シロートだから出来るロールバー取り付け。続編。
前回までは車両に仮組みして取り付けの為の穴あけまでやりました。
実際に組む段階になって組んだ後でロールバーパッド巻くのはムリ!と思いパッドを注文してました。しかしすぐには届かなく、またその作業と付帯作業にも時間かかった為、間が開いてしまった訳です。
付帯作業その①
運転席足元フロアーはマットを敷いてましたがフロアーの塗装が剥げてしまってた為、シートが付いていないうちにテキト~に塗装しました。
テキト~とは言ってもそのまま塗るだけでは塗装の剥げてる部分と残ってる部分で段差が出来てしまうので塗っては砥いで・・・を何回か繰り返し・・・
再びマットを敷いてもまたそのうち塗装が擦れて剥げてしまうのは目に見えてます・・・
なので今回は付帯作業その②フットプレートを取り付けました。
なかなかイイ感じなので助手席側も同じ感じにしようかな。。。そのうち。
ロールバーパッドが届きました。今回選んだのはクスコのワンタッチ・ロールバーパッドという商品。
最初から切れ目が入ってるので取り付けが楽かな?と思ったんですが。。。(-_-)
届いたの見たら・・・ただのゴム板ロール?って感じ。。。
それとアセテートテープ、同社の瞬間接着剤を用意。
実はロールバーパッドを実際に巻くのは初めてです。
後で脱着が大変なメインフープにまずはパッドを巻いて行きます。実際にパッドをあてがって必要な長さに切ります。
そして頂点の真ん中から作業開始。
何か・・・ホントにただのゴム板をパイプ状に丸めて包んで行く感じ。切れ目の内側には凸凹のスリットがあり、その部分を引っかけて接着していくのですがコレが分かりずらい。もう既に困難な作業の予感が・・・(^_^;)
問題はこういう出っ張り。ギリギリまで寄せてからカットします。
あ。。。もう失敗した(T_T)円弧の内側に合わせてフツーにカットしたつもりが・・・外周は距離が長くなる訳ですから・・・ご覧の通り隙間が~。。。あ~あ。
いや、これはムズい。。。てか、このロールバーパッド、ボクの知ってる発泡ウレタン?のような材質では無く何か収縮性に乏しい気がする。それとパイプ状に丸めた状態で内側にすぼむ力が無いのでフィッティングが。。。??
いや~、難しいなぁコレは。フツーのパッドに切れ目を入れたほうがやり易いかも。
仕方ないのでパッドは一番曲がりのきつい所を境に3分割にします。今まで付けてきたロールバーは全て最初からパッド巻くのもプロに頼んでたので・・・
やっぱ思った通りキレイに巻くのは難しい。
ピラー留め部分。瞬間接着剤と言ってもそこまで瞬間接着しないので?少しずつ接着してはテープで留めていきます。
そもそも一番難易度の高いメインフープから作業開始したのが間違いカモ。(ーー;)
今までの作業を振り返ってボクが間違いなく言えるのは・・・ロールバーは新品を買う!
パッド巻きはプロに頼む!
・・・・のが無難です。
繫ぎ目にアセテートテープを貼って・・・失敗した部分もあるけど何とか形になりました。
次はCピラー部分のパッド巻き。メインフープから比べると随分とラクです。
斜交バー、サイドバーはいつでも外して作業出来るので今回はパスします。
ほぼ真直ぐなのでフツーのパッドを切れ目ナシで被せたほうが良いし。
チカレタ。。。(-_-)
さぁ、いよいよ取り付けです!
パッドを巻いた分、さらにギチギチですよ。プラハンでメインフープを叩きこみます!
