白地図ロード(白馬～志賀高原)

死ぬまでに一度は行きたい日本の絶景なのに、未だ行ったことがないなんて悲しいじゃない。どうせ行くなら元気なうちに・・・

自分なりのルールで白地図を埋める「白地図ロード」

ルールは至ってシンプル、誰にも迷惑をかけないことはもちろんのこと、この冒険中はダイエットを忘れること。

では白地図ロードスタートです。


4/28(金)晴れ

時刻はAM3:30。今日の目的地は300km超のため深夜割引の利く4時前に高速にエントリーする。

圏央道、関越道、上信越道と順調に進み長野インターで高速を後にした。

早朝の長野市内からR406に入ると目的地到着はナビで7:00と表示されていた。目的地に近付くと国道とは思えない険しい山道となり山から流れ出る雪融け水や所々に落ちている落石に注意しながらアプローチした。



目的地はこの白沢洞門を抜けた向こう側である。どんな景色が待ち受けているのか期待と共に大混雑しているのではないかと不安を感じ高鳴る鼓動を抑えながら先を急ぐ。

洞門に入ると緩く曲がっていて出口は見えないが光ぼうが射し込んでいる。光の先に突然現れる洞門の出口にはまさに絵画である。価格は勿論プライスレス。



貸切のキャンバスで思う存分シャッターを切り白馬市内へ抜ける。

素敵な景色と出会えると直ぐに写真を現像したくなり白馬市内のスターバックスに向かう。



北アルプスの眺めはどこから見ても美しく、景色が広がるとM40iを停めファインダーを覗くを繰り返す。
なかなか市内に近付かないが一期一会の景色を前に、先を急ぐ旅では無いと空腹の自分に言い聞かせる。



Googlemapにマークしたビューポイントが近くにあったので寄ってみる。ここは野平の一本桜。例年であれば、この日が満開であっただろうと考えながら目を閉じれば不思議と北アルプスを背にした満開の桜が見えるではないか・・・



市内に入ると松川越しに北アルプスを眺める景色が目に入り水辺まで近付くと川の群青と空の青が織り成す絶景が現れた。



スタバで朝食。天気が良いのでテラスに出ると、しばし時間を忘れて北アルプスを眺めてしまう。ダークローストのコーヒーを片手に先ほど撮影した写真を現像する至福の時間を満喫する。



小一時間ほど朝食を楽しんでスタバを後にする。安曇野アートライン沿いの桜並木を見つけカメラを構えると、北アルプス背景の絶景が現れる。満開の桜と北アルプス・・・
また来よう・・・と誓った。



白馬を後にし快走路K31で次の目的地の小布施に向かう。

前回来訪時も蕎麦を食べたが今回も蕎麦を食べることにする。前回の蕎麦が美味しかったこともあるが、気になる店がもう一軒あり満を持して訪問を試みることにした。


【手打百藝おぶせ】

十割蕎麦が食べられる店。特に発芽蕎麦なるものがあり、蕎麦の甘味を最大限に引き出せるとの噂を聞きつけ食べてみたかった店である。







更科蕎麦と発芽蕎麦を比べられる御前2色をオーダー。蕎麦の風味が強いのは勿論のこと。蕎麦の甘味を感じる逸品の蕎麦でした。この店も再訪を誓い、冬季閉鎖解除間もない草津志賀高原道路に長野県側からアプローチする。





志賀高原に近付いても雪はなく渋峠でご覧の通り両サイドに雪が残る程度。昨年の景色との違いに驚きながら国道最高地点から雪の回廊に近付くと自転車とバイク乗りの方々で混雑。M40iを停車させたら怒号が飛びそうな雰囲気を察して無念だがノーシャッターで通過。



山田峠の分水嶺付近で数枚撮影し本日の宿である草津温泉の高松に向かうことにした。
雪の回廊付近での撮影は天気のコンディションの良いこの日に撮りたかったが譲り合いの精神で明日の早朝リベンジすることにした。








草津志賀高原道路冬季閉鎖解除日の週末は恒例のツーリングオフ。前のりメンバーと焼肉屋で会食した後、早目に床についた。

2日目につづく