MAZDA FAN FESTA 2023 at FUJI SPEEDWAYに一家で参加してきました。
コロナ禍の影響で実に5年ぶりに富士での開催となったマツダファンイベントですが、
前回 息子くんはNAロードスターのペダルカーを漕いで会場内を走っていたくらい小さかったけれども、今ではもう乗れないほど成長してしまったから、いかにこの間が長かったかわかります。
今回も運良くパレードランのチケットが無事ゲットできたのと同時に、いつものMメカからもディーラー配布の特別入場チケット居る? と連絡が来てありがたく頂戴できたおかげで、開催までにスムーズに準備が出来たのは有り難かったです。
驚いたことに開催数日前には入場チケット完売という過去にはない大盛況っぷりで、その盛り上がりは回を重ねる事にファンが増えて行っている証なんだと思います。
イベント当日は朝6時に自宅を出て新東名の秦野まで行って、そこからは下道のR246経由で7時30分頃には現地入りしました。自宅から富士スピードウェイまではそれほど遠くはないけれど、早く行かなければならなかった理由は、2枠目のパレードランの集合時間が8時30分とやたら早朝だったから。
ところが会場内に入ると例年になく駐車場を探す多くのクルマが右往左往状態で、パレードラン参加者もその渋滞に巻き込まれる形に。。。
混乱の原因にはイベントの規模に対して誘導スタッフの数が大幅に足りていないことに加えて、どの誘導スタッフもトラメガ(拡声器)すら持っておらず、案内がスムーズに行われていなかったことも起因していたのかと。
長年ロードスターイベントである清里MTGのスタッフとして携わっていると、他のイベントの様子も見えてくる部分があります。たった100台規模のイベントですらやっていることが出来てないようではスムーズにはいかんよね…と思うのでありました。
少なくともパレードラン参加車やコース内側に入る車両は従来通り西ゲートから入れたら、これほどの混乱には巻き込まれることはなかったはず。来年以降は変更してほしいところです。
会場内には余裕を持って着いていたはずが結局Cパドックに入るまでに1時間近く待たされることになり、パレードランが始まる30分を切るギリギリの頃になってようやく指定場所にたどり着きました。
ユーノス500は2枠目のパレードランに割り当てられ、CXシリーズとその他の車両が走る異種混合枠でした。たまたまユーノスコスモの参加者の方がいたので、せっかくですからユーノス同士ということで、お隣に止めさせてもらいました。
そんなタイミングで着いたものですから結局ブリーフィングすら間に合わず、落ち着く間もなくバタバタな状況のままパレードランに突入しました。
このごろすっかりプレステのドライビングシミュレーター“グランツーリスモ”にハマっている息子くんだったので、パレードランの時だけはよく見えるように助手席に乗せて実際のコースを体感させてみました。
ところが今回は周回数が少なく、ちょっと消化不良気味。。。
他のイベントスケジュールがギチギチに詰まっていたり、パレードランも追加募集して台数が増えた影響かもしれないけれど、正味1週半程度はちょっと物足りなく感じました。あともう1周はさせてほしかった!
パレードランが終わったけれどノンビリしていられない!!
お次は“MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2023 at FUJI SPEEDWAY”が目前に迫っていたためです。
幸運にも120名の事前抽選に当選していたけれど、問題はその時間。私の予選会の指定時間が9時30分〜45分と決められており、タイミングが悪いことこの上ない!
パレードランが終わってCパドックに戻ってきたのが9時30分過ぎ! よりによって開催場所であるピットビルとCパドックは遠く離れていたためダッシュで行ったってギリギリの距離なのです。この殺人的スケジュールなんとかしてくれ! という思いで必死に走って会場に着いたのが受付時間ギリギリセーフの45分。。。
なんとか間に合ったのも束の間、ロクに説明すら聞けずいきなりの予選。車両がマツダ3のGr.4と知ったのも筐体に座ってからのことで、落ち着く間も無く大汗かいてアワアワしながら走ったって良い結果が出るわけがない(^^;;;
結局ラップタイムは1分50秒すら切れず予選落ち確定のライン…。
結果は見るまでもなく完全に玉砕で終わりました。。。
やっと落ち着いて会場内に目を向けられたのが10時30分過ぎ。少々退屈していた息子くんのガス抜き!? でラジコンで遊ばせたり、大好きな雨宮のFDやらを見学していたけれど9月とは思えない暑さに参ってしまい、一旦ユーノス500が置いてあるCパドックまで戻ってしばし車内で休憩。
午前中のドタバタで車内でグッタリしてたら、せっかく楽しみにしていたマッドマイクのドリフトデモランを見逃すという失態も、、、。色々なコンテンツがあるのは嬉しいけれども、こうも矢継ぎ早にいろいろと重なり続けるというのも考えものです、、、。
しばらく休憩していたら今度はロードスターのERFC清里ミーティングの実行委員長さんと、事務局長さんが会場に一緒にいると連絡が来たので、自分も合流することに。
ここでは11月に開催する清里MTGのイベントの打ち合わせを簡単にしました。ということで今年も開催しますが詳細は近々に発表になるのでお楽しみに。
さて、この間に嫁さんと息子くんは午後のキッズ体験の抽選の応募へ。しかし、どちらも人気が高く午後はたった10名の枠を狙うかなり狭き門だったようで、どちらもハズレ。
マツダのデザイナーさんは何名か知り合いだし、そのうち直に教えてもらえるように話しておくよ! と言ってなだめておいたものの、やはり残念がっておりました。
簡単に打ち合わせが終わったところで息子くんと嫁さんと合流して、ここでやっと787Bなどのレースカーの見学をすることに。例年であれば
MSのNさんと会って雑談をするところなのですが、今年はタイミングが悪くて結局最後まで会えず終い。
マツダ関係者含めていつもお会いしているような方々と会えていなかったり、今年はちょっとすれ違いが多かったのが残念でした。
キッズコンテンツがことごとく外れた息子くんだったので、抽選関係なく参加できたクレーモデラー体験をさせてみることに。現役のモデラーさんが説明してくれたり、手取り足取り教えてくれたり、私も聞きたかったことを直接質問をしてみたりと、思った以上に面白かった!
