機微を味わえ。

白いコーラである。


「だからどうした」と、ペンペン草も生えない一言で一蹴してしまう若者よ、
「はあイミあんの？」とまるで冷めた目のヤングメンよ、
そこは敢えて『期間限定』の文言に踊るのも一興であることを理解せよ。
些細な事にも目を向け、人生の機微を堪能せよ。
錆び付いたマシンガンで明日を撃ち抜こう。
即ち待てば海路のホッカイローデッカイロー、であり、
今回は韻を踏みつつ間違っており、新鮮。
うむ。白い。
栓を開けてみれば、爽やかなるかほり。

ひと口してみる。
ほお、
思いの外、コーラである。
甘さもスキ～リしておる。
舌に残るやうな甘ったるさは無い。
かと言い、サイダーほどドライでもない。
コーラの余韻は残しつつ、結構飲み易い甘さである。
言うなれば、ペプシコーラ　スーパーライト。
決してマイルドセブンでは無い。


若く可愛い女の子が持つに似合うビジュアル。
白いダッフルコートに茶のブーツそして、
アイボリーのニットキャップ被った桐谷美鈴辺りに持たせて街を歩き遊んで、
その後ホテルへしけこみ、
いんぐりもんぐりしたいものである。

若しくは、
いんぐりもんぐりのみでも、やぶさかでない。うむ。