦われます!
「グランプリ」や「スーパーバイク選手権」とはひと味違った世界 "耐久" 選手権も是非注目して下さい!!!
2023のチームの戦いを簡潔にまとめました。
TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
の2年目の挑戦
4分ほどの動画です。
↓スタート前のグリッド上で日本の国旗係のおネェサンと一枚!!!
以下は2022の初挑戦時のドキュメンタリーです。45分と長いですが、臨場感ある動画で、海外あるあるの珍道中が面白い動画になってます 笑
海外で戦うとはこういうことなんです!!!
自分がガタガタ言うより、これを見てもらえばイメージがわくと思います!
(再生速度1,25倍で十分楽しめます)
それでは良い週末を!!!
又お目にかかりましょう、See you !! アビアントゥ!à bientôt !!
Posted at 2023/11/11 08:18:24 | |
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