あ”・・・天井汚れた!(ーー;)
実は先日の仮組みの時、ちょっと悩んだのがココ。Bピラー留めの部分でピラー留めと内装の内側に写真のボルトのスペーサーやワッシャー類が付く。内装トリムをカットしないかぎり後から入れる事は出来ない。。。
しかしボクの知ってるHKS関西の車作りはすんごいエンジン積んでてもあくまでストリートで使う快適性は損なわない仕様ばかりだった。
そこで作るパーツなら安易に内装をカットしないと付かないモノじゃないのでは?・・・
で・・・暫く悩んで気付いた。
あ!このピラー留め、ボルトで脱着出来るじゃん。
先にこのボルト通しておいてからロールバーに付ければ良いよね。(゜.゜)!!
危なかった。安易に内装切るところでした。(汗)

運転席側のピラー留め、完了。シートベルトの表裏も注意が必要です。
助手席側も同様に。
そしていよいよコーキング&本取り付けです!うっしゃ!
素手だと間違いなく手にコーキング剤が付くのでニトリルゴム手は必須。
当て板が付く周辺は掃除&脱脂しておいて・・・装着。ヘラやパーツクリーナー等で余分なコーキングは取り除きます。
6ヶ所全て組んだらロールバー全体を本締めします。
この週はココまでで時間切れ。コーキング乾かさなきゃ、だし。
そして翌週。。。
いよいよ大詰め。一応、タイヤハウス部の当て板はチッピング吹いておきます。
アンカーボルトのカバーを付けて・・・
配線処理します。運転席側のハーネスは純正だとテープで巻いてあるだけなのでコルゲートチューブで保護しておきます。どうも元の位置だとロールバーが来る関係で付けれない。。。
でもこのハーネスの位置も嫌だな。。。
何回もサイドバーを脱着して試行錯誤。
うまくすればロールバーとフットプレートの隙間にハーネス通せそうなんだけど。。。ただ、ハーネスの前後の長さが合わないので、この座席右下のフレームを逃げるガイド部分を一度バラします。テープでぐるぐる巻いてあるだけです。
コイツを元のハーネス位置より後ろにずらして前側のハーネスのゆとりを作り出します。
何とかハーネスをロールバーとフットプレートの隙間にセッティング出来ました。手で持ってるのはスピーカーのケーブル。さすがにこれまでは隙間に収まらない。
足元の内装を切れば収まるケド、今度はペダル操作してる足と干渉するかも。
ま~コイツはサイドバーの上からでイイか。。。
足元の内装のロールバーと干渉する部分もカットします。
配線と内装処理が終わりました。久々にシートを付けます!
ふ~。やっと。やっと終わりましたよ。
外は雨。。。明日、テスト出来るかな?
雨の日はその車の本来の動きがオーバーに出るのでテストにはイイかも知れんけどガレージに入ってる車をわざわざ雨で汚したくないなぁ。。。
翌日、雨は止んでたのでテストに出かけました。極力、プラシーボ効果を無くすよう自分に言い聞かせてまずは給油しに近くのスタンドへ。で、このスタンド入る時に路面とのちょっとした段差があり、ココですぐに体感しました。あ。明らかに(ボディが)固くなってる!
ハーネスと足の干渉も問題ナシ。よしよし。
山を登ってくとウエットだったので、ボディが硬くなった分難しくなるかもと危惧しましたがタイヤの熱が入って来ると問題無いですね。昔話ですが今は亡きR32初号機でアクリルガラスにしたらボディ剛性落ちちゃったんですよ。リアガラスが原因と思いますが接着で付いてるガラスでもボディ剛性に関係してる事をその時感じました。そんで今度は10点式のロールバー組んだら後ろが硬くなってウエットでの滑り出しが急になってしまったんですよね。。。まぁ、同じ足のセッティングでの話しですが。。。
結果としましては、路面のちょっとした段差やゼブラでシェイクされる感じがだいぶ少なくなりました。硬いけど不快じゃない。18・・いや、コーキングとか合わせたら多分20Kg位重量増になってる筈なんで良くなってもらわなきゃ困りますがね。
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スカイライン | 日記
Posted at
2025/05/25 22:43:04