普段社内でやっている作業を実演をしてくださって、マツダが使用しているクレイ粘土はどの自動車メーカーよりも硬く、盛っては削ってと造形がしやすいよう特注品を使っているとの話でした。
このごろ他社メーカーではこのクレイ自体あまりやらないどころか、コンピュータ内で完結してしまうケースが多いとは聞いているけれど、マツダはあえて実物のクレイモデルにこだわるというところにも脈々と続くマツダデザインの真髄がここにあると感じられました。
この日一番有意義なコンテンツを見れたと思いました。
とにかく今年は気温が高くて暑過ぎ! ここで再びユーノス500へ戻ってしばし車内で休憩。
過去2回のファンイベントのパレードランはAパドックに停められたから移動が少なくて良かったけれど、今年はCパドックだったのでとても遠くて不便でした。。。
また、パレードランは過去2回ともユーノス500は数台が走っていたけれど、今回は私の1台のみ。基本的に現行マツダ車とロータリー車のユーザーが主役のイベントですから、それに比べたらその他の車両は少数派なので仕方がないのかも知れません。
逆に言えばほとんどいない車両の喜びというのも悪くないから、これはこれで良いんですけどね。
車内で休憩していたら、あっという間に787Bなどが走る歴代レーシングカーデモランの時間に。これを言うと怒られてしまうけれど、レース車両のロータリーの爆音がちょっと苦手な私。。。少し離れたくらいがちょうど良い音量なのでアドバンコーナーで見学。
こうして何事もないように元気に走り回っているレーシングマシン達ではありますが、787Bでさえ30年以上は経っているし、ファミリアロータリークーペやRX-3などに至っては50年以上前の車両ですから、こうして今なお元気にサーキットを走っている姿が見られるのはとても素晴らしい事だと思います。
これまた毎度のことなんですが、ベリーサ部の
べりばあさんに終わり間際になってやっとお会いできました。
前回も散々探したらグランドスタンド側だったってオチだったので、今回こそはとそちら行ってみたら居ない。。。
そのことを
何してる?で呟いてみたら、今回来られなかったけど、ひ らさんが速攻で教えてくださってようやく場所が判明! まさかの駐車位置がAパドック内だったことに初めて気づく。ほんと灯台下暗しでした。。。 ひ らさんありがとうございました。
ようやくお会い出来たけれども、パレードランギリギリの時間に行ってしまったので、バタバタさせてしまってすみませんでした。息子くんにベリ人形抱っこさせてもらって記念撮影させてくれた上に、お土産までいただいてしまって恐縮でした。
帰り際に最後のパレードランに向かうコスモスポーツを見送りつつ…
さらにはベリーサ部の☆おーじ★さん(ギリギリ過ぎてご挨拶できなくてすみません)と、ベリばあさんのコースインを見送ってから会場を後にしました。
連休真っ最中だから帰りの東名やR246の渋滞が案の定ひどく、いつものように足柄峠を抜けて小田厚経由を走ったおかげか2時間半程度で地元まで戻って来られました。混雑を考えればマズマズでしょう。
そこから食事をして自宅に戻ったら23時過ぎ。部屋に戻ったら1日ほったらかしで出かけていたのが気に食わなかったのか? とっても機嫌が悪かった飼い猫に右腕を派手に噛まれ、帰って早々に大流血の惨状に…(-"-;)
1日の心地よい疲れと痛みに耐えながらの就寝となりました…。