オリンピックも始まってみれば日本選手の活躍が気になる一方、繰り返されるコロナの猛威も恐るべし!
お盆休み直前、どうなってしまうのでしょうか!?
さて相手方の段取りの悪さによって中途半端に撤退を強いられた青森県弘前市の現場(ブログ→■)。 あれから2ヵ月、ようやく環境が整ったということで改めて最終引き渡しのため再訪。
▲不要不急の越境は控えましょう
東京ではオリンピックの開会式当日、さらに4連休でもあり高速道路の渋滞が心配…
知人から「フェリーのほうがラク♪」と聞き、今回は大分県臼杵市から海を渡り四国を経由するルート。 片道14,190円(6m超)のフェリー代がかかりますが、走行距離分の燃料代と疲労感を差し引きすれば、
2時間ちょっとの船旅はお得といえるかもしれません!
30年ぶりの四国上陸! 中学1年だったか、鉄友H君と汽車旅したっけなぁ~
午後8時前、時間帯にもよるのでしょうが八幡浜は湿度はなく海風が心地よい♪
「そうだ!せっかく来たし、このまま道後温泉に行こう!」 ホームページを見ると『元気に営業中』、23時まで営業しているとのこと。
この日は特別大きな月を眺めながら国道56号を松山へ。
午後10時半道後温泉。 まだコロナ5波が騒がれる前の連休、温泉周辺はたくさんの観光客で賑わっていました。
「眠らない街」、そんな印象。
「さぁ入浴!」と思ったら「すでに整理券配布終了で入れません」と衝撃的なヒトコト(涙
疲れが吹き飛ぶどころか疲れが倍増した道後温泉の夜…
仮眠をとりながら四国を横断、早朝淡路島、兵庫、大阪、三重そして愛知。 愛知に住む息子と1時間だけ合流して「コメダ珈琲」でモーニング。
いよいよここから渋滞回避行動!
中央道で長野県に抜け上信越道、都内の渋滞を心配しましたが長野県も負けずと混雑(汗
圏央道を経て東北自動車道へ。
幸い渋滞には合うことなく夏景色の栃木・福島。 色濃く田に根を張る若稲が、夏風を清々しく受け止めていました。
長時間走り続けた高速を降り山形県米沢方面へ。
国道13号の勾配を刻みながら30分、ナビに導かれ離合困難な山道を10分。
そして学生時代から訪ねてみたいと夢見た『奥羽本線峠駅』!
雪深い秘境駅には”スノーシェッド”と呼ばれる屋根に覆われているのが特徴!
そうそう夢にまで見たこの景色!(涙涙涙
さらに峠駅で欠かすことのできないスポットと言えば『峠の力餅』! こんなに山深い小さなお店、経営は成り立っているのかと感じるのは大きなお世話?
餅皮に甘さ控えめのこしあんがたっぷり♪ ぷにゅっとした食感がたまらなくおいしい!(また食べたいッ)
夢かなってオジサンは大満足!
おーっ!チカラ湧いてきた!
行程2日目も車中泊で乗り切り、翌朝44時間かかって青森へ!
前回春爛漫の景色と違って、カラリと清々しい風が気持ち良く吹いていました。
前回ソロキャンパーばかりだったこのキャンプ場ですが、夏休みということで家族連れが目立ちます。
さすがに運転席を倒しただけの車中泊では熟睡はできなかったなかったので、やっと横になれました♪
蚊の襲来に合うことなく、これほど快適な環境でキャンプをしたことはありません!
キャンプ場から数分、JR陸奥森田駅そばに温泉があると聞き行ってみました。
祖父母の家に帰ってきたような地元密着の『森田温泉』、これがまた実に安らぐ温泉でサイコーでした!
おススメです!
2日間にわたる業務は無事に完了!ホッとしたのもつかの間、東北地方めがけて台風8号が迫ってくるというではありませんか!(汗
早めに帰り支度をし、わずか2泊で青森を経つことに… でもせっかく北の果てまで来たのだから遠回りして帰りましょう♪
前回は津軽半島を制覇したので、今回は下北半島がターゲット!
「大湊線100周年」を2ヶ月後に控えるJR大湊線の終着駅大湊駅。 駅周辺には歴史的スポットや坂道、海上自衛隊など散策するにはもってこいの街並みが広がっていました♪
下北半島を囲むように走る国道338号、北国の海岸線を楽しみながら「本州最北端の地」へ。
遠く海の向こうには北海道の島影… とうとうここまで来たんだなぁという、なんとも言えない旅情が胸に込み上げてきました。
それまで差していた真夏の日差し、台風が持ち込んだ鉛色の雲で隠れてしまいました。
無事に南下できるやろうか…
続いてこれまた子供のころから「行ってみたい!」と夢見た憧れの場所へ!
子供のころ誰もが通ったであろう(?)怖いもの見たさのオカルト興味… 当時愛読した『わたしの怪奇ミステリー体験(ブログ→■)』で取り上げられていた『霊場恐山』!
広大な盆地状の土地に現れた厳粛な佇まいの寺院。 あたり一面、硫黄の匂いが漂っていました。
入場料500円を納め門をくぐり順路に沿って参拝。 もし日差しがあったなら、暑くて散策する気にならなかったことでしょう…
例えるなら「地獄と極楽のテーマパーク」!? 火山の噴口を地獄に見立てて、その場所場所にテーマを掲げた信仰のスポットになっています。
普段味わうことのない怪奇で不気味な重苦しい空気を感をじました。
かと思えば、自然のものとは思えない白い砂浜が広がっていて、そのギャップが一層不気味(汗
あのころ読んだ本に書かれていた「イタコ」の姿はありませんでした…
でもここに来れば、天からの声を聞くことができそうな非日常が漂っています。
散策が終わり再びスタート地点。 その脇に、自由に利用できる温泉があります。
硫黄成分がたっぷり溶け込んだ黄色味がかったお湯はぬるめ。 生死のはざまを散策したあと、静かに湯に浸かって現実の世界に引き返すことにしましょう!
午後5時、再び高速道路に乗って宮崎へ!
東北地方のすぐ太平洋上まで接近してきた台風を避け日本海側を南進するルート。
睡魔と疲労とで、体がこわばるくらいヘットヘト~
2等客室に居場所を確保したとたん強い睡魔に襲われzzz…
さすがに平日の深夜、乗り込む客も車両も往路の1/4以下でした。
午前5時15分臼杵港到着、すでに白み始めた空が眩しく感じました。 スッキリとはいかないものの運転席で寝るよりはマシで若干ながら体力回復!
ここから残り150キロのラストスパート!
やっぱり九州は蒸し暑い(汗
再び見えないコロナの脅威、すぐ身近なところまで迫ってきてるのかもしれません。
皆さんもどうぞご自愛ください。