
今日はJALマイルで上京していました。JALといえば経営再建中です。国土交通大臣が同社にあれこれ注文をつけて悪い印象が先行してしまい、株価は下落して崖っぷちになっている状態です。
私は以前はクラスJのお値打ち感からJAL派でしたが、こちらではSuicaが使えないのでEdyが使えるANA派に鞍替えしており、JALに久しぶりに乗りました。冒頭の機内アナウンスで「このたびは皆様に大変ご心配をおかけし・・・」との話が入り、「一丸となって再建に取り組んでまいります」と結んでいました。たまたまかもしれませんが、客室乗務員さん、こんなにニコニコしてたかいな?というくらいの接客をして、信頼回復に向け必死に取り組んでおられるのであろうと思いました。
大臣はJALを潰したいのか、再建させたいのか、どっちでしょうか。再建するには再建計画を大臣が望むようなものにすることは勿論重要でしょうが、乗客である一般市民を向いていないのではないかと思えてなりません。JALが収入を増やすためには単価の高いお客を集めなければならないのです。最近は知りませんが、私が海外駐在していた頃はJALは航空券が高いから乗らない・乗れない状態でした。こんだけ「JALはダメだ」みたいなことを毎日ニュースで繰り返していたら、JALに乗るのは止めようと考える客が出てもおかしくありませんか?
地方の旧国鉄のローカル線が廃止になり、第三セクター化して継続運行しているところは地元の人が鉄道を残そうと色々な知恵を絞って乗客を増やそうと努力をされています。それとJALが同じレベルだとは言いませんが、少なくとももっとJALに乗ろう!飛行機に乗ろう!と思わせるような政策はできないものでしょうか。
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2009/10/27 22:23:52